Love Shy Man & Power Girl

 今日は午後から現代風俗研究会にお邪魔することを決めてあった。女子大関係者のあわやのぶこ氏が、『シャイマンシンドローム』について発表されることに決まっていたからだ。大久保のはやし家でひさびさにつけ麺を喰い、でもってタクって日本女子大へ。早稲田と単位互換をしているためだろうか、男子学生がたくさん目についた。○○年館と建物をうろおぼえしておりますたら、○○年館がめっさたくさんある。動揺してキャンパス内をうろうろうろうろした。あまり変な眼で見られなくてよかったけど、けっきょくヘルプの電話をかけて、会場へ。
 お話はなかなか面白かった。修練→就職→結婚という日本のシステムが高倉健なしゃいまんを積極的な意味を持つものとして規律訓練し、アメリカのデートシステムがまっちょめんを規律訓練しみたいな話と、シャイマン文化の可能性みたいな話はめっさ面白かった。『電車男』のスマッシュヒットで、あわやさんには追い風だろう。私的には『電車男』は、なんだ「幸せの黄色いハンカチ」かよと、祭りをするほどのことか、数ページで書いたピート・ハミル萌えと、見るのをやめちゃった関係で、あまり論じたくないのではあるが、やはりものすげぇ売れ方だ。今日もひとしきり話題になった。
 現代風俗研究会は、鶴見俊輔桑原武夫といった、京都学派と深い関わりを持ち、在野の精神が根底にある。で、出席者は研究者だけではなく、いろいろな人がいて、話がとても刺激的だった。私はもちろん会員ではなく、最初の出席。先輩の市川孝一氏が会員で、聞きに行くことになった次第。市川氏がいらっしゃるということで、アフターもご一緒した。*1目白通り沿いの魚屋さんがやっているとかゆう料理屋さんに席がとってあり、そこで食事をした。美味しい!!そして安い。また行きたいと思った。なんかあったらここをセットしようと思い、店のカードをいただいて帰った。
 まだ時間が早く、吉祥寺の新星堂へ。で、この前買わなかった女性ボーカルを集めたコンピレーションの『Power Girl』を購入。「癒されるだけではもの足りない」とかゆうコピーがなかなか面白く、シャイマンシンドロームのあとだからねと、わけわかめな理由づけで、節約の心を蹴っ飛ばした。それともう一つ、ザ・バックホーンの新譜『コバルトブルー』を購入。初回限定ビデオ付き。ジャケ裏の写真、ボーカルのシャウトがいいですなあと思い、かつ試聴して買った。『鮪』もよほど買おうかと思ったが、これって寿司食いねぇじゃないかって思いやめた。最近精神も老化しているのだろうか。
 で、『Power Girl』だけど、リンドバーク「今すぐKiss Me」。なつかしい。初っぱなこれで、元気のいい女性ボーカルが目に浮かぶよう。私より10歳若い人はもう萌え萌えだろう。ジッタリンジン「プレゼント」。イカ天途中でダメポだったけど、スタイリイッシュにポップ。さすがに今なお新鮮でないかもしれないが、(・∀・)イイ!!。ゴーバンズ「あいにきてI NEED YOU」。せめて「サマンサ」と思ったけど、しょうがないだろうね。プリプリが「ダイヤモンド」っていうのは納得だが、野宮真貴は「ツィッギー・ツィッギー」になるのか?と思うも、まあ野宮のイメージを一番よく表しているのかなと一応得心。極私的には「メッセージソング」萌えだけど。しかし、Betty Blue「夢みる頃すぎて」が入っていた。極めて個人的事情で禿げしく萌え。はっきし言ってこれがあったから買った。浜田麻里「Heart and Soul」。まあこのラインナップだとそうだろうかなぁ。小泉今日子も「学園天国」だし。なつかしいのは「Fade out」と「東の島にブタがいたVOL.2」かな。レベッカ「フレンズ」。岡大にレベッカ嫌いがいましたねぇ。「Nokko と土橋以外撃ち込みだろ」って気合いで言ったのには笑い転げたけどな。アンルイスが「Woman」でシメ。 このコンセプトだと、東京少年が「Shy Shy Japanese」になるんだね。研究会を思い出しつつ聴く。私は「レンガの学校」が入っているアルバムが一番好きだけどね。とまあ、岡山大学時代のなつかしい曲たちを堪能しますた。

*1:私は酒を飲まないので、よほどのことがないと、アフターはばいちゃなのである。