洋食屋

 今日は社会学概論で1限から。いつも四時間睡眠になってしまう。でもけっこう概論の授業は反応がいいので、充実した時間が過ごせる。で、2年ゼミもけっこうみんなやる気満々だから、爽快。そして4年ゼミもけっこう最近卒論が面白くなって来た人が増えてきて、そこそこイイカンジになってきている。そのあと、阿佐ヶ谷で友人と会って、またまた富士ランチでメシを喰ってしまった。そのあと帰り、科研の申請書を推敲して、プリントアウトし、明日の短大の授業のプリントをつくって、プールに行って帰るといういつもの日常。
 なんで富士ランチに行くのかというと、けっこう私の「洋食」の条件を満たしているからだ。まずフライのころもがバリバリしてこおばしいこと。できれば、ころもにスパイスみたいなのが入っていて、フライって香りがすること。富士ランチは香りはしないが、こおばしい。ハンバーグにスパイスが入っていて、ハンバーグ!ッテ香りがすること。これも富士ランチは微妙。じゃあなにがいいのかというと、添えてあるのが、にんじんとインゲンのグラッセとかじゃなくて、キャベツの千切りと、スパゲッティをケチャップでいためたのであること。それから別注すればポテサラも喰えること。スープとかじゃなくみそ汁を出すこと。
 最初は店構えとフライのバリバリとこの添えてあるものがよくて逝っていた。そのうちみんなポークソテイとか生姜焼きをよく食べているので、食べてみたら、めちゃめちゃ豚肉の仕入れがいい。豚臭くないし、新鮮で、肉汁がタップリ。馬路美味い。こういう店が吉祥寺にもあるといいのだが、出会わない。ガイドブックとか立ち読みしても出てない。ネットでもヒットしない。伊勢丹の地下は?と言われて行って、美味かったけど、ちょっとニュアンスが違うの。もう少しださい見せ。たぶん三鷹とかのほうにありそうなんだけどね。
 銀座の洋食は高すぎるのであまり行ったことがない。行くのは横浜の実家の近く。よそから修行に来るという評判なのは、洋食キムラ。子ども連れお断りのけっこう敷居の高い店。洋食だけど、ワインも飲めるみたいなカンジ。美味くて安いけどちょっと趣味じゃない。「登録商標米国風洋食」っていうのが、センターグリル。ものすごく量が多いのでぶっ飛ぶ店だった。ケチャップ炒めのスパゲティーは、もうてんこ盛り。しかもケチャップタップリだから、ぜんぶ食べるのは難しかった。ランチもハンバーグとフライてんこ盛りだった。とろとろオムレツをわった例のオムライスでテレビに紹介されてから、若干量が減った気がする。まあしかし、昭和30年頃みたいな店構えは、富士ランチと一緒。センターグリルがちょっとはいから。福富町の歓楽街のど真ん中には、イタリアーノというのがあって、ランチがものすごく安くて美味い。黄金町のちょんの間街と福富町のソープ街の間にあるのがミツワグリル。ここにトルコライスというのがある。ピラフに豚カツがのっているんだけど、私がガキの頃は、豚が蒸し風呂にはいっているイラストが看板にあった。たぶんそういうネーミングだと思うけど、今は違う理屈になっているみたい。*1
 岡山時代は、夏休み頃このブログに書いたオリアン以外に、県庁近くのチャイムという店と、大学の近くの茂登という店と、インデイラという店によく行った。どれもかなりマイツボだった。チャイムのご主人は昔神戸のホテルのシェフだったらしい。*2インデイラにある「えびめし」というのは、ドミカツ丼とともに、全国どこにもない食い物だと思う。*3えびめし」というのは、エビの入ったピラフみたいなもんなんだけど、これが真っ黒なの。ソースみたいなので炒めているのね。けっこう美味しいッすよ。今は、「えびめしや」というのが、岡大の近くにあるらしい。
 とまあ、愚にも付かない話しを書くなら、書かない方がいいのかもしれないけど、いちおうウプしますた。

*1:ソープは昔トルコといい、トルコ人青年の怒りの声でなまえがかわった。

*2:もちろん私は店屋では話さないので、誰からか聞いた話。

*3:ドミカツ丼については、Exitさんという人が、コアなカツ丼サイトを続けている。