お台場明石城1st Gig 後始末?

 さあて、使い込み小須田の番組と村上真理子の気持ちコケットな毒毒でも見るかと、テレビをつけて、チャンネルをフジに。浜辺の貧乏くさい佐々木恭子から、宇宙戦艦ヤマトというシュールな展開は、わけわかめな入りのパターンになっていることにようやく気づく。アテクシもヤマトを口ずさみつつ、なんでヤマトやねん!!と視聴者ノリツッコミ。最近のちょっぴりお笑いブームにおいて、ピン芸人とノリツッコミは、かつての「お約束」とかに匹敵するような、−−ヲタっぽく言えば−−「マストな言葉」になってきているような気がする。まあライブに行っているような椰子らに話をきくと、もっともっといろいろわかるんだろうと思うけど、まあとりあえずはいいかなぁって。
 それはともかくさんまちゃんの番組だけど、今日は村上真理子さんはおらず、かわりにドラマ制作センター副部長栗原美和子椅子に座って登場。物腰は柔らかいし、さんまちゃんのおまえは昔ワンレンボデコンのADでと、きつくつっこむのに対しても、村上とはことなり、ふんわり応対するも、有無を言わさぬ押しの強さを感じる。でもって、これまでのアクの強いスタッフとはひと味違う、影の薄い、英国ポップバンドのサイドギター風の三浦淳降臨。「病弱」というキャッチフレーズが泣けます。エエエエエと思ったら、1st Gigで審査に通っていたものの放映。残務処理っつーことみたい。だったら、小須田飛ばしても問題なかったやんけとツッコミいれた視聴者は多いであろう。
 でもって、番組は「明石家さんまのリクエストナンバー」。さんまちゃんが起点となり、リクエスト曲を出して、それを歌っていたミュージシャンが登場。でもって、それがまたリクエスト・・・というリレー方式。来ない場合はさんまちゃんが歌うというのがポイントみたいだった。さんまちゃんミュージックフェア仕様の落ち着いたセットで登場。音楽は、なんか昔ラジオ関東の「夜の味」とかムーディーエロティック番組で流れていたようなしっとりした大人の音楽、とそこへ佐々木アナ「こっちへどうぞ」って、そこは四畳半アパート、ドリフ〜小松のおやびんコント仕様の貧乏くさいセット。さんまちゃん「なんでやねん!!」。
 でまあ、さんまちゃんのリクエストはKiroroの「長い間」。さんまちゃんいきなり「長い間待たせてごめんね♪」と歌い出す。もうノリノリ。来てもノリノリ、来なくても自分が歌えるからノリノリってことね。ぼくらよく、「失恋カラオケパーティ」やるんですよって、そういうのどこでもやってるのねと、あらためて感心。最近はやってないけど、東京に来たばかりのころ、ゼミの連中がよくやっていた。慰めると言うよりは、いたぶるカンジだったよ。傷口に辛子を擦り込むような選曲してたし。笑ったけどね。まあともかく、くるかと思ったら、やっぱきた。Kiroro。ひとしきり曲のエピソードなんかを語る。これって、友達の結婚について作った曲らしい。ウエディングソング。さんまちゃん「じゃあ、結婚式でも歌ったんだ!」。Kiroro「呼ばれなかった」。ガチョ〜〜ンとオチ。Kiroro歌うと、さんまちゃんも合唱。うううう。ぜいたくな番組だ。
 Kiroroのリクエストは、沢田知可子「会いたい」。きてますかねぇ。佐々木「もし来てないと、さんまさんがうたうことに」。Kiroroひきつる。で、沢田黒いステージドレスで登場。逸話紹介。沢田は、自分の体験と重なった。頑張れと励ましてくれた先輩が氏んだ。曲もらったとき同じなんでビックリ。さんまちゃん「きもちわる!!」。まあ、歌詞をファックスで送ってきたというのは、心霊ファックスみたいで、かなり怖いものがあるのは事実だけど。で、沢田のリクエストは、曲にちなむ財津@チューリップ「サボテンの花」。さんまちゃん、ウキウキワクワクしながら、紹介のBGMが流れるともう口ずさんでいる。「絶対来てないよ。こんな時間に財津さんがオッケーするわけないやないか」と、少しだけ心配そうに言う。で、さんまちゃんうれしそうに熱唱。
 「チョー気持ちエー」「来週からディレクター同士の企画書無視して歌いまくる」ともうにわか北島康介状態。水口クン「さんまさんは歌いたい人なんだ」。わら。で、CMの入りで「あなたの家のテレビから明石家さんまの歌が流れている(笑)」のテロップ。(笑)には腹抱えて笑いますた。湊さん「入れ物がゴージャスなら・・・」。さんまちゃん「あれはあれでえーんや」となかなかのご執心。元ワンレンAD副部長「泣きそうになっちゃった。聴いているさんまさんかっこいい」。「さんまさんかっこいいです」。「練習して下さい。でも歌が上手くなくても本気で歌うとかっこいい」。自然にしゃあしゃあ言うところが、村上では足下にもおよばぬ大人なてわざかな。栗原(・∀・)イイ!!。さんまちゃん「おまえまたオレでドラマ企画しとるなぁ」。激藁。。「オレはかっこいいという言葉が好きなんや、ひょっとしたら面白いより好きかもしれへん」。きつねとタヌキぢゃんかよ。おいおい。
 ゴールデンかどうか。栗原「深夜がいいと思います。深夜に女の子見たらチャンネル変えないと思う」と、なかなかしっとりした声で対応。さんまちゃん「どうや」と三浦淳にふると、なんと三浦「深夜がいいです」。一同核爆。さすが、病弱影が薄い男。でもいい番組だと思う。さんまちゃんと同世代だから、リクエストの連鎖は似ていると思うし、けっこう萌え萌えな時間を過ごすことができると思う。他の世代は知らないけどね。