ワールドダウンタウン黙示録

 やはり終わってしまったワールドダウンタウン。事情通のかたによると、香港ではダウンタウン抜きで続くなどいろいろな噂があるけど、どうなんだろうか。ウンボコマンボコという面白いキャラが出てきて、報道ネタ的にかなりグレードアップしたものを最後にもってきてあって、しかもシーユーなんてジルも言っていたし、なんとなく予言的であったが、火曜深夜の演技者の前は、「考える人」とかゆうシリーズになっている。これって、いわゆる一つの「お厚いのが好き」とか、「カノッサの屈辱」とかそういう路線なのかね。げんぴさんに録画してもらったビデオを何度も見たが、何度見ても笑えるのが不思議。特になんてことないし、はっきり言ってメチャメチャ下品なんだけど、面白いんだよね。
 最初のうちは、「ハマタ」「ハマダや」「ハマタたの仲間、マツモト」というパターンくらいで大人しいものだった。ともかく見る方もわけわかめで、ダウンタウンがへんなガイジンにいじられまくり、つっこまれまくるみたいな意味づけがなされていたと思う。ただそのころから、報道ネタはどーでもよく、人外のべしゃりは徹底したワンパターンで、吹き替えと、ジルのモーションと、ダウンタウンの間合いで笑わせるというパターンは確立していた。要するに、そのあといろいろ変化したけど、それはエクセレントが、エレクト、エクエクエクレア、カチンコチンエレクトみたいに変化したようなもので、大差はないのかもしれない。
 しかしまあ番組の進行とともに、新しいパターンも確立していった。ナタリアのシモネタ、それをはたくハマタ、歌手のマッキーと局アナのマッキーでいじられるマツモト、隠しキャラみたいなネタ(熱湯芸人や放映後のシャラッと一言)、ジョージとシンディ、ジル・ベッソンの「じゃボクがやろう」の気合い、ジルとジョージのコント、駄洒落、ノリツッコミ、日本人の吹き替え、プライベートネタ(松本たちの同級生や研修所)などなど。まあしかし、基本はいっしょなわけであるな。レポーターとしては、ガビシャンのちそこ、豚ネタ、ウィラポンのタン吐きとバカ笑い、あとチャーリーズカマエンジャルス。そんなもんしか思い出さない。一夏のひとさかりだったなぁ。
 馬路このまま終わっちゃうのでしょうか。たかが視聴率数パーセントなんだろうし、終わっちゃってもぜんぜん不思議ではないわけだよね。でもさ、やっぱジル・ベッソンは半端じゃなく面白かったと思うぞ。吹き替えコミで、いろんなものに出ればいいのにね。そのパターンは、マッスルがいるから、けっしてオリジナルではないのだが。で、期待したいのは、明石城の方は続くみたいだから、そっちの方でジル・ベッソン出すとかして欲しい。あるいはまた、なんちゃらホールでもいいよ。一番ムカツクのは香港ケイゾクバージョンをBSフジとかでやるパターン。これは困る。ただまあそれでも、DVD出してくれるなら、私はDVDの再生マシン買うけどな。
 とまあ、ワールドダウンタウンのない火曜日なわけだけど、フジではなくモンスター見てます。明石城、WDT、ロバートホール、志村、たけちゃんと、深夜にずーっとテレビ、しかも一つの放送局を見ていたのは久しぶりだ。またテレビみなくなるかな。そんないろんなものみたければ、地上波じゃないの見れるようにすればいいのだが、実はうちはBSで大リーグも見られないのだ。しばらくはビデオを見ますかな。24のⅢもそろそろでるだろうし。