すきやのギャル人気の秘密−−付:短大の講義も始まる

 朝一で起きて、短大の授業に向かった。楽しみは明大前のなか卯で親子どんぶりを食べることだ。人形町だかの名店ほどのことはないのだろうが、けっこう美味しいし、ミニうどんとの相性も抜群だ。ちなみにアテクシはなか卯で、牛丼を食べたことはない。
 ところで、渋谷のギャルにアンケートで聞いた結果というのをラジオでやっていた。一位はもちろんというか、なんというか吉牛なわけだけど、二位はまつやとかじゃなくて、すき屋らしいのね。アテクシもあそこ好きなんだけど、理由は豚汁などの充実なわけで、けっしてポピュラーじゃないし、松屋とかの方がメニューも多いだろ、なんでだろうと思っていたら、キーワードは「自分スタンダード」だという。エェェェ(´Д`)ェェェェエ すき屋に行ってもそんなアイテムないではないか?ホワイ?特別に出してもらうの?どうするの?ってかんじでしょ。なんだと思います?答えはぶっ飛びなんです。つまり、あそこはサラダのドレッシングがたくさんおいてあるらしいんですね。これを、片っ端からぶっかけて、混ぜ混ぜする。もちろんサラダにじゃなく牛丼にぶっかけるんですよ。つまり、IWGPのまこっちゃんが、なんにでもマヨネーズかけるようなものね。まあともかく牛丼にドレッシングいろんなモン、コーディネイトしてぶっかけて、マイ味覚にするというのが、渋谷のギャルに流行っているらしいの。油と化学調味料たっぷりのドレッシングを、ジャンクフードな牛丼にぶっかけて、混ぜ混ぜして喰う。で、かったるそうにうぜーよとかゆいながら、かき込むっていうのは、今の若者の疲弊などとあわせて、なかなかトラウマな光景であると思いますた。
 コメンテーターのオサーンが、それは俺らには無理だわ、とゆっていたのには笑いました。つまり店の人がいると絶対できない。っつーかそんなこと許しているのかお店は?自分なんか松屋でカレーに紅ショウガかけていいか迷うのに・・・などとゆっているわけ。まあしかし、昔、吉野家で牛と同じくらい紅ショウガかけ、汁多くしろ、ネギ多くしろとか、注文つけて、さらには七味までまぶすようにぶっかけて、かき込んで空腹をみたしつつ、おやじになったわれわれが、ドレッシング混ぜ混ぜに文句は言えないよな。っつーか、金なかったらやるだろ。しかもさ、マイ味覚とかじゃなく、油の入ったドレッシングって、すげぇ腹一杯になるじゃんか。メシの方にもかけたと思うよ。
 まあそれで短大の授業だけど、今年は留学生がぜんぜんいなかった。あと男性諸君がほとんどいない。ほぼ女性ばかり。女子大教師としては、ちょっとさみしい気はした。学生はおおむね元気いっぱい。いろいろ話すと、けっこう(・∀・)イイ!!呼吸で反応がかえってくる。私語も一昨年ほどじゃない。例によって、紙に質問とか意見を書かせた。毎年ある似顔絵がない。多かった質問。好きなアイドル。もういきなりなんでやねん!!わけわかめ。いきなり連続だからぶっ飛ぶよなぁ。こういうときはとりあえず市原悦子渡辺えり子大麒麟のおばあの3人を使い分ける。今日は市原悦子。それでこの手の質問はなくなる。要するに若い椰子らは、けっこう意地悪で、若ぶってモー娘。。。とか、もっとマイナーなアイドルとか、そういうの言うと、「キモイ」とかゆおうとしているんだと思うわけね。妙にフレンドリーにならず、きっぱり市原悦子。それできまりだろ。菅井きんとかは、たぶんマニアックすぎて、わからないだろうしね。渡辺とか、大麒麟も、今日使ったら、春川ますみなみに、意味わかめだろうし。で、次に多かった質問は、年齢。「禿げてるからわかるだろ」と言いかけたが、一応「ちみらね、そういうのを聞くのはセクハラなんだよ」と説教。次に多かったのは、「誰と住んでいる。子どもはいるか?」。意味わかめな質問。これもセクハラだよな。だから答えない。ただ、「ガキなんかどれだけいるかわからないジャン、知らない間にいるかもしれないし」と言ったら、妙に納得していた。「アキバには週何回行きますか」。まあこれは答えてやった。十年に一回くらいと。まあ、ソフマップなAA貼られたこともあるからね。
 しかし、この他の質問は試験のことばかり。持ち込み可か?問題は?等々。昨年と一昨年は学生の強い要望で○×問題を多く出したとゆったら、みんなホッとした表情。そんなに厳しいのかな。この短大。去年は全部○が正解だった。追試は全部×が正解だったと言ったらうけた。そうそう、給料の話も聞かれた。っつーか、「何をしている人ですか?」というのもあったな。普段は、せみの養殖やってますとかゆおうと思ったけど、本気にするといけないからやめた。しかし、昼前になるとみんなそわそわしている。なんか学食がなくなって、ローソンしかなく、そこのレンジが二つしかなくて、厳しいそうだ。
 ようやく書評原稿は推敲も含め一通り仕上がった。20枚書いてイイらしいから、20枚にした。でもなんか、本の説明なぞったりしたのはくどかったかなぁなどと反省。推敲しようと思う。まだ8日ある。実はこれからが勝負、仕上げて楽になりたいという気持を押さえ、サティスティックになおしてゆく必要がある。3日くらい見ない方がいいのかなぁと思うけど、ついつい毎日みてしまう。さて、今日はのんびりしたいなぁ。プリントアウトしたハードコピーに朱を入れながら、お茶を飲んだりするのは、人生のなかでも最高の至福の時間だと思う。
 それにしても、ブログをこの夏書きまくったことは、原稿を書く上でけっしてマイナスにはなっていない。おそらく後期の講義の役にも立つだろう。あるいはもしかすると、上手くまとめればもう少しまとまったものになるかもしれない。