キタキマユがプチエロだったころ

 花王「ロリエ」のコマーシャルに出ている椰子が、なんかキタキマユに似ているなぁと思って、夕方友人と会ったときにきいたら、やっぱしキタキマユだった。公式サイト消えたッぽいと思っていたら、6月に新曲出していたのね。公式サイトは以前に比べはるかに簡素化していたけど、あいかわらずそこから曲が聴け、かつ動画がみれるという大サービスですた。京田未歩にしても、キタキにしても、ってコアなファンにしてみたら、いっしょにしたら、怒髪天をつきそうだけどさ、まあいいじゃない。。。ってまあ(・∀・)イイ!!と思うと、売れないね実際。個人的には売れない方がいいけど、売れたい人もいるだろうからね。もの書きもそうだろうけどさ。3年前のやや興奮気味のカキコから二つ。自分で言うのもなんだけど、痛いカキコである。ううう。
 名前: い 投稿日: 2001/12/06(木) 21:42・・・キャロル・キングが八年ぶりに新譜を出したというし、気合いで買うかなぁ、と思ったけど、試聴したらなんか気持ちが萎えて、やめることにし、じゃあきゃっしゃあへ、と思ったところ、な、なんとキタキマユのアルバムが出ていることに気づき、聴いた曲ばかりだしいかなぁと自制しようと思ったんだけれども、イイカンジのジャケツに、やっぱ買っちまうかなぁと思い、買ったんですよね。あ〜あ、無駄遣いしちゃったなぁと思い、帰って包みあけて、キタキマユからあけたんだけど、いろんな写真が載っていて、楽しくてゴージャスで上品でと、下品な紋切り形容詞畳みかけたくなるような興奮状況。曲もともかく、写真もイイ!!消耗されて終わりの人なのか、見すえたいですね。
 名前: い 投稿日: 2001/12/08(土) 20:04 タワーレコード@新宿店のラックに「やはりキタキマユは確信犯だった」って書いてあって、それはすべてわかってて「ドゥユドゥユリメンバミ〜♪」みたく歌っているつ〜ことだろうと思うんだけど、アルバム『トリコロル』をきいてみると、なんと申しますか、どっかの評論家風な言い方になるけれども、たくらみが深いというか、なんというか・・・、そんな通ぶったことを知識もろくにない私が言ってもしょうがないっすよねってわけで、単刀直入に言えばイイ!!出だしのサンバイザーでまずぶっ飛びます。かろやかで、ものすごく楽しくて、でもでもコクやうるおいもある。なんともゴージャス。ユーミンが下手とすると、ヘタウマってころあいなのかな、そんなボーカルがやわらかにはじけていて、ほんでもって音はとってもリッチテイスト。詞はめざわりなほど切っ先が鋭いわけじゃないのはもちろんで、ラブサイケとはじぇんじぇんちがうんだけど、なんかメロディと程良く溶けあっている。だけど、ことばづかいはしなやかで、どこかものすごくエッチなんだよね。それが、ぽてっとした唇とものすごくマッチしているんだなぁ。このなんともいえないエッチなカンジが、ユーミンにも、さらには野宮@ピチカートにもないもんなんじゃないだろうか。(言うまでもなく、ユーミンも、ピチカットもそれはそれでイイ!!わけだけど)。さりげなく、「プチエロな私」みたいな歌詞がちりばめられているところが、すごいんだろうね。ヘッドホンで耳をすましていると、音もいろいろ重ねてあって、私のような無知な者にも、才能のきらめきみたいなものが見えてくるカンジがする。シングルカットされたものでは、「太陽を夢見て」は聴いてなかったんだけど、これは売ろうとしてたんだろうねってカンジで、だからこそ私のようなウレセン大好きには、とてもイイ!!カンジでした。シングルカットされてないものでは、「サンバイザー」がやっぱり一番だと思うけど、「ときをぬいで」とかもよかったです。歌も上手いよね。けっこう。このアルバムがキタキマユの才能なのかどうかは疑問だし、消耗されて終わりってこともあるのだろうけど、エッチな言葉づかいは天性なものだろうし、「プチエロ」がどう化けるかものすごく楽しみです。
とまあ、今日もけっこう真面目に書評の推敲しているのでありました。書くのの遅いでしょう。困ったモンです。回転がのろいからね。しょうがねぇんだよ。