オリエント工業お人形ネタの顛末1−−禿げしく勘違い

 ワールドダウタウンが終わってしまい、さすがにネタ切れの感もある。嗚呼ブロガーシンドローム哉。まあ無理に書く必要もないけど、過去に掲示板に書いたネタも、データーベース化みたいなつもりで、テキストログ化しておきたい気もしている。で、何を貼ろうと思ったけど、とりあえずオリエント工業お人形ネタといくつかのビデオネタなんかを貼ろうと思っています。このお人形については、ゼミの掲示板で大盛り上がりしたものです。まあたぶんに内輪ウケのところもありますが、けっこう極私的には重要なネタなのであります。
◇名前: い 投稿日: 2002/09/05(木) 16:04=超誤解なカキコ
 最新号にちょっと読みたい記事があり久しぶりに『アサヒ芸能』買いまスタ。昔、特集記事と新田たつおのマンガが面白くて毎週見てたこともあります。当時は893を読者に絞っているかんじで、「全国親分列伝」なんて特集は秀逸でした。親分たちの写真とインタビューはなかなか興味深かったっす。嫌いな食べ物はなんですか?と聞かれ、「刑務所に長いこといたので特に好き嫌いはない」などと答えるやりとりには、盲点をつかれたようなリアルをかんじ、核爆ですた。ところがなかを見てみたら、ほとんど風俗案内みたいな記事になっていて、レジにもっていったときなぜ、大学脇ミニス(常連で当然私が大学関係者であることはわかっている)のあんちゃんが怪訝な顔をしたか理解したのです。
 それはともかくですね、ぺらぺらめくっていてぶっ飛んだ広告があります。それはいわゆる○ッチワイフの広告。今は技術が進んで、ものすごく精巧なものができているみたいですね。[現時点の補足@inainaba:最初はそうゆうものだと思ったわけです。もちろん誤解。]昔南極二号なんてありましたが、ひどいものだったらしいです。もと同僚の越冬隊員だった人に直接聞いたのですが、「あんなビニール浮き輪の出来損ないみたいなものに国費をかけるなんて信じられない。しかも、使用できる部屋は寒くて寒くてとてもとてもつかいものにならないというか、南極の寒さはそんな気を押しつぶすような圧迫感がある」ということでした。
 この初期のビニール浮き輪とは異なり、今のはあまりと言えばあまりに精巧。ものすごいんすよ。しかも、しゃれとしか思えないくらい青白い。目には力がない。(目をつぶったバージョンもあるらしいけど)。こんなもの使えるのだろうか。率直に言って「怖い」の一言に尽きる。広告で見ても怖いんですよ。深夜これで遊べる奴はどうかしてると思う。『女優霊』とか、『リング』とか、『富子』とか思い出して(特に富子かな)前進総毛立つと思うんだけど。雑誌見ただけでも、菅野美穂が『催眠』で言ったみたく、「こっちへおいで」みたいなカンジっすよ。しかもイタコの番組とか見たあと、霊がついているとか思ったら激コワだよね。それはともかく、この商品は値段もスゴイっすよ。だいたいにおいて、こんなの買う奴いるんだろうか。20万円〜30万円もするんだよ。買う奴いるから広告出すんだろうけどねぇ・・・。試しに買ってみるという人は、バブルの頃ならたくさんいただろうけど。実用と言うよりは、人に自慢するために買うとかなんでしょうか
◇名前: い 投稿日: 2002/09/08(日) 01:47 =まだ事情が飲み込めないアテクシ
 上記お人形の製造元、「特殊ボデー専門メーカー」オリエ○ト工業のホムペです。http://www.green.co.jp/orient/ *1すごいっすよ。英語版もあるし(解剖実習用などのボディーなどもつくっていそうな予感・・・)。しかし、写真怖すぎ。こだわりのリアルモードで、ご自慢のお人形の写真がアップされております。製作者の異様なまでのこだわりがうかがえる作品群でございますよ。これってダッ○ワイフだよね?*2アサ芸に広告だしているわけだし。そうだとすれば、『リング2』のフカキョンの死体みたいなまぬけな口していた、かつてのなんとかちゃんとかゆうのとは大違い。(あんなもの実写で広告出していたんだから、古き良き時代というべきでしょうねぇ。あの口を見て、ダッチあんこ伊集院君二号というのを思い浮かべてよく笑ったもんです)。
 キャンディーガールプチシリーズ(T140/B68/W51/H76)とキャンディーガール(T154/B86/W60/H87)があるのね。「鈴、ローラ、春、咲、美華、彩華、麗華、優華」という8タイプ。アリスとまゆが人気あるらしいよ。値段が倍くらい違うけど。ムネオサイトのフラッシュ!!には及ばないものの、ちょっとしたモーションがあり、これがまた怖い。

頭部はマグネット・ボルト・ジョイント式により、一発着脱&首の微調整が可能です。取り付け部の共有化により、シリーズ8種類の頭部がオブション購入でお楽しみいただけます。

ですと。五十万円も使って、8種類でお楽しみになるマニアックな人の顔を想像するだけで笑いましたが、あまりに怖すぎ。佐野史郎が冬彦さんやってたとき木馬で遊んでいたのなんか児戯でございますよ。顔がどれも、リングのいくつだか忘れたけど、井戸のなかで突然横にあらわれる貞子みたいなのねぇ。デーモンの蝋人形の館みたいな方向にいくのはともかく、昔ヨーロッパで放送禁止になったファルコのプロモ(なんと日本ではポッパーズMTVかなんかで堂々やってた)みたくなると、ますます怖い気はします(続く)。

*1:現時点のHP:http://www.orient-doll.com/ 会社はさらに発展している模様。

*2:アタタタタタ、まだ気づいていない。イタ杉:inainaba