「冬ソナを 勝負下着で 見てる母」トリンプ川柳2004

 けっこう忙しい一日だった。最近休日もへったくれもない。事務や原稿書き、あとテキストのコピー。学生にやらせればいいのだが、あーだこーだかえって時間がかかるので、つい短気をおこしてやってしまう。よくないのはわかっているけど。久しぶりにはやし家でつけ麺を食べた。この前はけっこうしおからいカンジになっていたけど、今回はまた元に戻ったカンジ。麺はぶっとい存在感はなくなったような気がするけど、なんか口の中の触感はますますレロレロ官能的なカンジというか、面白いカンジになっているような気がした。まあ、アテクシの言うことですから、たいした話じゃござんせんけどね。それはともかく、車中の広告で「第7回 インナーウェアにまつわる川柳」というのを見つけて、禿げしく笑ってしまった。以下トリンプ公式サイトより。

冬ソナを 勝負下着で 見てる母(26歳・佐倉さくら)
はいってる 私はパッドも 年金も(46歳・カバの妻)
わが胸も 寄せて上げれば 80へぇ(30歳・まみぞうひめ)
その胸は 寄せ寄せ詐欺と 彼の弁(39歳・ちーさん)
劇的に ビフォーアフター 匠ブラ(44歳・アオミドロ
負け犬が つけてリベンジ 勝負ブラ(34歳・吠え子)
その谷間 ブラのおかげだ 間違いない(20歳・あちゃ子)
AAA 金融ならば 最優良(38歳・兼業主婦)
勝負ブラ 誰のためって 念のため(28歳・こむすび)
悲しい時ー 娘のブラだけ 盗まれた時ー(47歳・ガッカリママ)
赤いブラ しているわたしの おばあちゃん (29歳・七色桃子)
一家五人 五色のパンツで アテネ待つ(47歳・こす)
選ぶ眼は 私の"好き"より 彼の"好き"(27歳・ゆかる)
初めての ブラはトリンプ ママもそう(26歳・ブロー君)

 いやあ、いずれ劣らぬ面白さで、こむすび、吠え子、ガッカリママなんかも、なかなかマイツボでございますが、やっぱどう考えても頭一つ飛び抜けているのは、佐倉さくらではないでしょうか。「冬ソナを 勝負下着で 見てる母」。すごくない?なんか、山本健吉さんのように評釈してみたくなりまする。アテクシみたいなのが、分析したってしょーがねーけどさ、これってやっぱ母は、馬路に勝負するつもりとかゆうわけじゃないんだろうね。ヨンさまとかじゃなく、どっかのおっちゃんとか、酒屋の配達のあんちゃんとかゆうのだと、やっぱ吉本だよな。禿げおやぢにヨンサマカツラつけて、ヨンサマ入れ歯で、スマイルスマイル、んでもって季節はずれの襟巻きでラブラブって、もうこれは白川和子だべ。って、わかんねぇだろうなぁ。わら。
 っつーのはともかくさ、やっぱこの場合の母は篤実な主婦、なにも楽しみのない母、そんなんじゃないとダメだろう。小金があれば、杉さまとか、五木ひろしのディナーショーで、ハンカチ渡して汗拭いてもらうみたいなことなんだろうけど、刹那な気の迷いが冬ソナで、でもって巨人の星仕様の萌える眼で,買うのはトリンプ勝負下着!!にわかおっかけで、殺気だって目を血走らせ肉薄。で、「ヨンさまぁ〜!」と絶叫する。(・∀・)イイ!!。こっちの方が面白いというのは、やっぱ男の論理って怒るかもしれないけどさ、アテクシも勝負下着でビキニのTバック買った人間ですから。。。って、波田坊はともかくとしてですな、どっちにしてもイイじゃないですか。おばちゃんの勝負下着。禿げしく同意。風刺のなかに娘のねぎらいがある。おばちゃんの勝負下着、ッテもろ好みが出てるとかゆわないでね。っつーか、そう言えば・・・って、うるせぇ、貴様らコメントするなよ。それはセクハラだからな。わはははは。
 思い出すのは小学校の時の担任教師。厳しい女性の先生だったけど、アテクシのような馬鹿がきを公平に評価してくれて、ダメなときは激怒られたけど、できたときはけっこうほめてくれて、ノートとかつけられるようになった。だってそれまでは、ノートなんか五行に1文字、漢字の書き取りなんか、1ページ4文字とか書いて、ぶっぱたかれたりしていたわけだよね。バツに書き取り10ページで、全部漢数字の一を書いてさらにはたかれたり。なんか卒業の時「あなたはたしかに笑える人だけど、大人になると見苦しいというときもあるからね」とゆわれた。まあその通りになっちゃってる。で、その先生が当時としてはめずらしく、40歳近くて結婚してなかったの。でね、あるときすげぇ派手な服着ていて、黒い下着が見えたんだよ。で、ついペロってめくって「すんげぇーくれー(黒い)のはいてやがんの!!」とかゆったわけね。クラス中大爆笑で、もうメタメタにはたかれました。あんなにはたかれたのは、飲み屋のアホがきにだまされて、意味わかめで「SENSEI SHOJO DETSUKA?」とゆわされ、ビンタ10連発されたときくらいだと思う。どーしようもねぇがきどもだったよなぁ。オレたちは。
 しかし、なんか(・∀・)イイ!!なぁって思ったわけ。先生も一生懸命生きてるんだなあっつーか。それ以来アテクシはその先生についていこうという気になったのは確か。佐倉さくらの川柳をみて、そんなことを思い出した。アテクシの興味は、老人ホームとかの寸劇でヨンサマしてないかなぁってこと。「ばあちゃんが勝負下着でスルメイカ」。駄作だな。w