タコ助君の災難

 あれはどこへいったというリクエストがございましたので、2000年にゼミ掲示板にアップされた「タコ助君の災難」をみたびウプしておきます。これは実話であり、昨今の犯罪ニュースなどを考えますと恐ろしいものがあります。当時ゼミ生であった、タコ助君とアテクシのメールのやり取りを記録したものです。当時ゼミ掲示板はかなりの盛り上がりでしたが、最近は瀕死の状態です。まー、それもいいじゃないかっと。
【第一報:強盗に遭いマスタ−−突然メールは来た】
 マンガ喫茶行きました。高円寺にオープン。明日までなら最初の1時間100円。先生がだんだん(マンガが:inainaba)つまんなくなってきたっておっしゃってたのが、 何となく分かる気がしました。ちなみに今日、家に強盗が入りました。しかも私が家にいるときに。二階で寝てたんですけど。まあ、いろいろ格闘?があって、私の冷静なアドバイスに耳を貸したのか、逃げていきました。その後、警察に通報したら想像以上に来るわ来るわで、刑事課の人がわんさかやってきて大変だったです。
【アテクシのりぷらい】
 なんとおめでたい!!「ちなみに」が笑える。これはみんなに言ってもいいことですよね??イヤならやめますけどね。返信あり次第、みんなに記事を書きます。じゃあ。
【第二報:タコ助君快諾−−「うるせーとパンチされた」】
 いいですよ。強姦されてたら厳重オフレコでしたけど。詳細−−2階で寝てたら、1階の和室からガンガンでかい音がした。不審に思い、(Tシャツとパンツ姿で)和室に行ってみた。 障子を開けて見ると、窓の角っこのサッシを男が外から叩いてる。 目があって、男は何やら叫びながら去っていった・・と思った。(タンパンはいてから)興味本位でドアを開けて外へ出てみた。すると男はまだいて、「どうなってんだよ、これ!おかしいぞ!」というので、蜂の巣でもできたかと思い、庭に回ろとして振り返ったら男は家の中に入って行く。土足で人の家に入るもんだから、「ちょっとちょっと・・」と後を追って家に入ると、男は家のドアを閉め、後ろから私を羽交い締めにして、(胸ベタベタ触られた)(自称)凶器をつきつけてきた。私はぴーぴーきゃーきゃー騒いだ。「黙らないと殺すぞ」と言われても、↑このように騒いだ。「最近じゃ通り魔に簡単に人が殺されてんだぞ。おめーも死にてーか」とどなられたので、黙った。そこで私の冷静なアドバイス。「今、コンタクトいれてないから、すっごい目悪くて、あんたの顔見えないよ。だから今のうちに逃げなよ。」「入ってって何すんの?言っとくけど、家に金になるもんはないよ。」しゃべる度に、うるせーとパンチされた。「おめーに恨みがあんだよ。」などなどと言ってたけど、私には身に覚えなし。お母さんがもうすぐ帰ってくるってのと、警察に通報してからドア開けたとはったりを冷静に述べたところ、うるせー関係ねー、と言いつつ犯人動揺。そこで私が「離せよ!!」と、どつくと、玄関に転げ、「気の強い女だな」「恨みがあんだからまた来る」と言って去ろうとしたので、私は「あんたの顔、覚えてないから二度と来るんじゃないよ!」とどなった。いやー、その後は、警察がいっぱい来ましたね。私としては、犯人は常習犯っぽくないし、馬鹿そうだし、何にも盗られてないし、破廉恥なことされてないし、怪我してないし、で、ささいな事件だと思ったんですけど。指紋とか写真とか事情聴取とか・・・大変でした。
 【コメント@2004夏】タコスケ君も立派な社会人になられ、市場調査会社に勤務後、都庁の試験を受け、現在は東京都の職員をされています。昨今の犯罪事件を考えますと、ちょっとこわいですね。警察の人に怒られたのも、無理からぬことだと思われます。やっぱ、「ちょっとちょっと」と後を追って入ったのはまずかったですね。学生さんの話ですと、いくらでも面白いねたがあります。国立大学勤務の頃のねたは、あらかた著作などに書いてしまいましたが、やはり女子大ということになりますと、公開するのには躊躇があります。本人たちの承諾は得られるものが、6割はあると思えますが、それでも書けないと思います。面白い学生さんが毎年来るので、とても楽しいです。 こういうなかなかすごい学生さんたちを、かの[daisensei]は、起立礼で授業を始め、授業を終え、行儀の悪いのがいると叱りつけたりしているようです。自転車の件や、学内禁煙ゾーン拡大などでは、功績をあげられています。大学正門から五十メートルくらいのところになぜかベンチがあり、ここが一時学内ギャル系の溜まり場(数人ですけど)になっておりまして、セッタの紫煙くゆらせて、茶髪玩具路がべちゃべちゃやっているのを、物凄い勢いでしかりつけている人がいて、オオ!快哉!!と思ったら[daisensei]で、しばらくするとギャル系はいなくなりました。同じように、カラスも叱りつけて欲しいと思っていたら、激しく一羽ずつ叱りつけていて、カラスもすっかり少なくなりました。毒電波の電磁波が駆除したとすればすごすぎます。*1

*1:注付け忘れちったよ。カラスは、ウソだピョーん。