ノリツッコミとダジャレ−−ワールドダウンタウンの現況

 今日もまたワールドダウンタウンをみてしまいますた。あいかわらずジルはものすげぇハイテンションで登場。ジョージは、なんかヘンなヒゲをはやしている。ジル「どうしただいジョージ」。ジョージ「お壺様のお告げではやしたんだ。そしたら、催眠術を使えるようになったんだ」と強引力業な展開。ジル「じゃあ、かけてみてくれ」。ジョージ「犬になーる、犬になーる」。ジルはめっさヘンな表情になり「ワン、ワン、ワン」って、貴様人外だろ、バウバウゆわんかいとツッコムかと思ったら、ジル「ッテ、んなもんかかるかい!!」と、もうのっけからノリツッコミ。すごいよね。ワンパターン紋切り化によるネタ化って、スーパー難度Eかどうかわかんないけど、それを動作と吹き替えでやる。原型は(・∀・)イイ!!とものマッスルかしらね。でナタリアと思ったら、エディー・マーフィーに似てねぇそっくりさんがいる。なんつーか、アメリカのエルビスそっくりコンテストで予選落ち、かつてのボーイ・ジョージそっくりさんコンテストのまねをした場末のオカマバーのオカマってかんじかなぁ。・・・みたいなネタひねりが愚劣になってしまう、紋切りワンパターンのニュアンス芸=本日のワールドダウンタウンかなって感じ。
 ハマタ「ぜんぜん似てヘンヤン」。ジル「忙しいところどーも」。エディー「忙しくないよ、なんてったって俺はエディー=まーひー」って、クソ面白くもないダジャレをかますも、ビバリーヒルズコップの音楽でダンスすると、おかしいから不思議。これで本日の枠組みセットって、いつもいっしょかなぁ。で、ジル、「ハマタ、世界のコメディアンに自分をアピールするチャンスだぞ」。ハマタ「世界のなんちゃらとかゆったって、にてヘンヤン」。すると、ジルはぶち切れて「どーしてボクのフリを無駄にするんだ!」って、ここもノリツッコミはずし系ネタ。で、もうやめるのかと思ったら、「マーフィーよりマッキーなのがこの男」とマツモトの紹介。強引なフリでマツモト物真似させられる。しかし、ボケなマツモトはノリツッコマナイで、フィリピンのガビシャンに。
 と、ADのアリジュン登場。おいおいおいおいまたかよ。と思ったら、ともかくガビシャン抜きで、フィリピンの惚れ薬WITWITの紹介。アリジュン「ほんとうに効くンスカ?」。唯一の作り手ステラ・ラモスさんにこりともせず「効くわよん。これをつかって実らなかった恋はないわ」。鹿の角と吸血コウモリの血などでつくったピンク色の薬。意中の相手に塗るらしい。で、ガビシャンの実家に行って、試すという。もうキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! ってかんじッすね。惚れられ役の女性がいるということで、フィリピンクルー唯一の女性ADのジェシカなんちゃらさんがコクることに。肉喰ってそうなタイプ。まあゆってみれば、山本踏み絵ねーさんみたいなもんすね。だけど笑わないのが笑える。ガビシャン宅へ。爆眠ガビシャン。太鼓腹の大いびき。そしてお約束のハサミチョキチョキでガビシャンあおむけの大がまがえる化。股間にお約束の笑い男。そこで惚れ薬を塗るというんだけど、塗って起きちゃうとまずいから、バケツで一気にかけるッツーの。コンだけハサミでちょきちょきやっていて、起きちゃうもへったくれもねぇだろごるぁああと思いつつも、ワクワク。貴重な薬だからちょろちょろかと思ったら、アテクシたちが昔バケツの水で赤チョークとかしてぶっかけあったみたいなチープなピンクの液体をガビシャンにモロぶっかける。バケツ部隊スタイリッシュに構え、一気にぶっかける。おびえて震えるガビシャン。ジェシカ「つきあってください」。アリジュン「もっとぶっかけろ」。今度は股間に大量にぶっかける。ジェシカ声をさらに大きくして「つきあってください」。さらにペール缶みたいな巨大なのでぶっかけて、ジェシカ「つきあってください」。最後は、裸のマハか、グランドオダリスクかちゅーよーなポーズのおびえたガビシャンと笑い転げるクルーたち。「効果はなかったようです」だって。
 スタジオに帰り。どうだいジョージ、どうだいエディー、どうだいハマタとおきまりの展開。ハマタ「なんでガビシャンのちそこばっかみせられるんだ」と文句をたれたところで、ジル「この惚れ薬を歌手にマッキーに塗り込みたいのがこの男、マツモト」とひつこくマッキーネタ。しかしどっちじゃなく歌手なんだろうか。で、ウイラポンかと思ったらまだあった。スタジオにWITWITもってきてやがんの。瓶に入ったピンクの液体に、なんかへんな身だとかカスみたいなのが浮いてるの。マツモト「キツイですよ。きついわー」。ジル「飲め、マツモト」。マツモト一応ノリツッコミに反応してあけてみる。「酸っぱいニオイがするわ」。「くっさー」「きっつー」。と、ここでツッコミをすっ飛ばして、ジルがお約束の気合い。「ボクが飲む!!」「今日はノドがからからなんだ」「一気にがぶ飲みするぞぉ〜」。ハマタ「やめとけやジル。ギャラにあわへんやん」。オオ!ギャラ芸人なのかこの椰子はと思う間もなく、ジルG・U・L・P。わーーー飲んだわぁと思ったら、ジョージのお宝の壺にリバース!で、大げんかして、ジョージ催眠術で反撃、「おまえは苦しくナール」。ジルしばし苦しんで、「なるか!!」とノリツッコミ、で、ジョージこんどはマツモトに「苦しくナール」で、ジルの助言によりしばし苦しんで、圧もと弱々しく「なんでや!」。おお!みごとなノリツッコミ。人外一同アヒャヒャヒャヒャ。そこでエディーが再びビバリーヒルズダンスしますと、思わずハマタ「なんでやねん」。思わず言わされたところがすげーよな。
 となると、ウィラポンはダジャレかしらねぇと思っておりましたら、モロそう。タイのウィラポンは、豊胸エクササイズの取材。ウィラポンもうのっけから、痰はきまくり。浜田つっこみまくり。でもって、豊胸マッサージにおいて、若い女性好きのウィラポンにおばちゃん割り当てて、馬路暗い顔させる。これはもうジャップカサイ時とは大違いの馬路顔。マツモト「こんな顔始めてみたわー」と大喜び。でもって強引な展開で、ダジャレ合戦に。ジル「ぞうはこわいぞう」、ジョージ「うまはうまい」、エディー「さいはくさい」、ジル「さあマツモト」。マツモト「きっついわー」。ジル「さあ」。で、わんすもあぷりーず。・・・さいはくさい、マツモト「カメレオンはかめへん」。「なんでやねん」のノリツッコミかと思ったら、アヒャヒャヒャヒャのあと、人外一同「ダジャレゲーニン」とマツモトを罵倒してちゃんちゃん。べたなダジャレネタですた。
 とりあえず、ノリツッコミと、ダジャレという、ネタの構造化?が行われたわけだけど、まったく意味のない紋切り化する分類。イヤしかし、これだけ愚劣な洗練もめずらしいんでねぇの?