本日の月深「お台場明石城」は、先週のプレゼンに続き、「明石家さんまの恋愛上手」の試作版品評会。つーか、一種の敗者復活戦と言いつつ、完璧製作スタッフで笑っちゃおうという企画をつらぬいちまったんじゃねーか、これって。高山樹里にドムラー絶賛の声続出なんてカキコをしていて、テレビに目をやったら、突然山本布美江ねえさんの怒アップ。これがもう作為的なまでにメイクピッカピカ、お洋服キメキメでもって、妙に艶っぽくなっておりまして、なんじゃこりゃああああと、もう殉職松田優作状態になりますた。
スタジオに集まった女性たちが、「どのくらい私たちのことが好き?」、「今日の私いつもとちがくない?」などと説明するのに、浮気しちゃいますた石田純一、ジャニ系ガキたれ、平成のうなずきトリオ影薄い幸薄いのドンドコドン平畑の三人と恋愛教祖さんまが答える。石田=べたな2枚目回答、ジャニ=好青年、平畑=村上ショージなみのすべりまくりネタで答える。平畑にツッコムスタジオ女性パンダちゃんが用意されているという趣向で、まあそこそこ明るい番組ではあるものの、なんかさんまも流している感じでにノリきってないかんじ。で、途中で気がついたんだけど、やっぱきょうの番組の主役は、前の時のチアリーダーダンスの怒インパクトで、圧倒的な存在感を示した山本ディレクターだったのだな。だって、CFの入りだとか、上がりだとかのたびに、あの肉踊りが流れる。でもって、脇に「肉食時代」だとか、「肉喰っていたわ。昔のことだけど」とか、入りまくるんだもん。まあ、ありがちなネタではあるんだろうけど、虚をつかれた感じで、笑いの秘コウつきまくりでございまして、もう肉踊りのリズミカルな肉の躍動とともにアテクシの腹の筋肉や脂肪も躍動し、抱腹絶倒ですた。
よく見えなかったけど「8キロ痩せた」みたいなテロップも出ていて、最後は山本みょうに愁いのあるシナだれ、さんま「おまえゆわれたことねぇんか?」、山本「んだ、コクられたことねぇ」、さんま「んなこと言わんと、肉喰え〜」って、なんじゃこりゃってかんじですた。わはははは。結局また製作スタッフで遊んじゃいますたッテ作品なわけだけど、番組自体にガツンと来る部分がなかったんだとすれば、それはさんまとかが乗り切れず、平畑の毒気にあてられてしまったというか、そんなふうにも言えるかも。しかし、ドムラーとしては、まちがいなく肉踊り>8キロ減だろうな。それだけは確かだろう。残念なのは、肉踊りがこれ以上の発展性がないことである。レギュラー化して、毎回エンディグにつかわれたらしばらくは笑えるけどね。