小木博明のホラー顔

 採点に一区切りがついたら、11時をまわっていた。そこを過ぎると、居残り書類みたいのを書いて出ることになる。フリーパスで朝まで仕事というわけにはいかない。その分、健康にいいとも言える。原稿とか書いていると、気がついたら夜が明けていたということもあるから。家に帰れば同じだけど、まあ4ギガのマシンだし、こまめにセーブするから、仕事にトリップすることは少ない。で、メシ喰って帰宅。テレビをつけて、永作博美の番組を見逃したことに気づく。森雪之丞とやっていた「ことだま」は見逃したことなかったなぁ。終わったのは残念だなぁなどと、わけわかめなことを考えながら、再び仕事=採点をしながら、テレビをながらみる。しかし、社会学概論の試験採点終わったかと思ったら、中間試験だけなんだね。期末試験が残っている。大変なのは中間試験で、短答式と論述の併用だから集計とかしないといけない。これが終わったことで、半分以上終わった気分である。一年だと、「・・・ですた」とか書いている答案はさすがにないので、正直イマイチ退屈だ。
 私は、400人以上の講義も50人の講義も、話してきくということだけなら大差ないと考えている。しかし、プリント教材を丁寧に用意し、こまめに課題をだし、試験を丁寧に採点し、てぇなことになると、にゃんともにんともだと言わざるをえない。なのに、試験終了後5日で採点しろというような大学もあるようだ。うちは、20日〜25日くらい採点の日数をもらえる。授業評価に、答案にコメントなどのリプライをちゃんとしているかというのがあったのはぶっ飛んだけど、フツーにやっているんだから驚きだ。そーいや、私が赴任したときの学長は、広松渉の恩師で、卒論を丁寧にノートしながら読み込んで、広松を感激させたという人だったっけ。自慢げなことを嫌う、こういう丁寧さは、教育の随所にあるのだが、大学として受験生にアピールしにくい。その辺の自己主張のなさが、いかにも西荻ッテイウカンジなのかしらねぇ。当たり前のことを丁寧にやっているという点では、アドマチックでやっていたカツ丼やみたいなもんかな。
 で、本題のロバートホールだけど、今日は山崎弘也めだちまくりですた。今ごろ気づいたけど、やっぱこの番組メイクが凝ってるわ。そして、出演者がこのメイクをいかに上手く操縦するかみたいなカンジの番組なのね。これって。ワールドダウンタウン以外のテレビは、あまり真剣にみてないからさ。わかんねーんだよね。まあ、パロ系多いし、畢竟そうなりますかね。ながら仕事しながらみていたんだけど、下衆ヤバ夫山崎弘也が、「シモネタの下、公衆便所の衆」ってゆったところで、ピクッとして、テレビにしばし魅入ってしまいますた。山崎がやっていたのって、最初せんだみつおかと思ったぜ。虐待系大杉。 その後、Drコトーのネタ。このぢぢいは誰なんだ。有名な人なのか?時々出ているよな。っつーか、こいつヘン。ここであらためて小木博明のホラー顔にぶっ飛ぶ。こいつどー考えてもやべーかんじだよな。CBGB時代のデビッドバーンもぶっ飛ぶカンジ。っつーか、一度おぎに『ストップ・メイキング・ザ・センス』のネタやらせたらどうなんかね。「サイコキラー」と「ライフ・デュアリング・ウォータイム 」だけでもいいや。デニーロやるくらいなら、やってもいいんじゃねぇか、と思いつつ、そこまでやらなくても、ゾンビとか、スリラーとか、わけわかめなぢぢいだけでも充分面白い気はするけどね。
 でもって、多くのテレビ覧でピックアップされていたデニーロ。再び山崎のできんぼーいみたいなアクションだけど、タコをつけたいでたちにぶっ飛びマスタ。一見「ノーバック」みたいだったので、ゴキブリダンス後ろ向き前屈のときは、あややややですたが、まあそこまではやんないよね。ゴキゴキブリブリと、わけわかめなゴキブリダンスやっておりましたが、劇団一人のチョーヨンファがワキにいっていて、不満が残ったかもね。
 とりあえずおぎに、半魚人と、ゾンビと、あとそうだなウメズカズオの肉面なんかやってほしい。ついでにいえば、ジルベッソンできるのこいつだけじゃね?わははははは。