深夜はザッピングしてテレビ見ていること多いし、何ちゃんか記憶にはさだかでないんだけど、昨日の深夜にお笑いのライブみたいなのやっていて、まあゆってみれば若手芸人をつかったお盆番組だったで、けっこうシュンな椰子らが出ていて、面白かった。っつーか、ダチョウの上島りゅーへいが、貫禄あるおっさんにみえるくらい、トラウマな椰子らが多かったように思う。青木さやかは、いつみても山田邦子のまねしているようにしか見えなかったんだけど、*1なんか、んなものみたことねぇけど、妙に演劇チックっつーか、アートっぽい要素がぬけてきて、場末のSM嬢っつーか、なんか最近不潔な色気があるような気がして、けっこうこの椰子やばいかもしんねぇ・・・、で、ジャニ系だとか、藤原たつやだとかの一人くらいはくっちまったり、あるいはまたブラックジャックにツマブいたりしちゃったりなんかしてなんて、そんな意味ではおんなそのまんまひがし二世、っつーより森三中大島二世くらいなのかもしれないけど、そんなことになっちゃったら笑えるよな・・・、などとわけわかめなことを思ったのは、深夜ならではの妄想に近いかもしれませぬ。最後のほうで、果たして登場の安田大サーカスが、どう考えてもやばいネタを連発しなくなってきたのは、なんとなく不満な今日この頃にあって、デカペットボトル一気飲みがでたのには、快哉と叫んでしまいますた。いつも、最後は呼吸が乱れ、汗びっしょりになり、命がけでやっているよなぁこいつと、私と同系統のメンバーに喝采を送りたい気分となりました。
でもって、やっぱ、アテクシ的にははかなく燃え尽きる一発芸に萌えるところもあり、*2そんな意味では古くは「倉持おまえよぉ〜」「新宿のうみ坊主」林家ばん平、新しくはゲッツのダンディーさかのなどに、深い共感を覚えつつ、前々から有識者の方々より、噂には聞いていたヒロシをついにヲチ。情報提供して下さった、元教え子のIクンありがとうごぜーやす。で、こいつ面白いジャン。九州弁出しまくりで、愚痴な一言ネタ。自分を安全地帯において、かばってねぇで、そこそこ逝く道逝っている気がする。アンニュイなシャンソンなぞを奏でつつ、「ヒロシです♪」とネタをかます。引く間をつかっているのは、だいたひかるなんかと同じなんだろうけど、あんなシュールではないし、ニュアンスしてみますたってわけでもなく、ときおり素朴な田舎者の愚痴を交えながら、よく見ると九州顔のなかなかのイケメン(若い頃の中条きよしみたいかも)と言えないこともないあんちゃんが、ニートなネタかまして、頑張っていて、なかなかクラシックなまでに巧みだし、まあ見る人が見れば、頭でつくりすぎだとか、フラがないとか、ネタはともかく面構えにインパクトがないなんてことになるのかもしれないけどね。でも、かなり笑えたのはたしかであります。笑ったのは、「笑ってイイともに出るときのためにタモリさんにお土産買ったとデス。お客さんのも買ったとデス」とかゆうやつと、ダンディーさかのさんにネタのダメだしされたとデス、ってやつかな。
こいつHPもっていやがる。リンクしているのが「なべやかんの部屋」だけっていうのは、狙っているにしてもワロタよ。曰く、「もてない男のカリスマ」だと。プロフィール=「芸歴は高校の頃にモテたくてビジュアル系のバンドを結成。卒業後モテたくて吉本興業福岡事務所に入り漫才をしよったとです(ベイビーズ)。福岡ローカルTVに出演、ちょとモテたとです。もっとモテたくて上京。渡辺プロで頑張りよったとばってんモテなくて相方が辞めたとです。その後どうすればモテるのか考えホストになったとです。(冴神 剣)そして今!HIROSHIが誕生したとです」。だよな、このノリは間違いなくへなちょこホスト。ネタだと思っていたのは、ポエムなんだな。ということは、この芸は森雪之丞がやっているみたいな、朗読ポエムなわけね。
「星の数だけ女はいるから・・・」
友達が、フラれた俺にかけてくれた言葉・・・
確かに星の数だけ女はいる・・・
その内の何人と出会えますか?
何人からメールが返ってきますか?
何人とセックスする?
何人が人の痛みがわかる?
何人が「あの人とはただの友達だから
一緒に寝ても何もないよ!」とか言わない?
何人が意味の無い嘘をつかない?
東京の空では星が見えんとです。
これを確信犯的キザっちょくやるのは、ありふれているだろうけど、トホホなダウナーとして、それなりにヴィジュアルなあんちゃんがやるところが味噌だろうな。ポエムとして読んでも、さほど面白くないけど、芸でみせているところは、なかなかなかなかかもしれない。ニュー毒舌系の次は、ニュー諧謔系かYOみたいに言いたくなる部分はあるにしても、不思議は迫力がある。
顔は関係ないよ!
優しい人がいいな・・・
元彼は乱暴な人だったの。
・・・暴力をふるう男はもうウンザリ・・・
好きになった女の子が言ってたとです・・・
・・・・・・一ヵ月後、
街でカッコいい男に殴られながら、
しがみついてる彼女を見たとです・・・
ホームページにあるネタではこれが一番笑ったかも。だけど、このホームページって、編み物の先生の最初のHPほどではないにしても、なんかすげぇデザインだよな。どうせなら、黒百合姉妹くらいには、こったモン創ってほしかったよ。売れたら、ぜひそうして欲しいものですわ。・・・「ヒロシです」。流行語になるんだろうか。ならねぇかもなぁ。なんかね、次のなんか、レベッカの歌詞を思い出しちまった。「のらねこは 夢見るの ラッキースター どうか私に魅力を下さい・・・ラズベリードリーム・・・ヒロシです♪(がっちょ〜Nnだわな)」。でも、ヒロシの詩は、胸が悪くなるくらい、貧乏くさいわなぁ。逝く道逝っちゃってるからか、切なさがない。ハードボイルドと言えないこともないかな。
花火を観に行ったとです。
多くの人が観に来てます。
とても綺麗とです!
花火は一年間ずっとこの日を待っていたとです!
努力と忍耐が花咲いた瞬間です・・・
俺も8年間打ち上げの日を待ってます。
打ち上げの日はまだ決まってません。
ただ、せつなくないのは、中条きよしみたいな見ようによってはいい男がやるわけだからかもしれない。そこは安田大サーカスなんかと違うんだろうね。あのダウナーネタ、かなりやばいもん。もう何年もちそこみたことないとか、首の後の肉のたるみで携帯の充電器表現するとか、生まれてから何年いまだドウサダだとか。それで笑わすのは、かなりすごいのかもしれない。息絶え絶えでさ。あとついでに言えば、オネエ系ダンサー芸人のマイケルとか。マイケルの場合、ネタに意味ないのが、ワールドダウンタウンばりにすごいわな。「1枚・2枚・3枚ケル!」「マイケル、旅行に行ったの。北海道は苫小牧(とまこまい)ケル!」「頭がショックでクラクラクラ…目まいケル!」「てんてこまいケル!」「おしまいケル!」。まったくわけわかめじゃんこれ。
ヒロシが、売れなくなって、地方の温泉場のステージで、やっていたら、どーなるんだろうか。まあしかし、そんなことは先のこと。今夜一夜のひとさかり、ヒロシです♪わりかし耳に残るよ。理由はわからないけど。