中国政府自国ファンを批判

 アジアカップのイラン戦を見ていて、やばいなぁと思っていた。ブーイングぐらいならまだしも、日本の応援団が威圧されたり、しまいには機動隊がたくさん導入されていると聞き、え、そんななのと、ビックリしてしまった。厨房がごるぁああとゆっているくらいだと思ったけど、政府が自国民を批判するんだから、半端じゃないんだろうね。だって、あぶねぇから、日本が出場辞退なんて可能性も視野に入れているわけだし、ひいては五輪開催にも影響ということになるんだろうということで。さほどに、憎しみは深いのか。まあ、福岡四人殺し以降の、キャンペーンみたいなのもあったしね。まあ、おっちゃんたちが、威風堂々ボテルで傍若無人というのはやりすぎだろうな。
 裸踊りした学生のほうは、なんとかすかれようと必死でバカやったわけだし、もちろん公然わいせつでまずいことはあたりまえにしても、寮生だった私としては、ちょっと同情するところは正直ある。寮生はひどかったからなぁ。酔っ払ってベランダから糞尿したり(尿だけじゃないのよ)。酔っ払ってすっぱだかは日常茶飯事で、着衣はしていたものの、国立駅から寮まで前転やりながら、狼を「よーしよーし」となでたムツゴロウみたく血だるまになって寮にたどり着いた椰子もいたし。後輩で酒の弱いのがいて、ビールいっぱいでアルコール中毒なったやつがいる。たびたびリヤカーで病院に運び、怒られたよ。先生に。君たちは先輩の資格はない。傷害罪だって。そりゃ理屈はそうだけど、ビールいっぱいでぶっ倒れたときはびっくりだったよ。こいつはやけくそになると飲む!!とか宣言して、いやがらせしやがった。でもってリヤカーで、またあんたたちとか怒られる。たまんないっすよ。大学祭の池落としなんかもひどかった。今ではそういうものはすべてハラスメントとなった。それでいいと思う。そーいや、よっぱらって津田の寮に突入する儀式はまだあるのかね。
 それはともかく中国だけど。民衆の意識はどうなんだろうか。もちろん、NHKの上川と、仲代タツヤと、あと中国の風呂屋の映画に出ていた名優がやっていたドラマは見たけど、なんともにんともだったなぁ。インサイドニュースの高野孟氏は、学生時代中国を回り、中国の民衆と話し、いろんなことしてもらったけど、中国共産党の高潔さには深い感動をおぼえ、それが自分の出発点になっていると、言っていた。これに対して、中国を何度も訪問しているある経済学者が、やっぱり本質的なところで日本人は赦されていないと言っていたことも思い出す。憎しみの化学がご都合主義で使われるのはこまる。しかし、主導権をとるため、社会不安を煽るため、いろいろな理屈で憎しみが創り出されている。
 月並みな理屈を繰り返しても意味ねーと思うけど、なんで中国の人はあんなことになっているんだろう。美女軍団だって、日本をシカトはしたけど、罵倒はしなかったからね。調べてみようと思いつつ、やっぱなれていないぱそこんはつかいにきー。腹へったからメシ食いに行こう。