局アナのマッキー降臨−−お台場明石城

 でもって、年寄りの癖に夜更かししてテレビみてる。じゃあ、お台場明石城でもみようということになり、チャンネル回したら、いきなり局アナのマッキー光臨。ッて、局アナが光臨もへったくれもないわけだけど。アテクシがウケまくっていたら、「フツーじゃないの」とかゆっている。たしかに、今日のマッキーは経済番組にふさわしく、シックなスーツとヘアスタイルで妙にきまっている。妙に肩の力も抜けていて、くつろぎ杉。なんかNHKのアナウンサーみたいなカンジで、E女A女のときみたいな、とんだ目でもないし、緊張もしていない。これじゃあ、女子大生、っつーかうちのゼミ生には、ウケないと思うなぁ、なんて思っていたら、企画番組も盛り上がりだし、さんまも絶好調に、佐藤治彦もわけわからないアダムスファミリーみたいな怪奇なフラで走り出した。一応経済知識をギャグ化しようというような趣向と言うか、作品性みたいなもん?が見えていて、野心を感じる。
 そしたら、マッキーがウケて笑っちゃってる。こういうのをバカ親は見逃さない。「マッキー、ウケてんぢゃねぇよ!!」「三瓶みたいなおだやかな笑顔でくつろいでんじゃねぇよ!!」とかツッコミまくり。さんまちゃんが、ジャパネットタカタのネタふったら、素人のプレゼンターがギャグきゃっちし、「よ〜し!!」と掛け声。でもって、「オヨヨ」とかゆったら、オールドファンは大うけで抱腹絶倒。「小林信彦に訴えられるどー!!」とか、ウンチクまでかましだし、ふつーありえねぇっつーような、老人たちでありました。
 しかし、うちの親はこう見えてもコアなシモネタはだめなので、ワールドダウンタウンはリジェクトだと思う。祖母がボケちゃって絶好調の頃、朝起きてきて、ばあさまが突然「昨日ジイサンとお○そこやったねぇー」と突然言い出した。頑固一徹の職人で、無口な頑固者のぢいさまは耳まで真っ赤にしていた。会話はしばらくフリーズ。黙々とメシ喰って、かたずけをして、みんな出かけた。アテクシも、そういう時は絶対ツッコミは入れない。テレビのラブシーンとかもそう。たけちゃんは、菊次郎についてくそ真面目で色っぽい話一つないと書いていた。そんなもんだろうと思った。