浜田真理子@『情熱大陸』をながめる

 明日の文化社会学のプリントを点検。明日は、岡山市の周縁部で、映画、音楽、芝居、お笑いなど、多様な文化活動をしている野村智美さんのことをとりあげる。元バスガイド、元ロマンポルノ脚本家、喫茶店&お食事どころのむら経営などなどをされている方です。岡山市役所の青木須賀子さんにご紹介いただき、当時岡山大生だった石倉一樹くんに何度も調査してもらいました。授業のテキストにしている本に、西大寺裸祭りで有名な観音院で上々颱風のコンサートやった顛末などを中心にして書いている。文化研究からなにを学び、どう考えたかを、前期のまとめにしようと、準備した二つのネタのうちの一つ。もうあれから五年もたつなぁ・・・。
 などと考えていたら、テレビで『情熱大陸』が始まった。一家六人二部屋爺婆テレビ一日中つけっぱなしという環境で勉学に励んだため、いまだにながら族なんだなぁ・・・。で、この番組は出来不出来が激しいと思うけど、ツボなときは、萌え萌えなので、見逃せない。サイバラや将棋の谷川こーじ、あと何人かの大衆芸能や古典芸能の芸人を採り上げたときなどは馬路ツボですた。で今回は歌手の浜田真理子。それが、自宅近くのライブハウスでライブするみたいな話なので、え!?モダチョキまだ地味にやっとるんかいな、それともまさか「笑顔だけが似合っていた頃へノスタルジア」(アテクシはこの詩句が至上にツボなんすけど)かいな、と思ってみたら、無知を思い知らされることに。番組の概要はこんなこと。


 ミュージシャン・浜田真理子、39歳。島根県松江市に住み、会社員として働くかたわら音楽活動を続けている。地元レーベルから発売したデビューアルバム『mariko』が東京都内のレコード店の視聴棚に置かれるや、ラジオや口コミで広まり、静かに全国的なブームとなっていった。音楽以外の仕事をしているため滅多にライブもできない状態だが、たまに東京などで行うと全国から熱心なファンが駆けつける。
 多くの人の心を魅了する浜田だが、今なお生活を音楽だけに捧げる暮らしは信じられないという。メジャーレコード会社からの誘いもあったが、今の生活のペースを守るため、断りつづけている。無理をせず、自然体で音楽と向き合っている浜田の生き方は、とても現代的であり、女性を中心に共感を呼んでいる。