M-1グランプリ2008決勝をみる

 横浜の賃貸の物色もほぼ終了。現地で確認して、ほぼ決心したが、現行の大家さんとのお話もあるので保留して、後日解答に。やはり13年間も住んだので、後になってまたたずねられる場所にして出ていきたいと思うから。っていうか、これからも前は何回もとおるだろうし。おおかたの仕事はあっさり終わりM-1の決勝をみる。アラエイ、アラセブの親たちになにがウケるかが非常に楽しみである。
 とりあえず前半で一番笑ったのは、モンスターエンジンだ。誰も評価しなかったのかもしれないが、優勝とかそういうのとは別に、私はこのエイリアンについては実にツボだった。片手のやつも笑ったが、両手のやつが、なんか北斗の拳の出来損ないみたいでもあり、腹を抱えて笑った。
 NON STYLEは一回目はエンジンのかかりが悪い感じにみえたけど、途中からモーション動作表情などがマンガチックなアウラを放射しはじめて、リズミカルに炸裂するかんじ。そして、二回目はもう完全に炸裂しまくって、こりゃ決まっちゃったかな、みたいに思った人は多いと思う。カウス師匠の「頭でつくり杉」みたいなコメントがじわ〜〜っと着てくるかんじだったし、そうなるとあまり上手がってもダメだろうし、破調の作意もなにもかも勢いで突き抜けてゆくみたいなのはあるんだろうな。こいつらのパフォーマンスと情熱は、ちょっとおっさんホイホイだった部分も得したかもしれない。でも、この出来なら、いかにもという落としどころでも、誰も文句言えないと思う。
 アテクシが「これで決まっちゃったかなぁ」と言うと、父親は「腹から笑ったのはオードリーのみ」と言いやがった。母親は、「紳助が、のりお師匠出して、整理しちゃったしね」って、たしかにそうだよな。のりお師匠出されちゃうとね。まあただ、オードリーは勢いだけじゃないし。ただまあ、今田のナビどおりに、ウチの親はこう言ったわけだよね。この辺の交通整理の即興を見ていると、今田耕司っていうのは、本当にスゴイと最近思ってきた。レッカのコメも、脚本じゃないんだろうね。たぶん。
 オードリーは、なんか勝負しすぎじゃないのかと思った。基本形をもっとやればよかったと思うし。ダハハハハハが、一度しか入らなかったし。それでもかなり笑ったけどな。二回目もさ、あんなのやる必要なかったんだろうけどな。カウスの仕込んだ伏線をサクッとかわして、嗤うみたいにしてやった、「般若」は死にそうに笑った。あたしのレベルはその程度ですから。くまだまさしと、ハイキングウォーキングが好きみたいな人間ですから。みたいな。
 こういう対位法みたいなのができちゃうと、ナイツはいくら上手くても不利だろうね。ともかく「ノリオ師匠の悪夢」と紳助が言った時点で、キマリだったのかな。ラリーさんも「さて、最終決戦を本当に直前で予想! 実質的にノンスタ、オードリーの二択だと思うんですが、オードリーは紳助の票が取れないというのと、2本目のネタでどこまで行けるかが未知数なので、まだぎりぎり6:4くらいで戦い慣れているノンスタ有利かと。」ってコメントしてたし。http://owa-writer.com/

 大会委員長の紳助は、大会前にダウンタウン松本人志と「ひょっとしてクオリティが下がってきてて、ぼちぼちM-1もやめなあかんな」と話していたことを明かしたうえで今年の激戦を高評価。紳助が「僕の中の圧勝でした」と絶賛すると、上沼も「圧勝。私の中ではダントツでした」、巨人も「2、3年前から決勝に来てもおかしくない奴らだった」と関西の大御所らが揃ってNON STYLEを称えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000002-oric-ent

 個人的には、レッカとかで、短くしか見られないオードリーが長く2回見られて、うれしかった。ウチでは圧倒的な支持だった。w 親としては、バカな息子=アテクシの小学校時代を思い出していたのかもしれない。これで般若が一発芸になって、消えていったら大笑いだけどな。w でも実はアテクシは、「般若」を別にすれば、密かに、モンスターエンジンが一番笑ったんだけど。けっこう今年は面白かったのかね??激戦とか書いてあるし。