高齢者自分史文学賞

 うちのおやぢが、1回選に入ったこともあり、北九州市自分史文学賞というのに毎年のように応募している。最高年齢103歳となると、もう欽ちゃんの仮装大賞状況で、熱血おやぢバトルどころか、熱血ぢぢいバトル@文学になっているかんじである。うちのぢぢいが書いたものをみると、加齢するにしたがい、作品性をシュタッと書くというよりは、思い出をくわしくくわしく慈しむように書くようになるカンジがする。そこを逆手にとって、書いたみたいだけど、どうなることやら。HPとかもそこそこ充実しているんだが、ここまでやるなら、出版できます興奮状況というだけでなく、仮装大賞的に「耄碌したで賞」とかまでつくって、本つくって出せますっていうだけじゃなく、イベント性のほうを重視したらいいんじゃないかなぁと思うんだけどね。つーか、NHK福岡とかが番組にして、もうメディアミックスしまくって、「老婆心」とか歌謡ユニットまで登場したら、大笑いだけどな。つーか、私も書いてみようかな、と思わないこともないのだが、さすがに今は時間がない。
 今日横浜の家にいたら、宮川小路のほうで「し、しとごろし」「ごるぁ待て」みたいな怒号がきこえて、すわ、事件かと思ったら、野次馬根性の塊のようなうちのばかおやは、あっとゆうまにいなくなっていました。でもって、非常にがっかりしたカンジで帰ってきて、「事件じゃなかった。なんか撮影みたいだった。シバなんとかで、小池なんちゃらとかゆうのが来ているらしい」というので、「それ小池徹平じゃね?」と聞くと、「そうそう」。で、「お笑い芸人のウェンツの相方」と言ったら、それで理解できたみたいで、「有名ならもう一回見に行く」と出ていった。遠くからしかみれなかったみたいだが、町内の顔役の一件であるクリーニング屋さんのあたりで、捕物帖をしていたようだ。しかし、うちの近くは、街時代がテーマパークみたいになる可能性を秘めていることを今一度確認できた気がする。探偵濱マイク、あぶない刑事など、いろんなロケを近くでやっていたしね。基本コンセプトとなる店はいろいろあるわけだし、もっと企業がロハスなアンテナたてまくったら、街の様子もかわると思うんだけど。
 相撲の不祥事のことだけど、「“元”白露山、短パンTシャツに金髪」というのが、さっそく話題になっている。鬼のような存在感で、昔のブルーザー=ディック・アフィルスとクラッシャー=リソワスキーを思い出してしまった。なんかそっちへ行く準備かと思ってしまったりもしたが、もう一人のほうはけっこう殊勝にしているし、昔のガラガー兄弟みたいなおそろしいタッグチームが形成されるみたいなことはないんだろうね。いくらなんでも、大魔神とか、マリファナブラザースとかいうのは、プロレスファンでも不謹慎ということになるんだろうし。
 個人的には北の湖は力士としても、また指導者としてもけっして嫌いな人ではない。現役時代は、聡明な力士だったと思う。しかし、また今度の三重ノ海も、相撲らしくて、いいんじゃないかと思う。こういうのは、土俵の鬼以来じゃないのかな。ただ、さっそく朝青龍がなんだかんだゆっているみたいだし、三重ノ海さんはビシッとキメルだろうし、どうなってしまうんだろうか、という不安はある。
 一息ついたので、国際プールまで行って泳いだ。他のプールよりアスリートコースは空いているので、5000メートルくらいまではすいすい泳げる。しかし、最近食べる量をさらに減らしたし、また駅前で鯛焼きを食ったりしないので、それ以上はガス欠で泳げない。下手すると低血糖になるので、早々に退散した。久々にグリーンラインに乗ったが、本数も多いし、客もそこそこ乗っていた。