国会王子グッズでもつくるの?

 CHANGEは、他のドラマがすべて最終回をむかえたあとに、あと何回かのこしている。んでもって、秘技延長しまっせとかでて、とりあえず20%超えマスタ、と思ったら、また息切れ状態みたいなわけだが、他局はぐだぐだなスペシャルとかあって、ほんでもって、ドラマはガチバトル勃発となると、このあと軌跡のマクリが展開されるかも、などと思わないこともないんだが、キムタコ様のことを考えるならば、安易にジャニ爆弾ゲスト出演みたいなわけにもゆかないんだろうし、なんともにんともだろう。しかし、録画を見ていて、「ボクイケメンキミ罷免」には大笑いだった。
 週刊誌を読んでいたら、このドラマは飯島元秘書官が自在に制御しているみたいなことがあったが、まあちょっと意味深なところはあるような気がする。でも、がちな権謀術数と、あり得ないピュアがめまぐるしく入れ替わるようなドラマは、一種啓蒙的であるようにも思われ、他方で、非常にペシミスティックな権力の底と民衆の底というようなものを見せつけているようにも思われ、その底にどのようなオチをつけるのかは、これからの展開に期待してしまうところはある。Miles Awayというのは、長野の学校だけかと思ったら、感動された九州の家でもあり、高度成長期の地方政局でもあり、さらには焼け跡でジョン・ダワーをたじろがせた敗戦国の人々の表情であるのかもしれない。
 プールバーに水着をもっていきました伝説の加藤ローザが、主席秘書官というアホネタの奥に、アホはアホなりの毅然やオトシマエがあるみたいな表現がされているのは、利いた風に言えば、なかなか企みが深いでござるなみたいなことになると思うけど、他方でルビーの指輪と世界政治のほうが、つまりはガチなハードボイルド側が、どうやってギャグってイクかが、これからの注目下もしれない。
 昨日から、やたら国会王子でアクセスする人が多くなっている。わけわかめだったが、国会王子のキャラデザインして、HPにうぷするという新機軸がどらまにあり、それがラストシーンだった。商品化問い合わせ殺到ということなんでしょうか。つまりは、小泉王子とか、福田王子とか、安倍王子とか、そういうキャラ人形つくっちゃって、かつての鼻毛ボンみたいな勢いで、多種多様が用意されて、国民に大人気で、それをゲーセンにもってゆくと、ムシキングみたいなバトルゲームができるとかになったら、大笑いだよな。野党もつくって、福田王子とC王子の対戦とかになって、カブトムシが雄叫びあげるみたいに福田王子がガオガオとかしたら、もうボーナス出てほろ酔い加減のオヤジたちは、大騒ぎだろうね。
 チョーシこきすぎて、国会議員たちが、テレビタックルならともかくとして、国会王子祭りとかをどこかでやっちゃったりして、選挙の前とかさ、そんなときに、もう中学生のぱっぱら王子みたいなかっこうして、出てきたら、さぞかしタイツ姿はもの悲しいものがあることは間違いないだろうね。蜃気楼王子とか、鳩ぽっぽ王子とか、そこそこ絵になると思うけど、潮AGEAGE派批判で堅実な政策論議をしている洗練された政策通の都会派総理候補の人なんかは、あり得ないよね。だいくんい王子とか、きーち王子とか、カミソリ王子とか、あり得るようなあり得ないような人もいるし。井脇王子とか、虎退治王子とか、想像していくだけでも笑えるけど、そうなってくると、まあ親しみはわくとは思うんだが、そこから、Miles Awayとか、CHANGEとかゆったモチーフがどのように表現されるかが問題、って番組は、特製人形とか配ってないからね。