ハイキングウォーキング昼間に必殺芸

 まだまだ正月モードでのんびりしている。昼飯時にテレビをつけたら、Youたちというのをやっていた。次長課長の番組かと思ったら、冠ではなく、KAT-TUN田中聖と中丸雄一がMCで、Kittyがサブで、次長課長は、ハリセンボンよりちょいよいというポジションだが、実質番組は回しているカンジではある。岡山県でもビリから10番に入るような成績で、かつやんちーでもないというわけだから、井上の九九の7の段がもうあやしいというネタなどは、どきゅそなんかぶっとばせってカンジですね。前にフジの深夜で、バカ100人みたいなのをやっていて、若槻千夏がクローズアップされていて大笑いだったけど、全国バカ自慢で、そこそこしんみりオチつけるみたいなのをみてみたい気がしないことはないが、しんみりしたら、面白くないのがバラエティなんだろうな。
 などとどーでもいいことを考えながらみていたら、菜、なんとこの時間帯にハイキングウォーキングが、すっぴんで出てきた。なにをやるのかと思ったら、いきなりサイダー一気のみ山手線駅名言いをはじめた。1回目の一気飲みはすごい気迫だった。が、なかなかゲップがでねぇで、少し先まで言って、ようやくゲフ。かっつんとかは知らなかったのか、バカウケ。んでもって、もう一回。笑えるくらい時間がおしていて、今度は7分目くらいまで、そしていきなりゲップ。大爆笑。という得意のパターンに引きずり込んでいた。河本が、上手く回そうとするのに、井上がまったく意表を突いた意味のないツッコミを、わけわかんねぇ角度から入れて、不思議な空間をつくりだしていた。このあと、なんとかっつんの二人も挑戦。田中はいきなりゲップ。「これは無理」。もうひとりのかっつんもする。やはりむり。かっつんのファンは度肝を抜かれたかもしれないが、そうでもないのかね。ジャニはしないタイプが多かったと思うんだけど。
 実はワシはこれができたりする。全盛期は、コップ飲みなら、コップと口を離し、放り投げ入れるように飲み、真空空中飲みと言われたものである。ジョッキでやろうとして失敗したのもなつかしい思い出だ。まあそれでも、今は母校で体育の講義を受け持たれているゼミ同級のO氏から、噴水の芸を教わったときはぶっとんだけどね。さすが応援部というか。これはビール瓶真っ逆さまにして、三本飲むと誰でも噴水になれるというもの。呑みまくって、倉本安奈みたいなロングタイムリバース芸を魅せていたのとか、逝ってよしな椰子が多かったね。だから、アルコールハラスメントの議論で、スニーカーで一気とか言われても、実はふつうじゃんとか思ってしまったりする。
 一気のみで思い出したのが、野見隆明。これはハイキングウォーキングがやるより、働くおっさん劇場でやったら、すげぇ面白いと思った。「ワンランク上のおっさんは、合コンであげあげな益荒男ぶりを魅せるために一気のみできる胆力をみにつけるぅ〜〜〜〜」みたいに、野見に言わせて、一気のみ。野見に半魚人の着ぐるみを着させて、あとはガラモンとかもきさせて、一気で、ゲフ。だらだら飲み残しを足らしたりしたら、笑うだろうな。ちなみにワシは、ペットボトル500のライトコーラ一気飲みして、その後山の手腺一周言うくらいのことならできるような気もする。ハイキングウォーキングの芸は、絶妙の間でゲップができるということじゃないかと思う。風船の芸は鬼つまらなかった。これですべると、テツandトモにもはるかにおよばないかんじがしないでもないけどな。
 しかし、この芸は欧米の人が見たらどうなんだろうか。私は中学時代に、人外はおならよりゲップがダイナマイトだと習った。ブラザーの先生とすれ違ったときゲップしたら、すげぇ怒られたし。まあ、イスラム教徒の豚骨ラーメンほどのことはないんだろうけどね。やはり卒倒するくらいなんだろうか。