三宅民夫歌舞伎まくりの関ヶ原

 風雲関ヶ原三宅民夫アナがなぜか登場。とりあえず関ヶ原の構図を説明する。でもって、猪八戒が「いざ関ヶ原」。わははははは。数では西が上。じゃあどうしたんだろう??っていうかはじまりなのだが、なんで三宅が最初に出てきたんだ??と思って、よく考えたらこの椰子がナレーションだったっけ??で、山内さんちでは、弟と千代たちが談合。千代が六平太の情報から、「毛利割れてるよ。小早川わけわかめだよ。どうなんのかなぁ」などとやっているわけだが、ンナことあり得えるのか?まあどうでもいいけど、もう少し香川照之の抑えた演技が観たかった気もする。しかし、一豊ちゃんは、戦場で「興しにもどっては??」などと言われ、「最後だからがんばるよ」とか、まあようはぢぢいになったっつーことね。

家康(西田敏行)の東軍七万五千、三成(中村橋之助)率いる西軍十万。天下分け目の決戦は西軍有利で推移。毛利勢を見張る一豊(上川隆也)も討死を覚悟。千代(仲間由紀恵)はひたすら夫の無事を祈った。家康の許しを得、主戦場へと踊り出る一豊。戦況は家康に内応する小早川の寝返りで一転。西軍総崩れで三成は敗走。勝ちはしたが一豊の胸には虚しさが広がった。一方、夫の無事を知った千代は深い安堵に包まれる。
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 このあと、三宅民夫が、絶好調でナレーション、かと思ったラサ、もろモノホンでてきやがんの。三宅が。でもって、講談調で模型まで使って、関ヶ原をシミュレーション。もう説明的もへったくれもなく、三宅絶好調。っつーか、そのとき歴史が動いたは、この人がやったほうがよかったんじゃね??ってかんじです。まるで、歌謡浪曲十八番三波春夫の「俵星玄藩」のような興奮状況。でもさすが国営放送だから、実に抑制がきいていて(・∀・)イイ!!。布陣は西軍。じゃあどうしたか。キメ!!ロッポでもトントントンとしかねない三宅。わはははははは。わけわかんねぇよ。好演の続くはしのすけの光成「勝った!」って、このおっさん他局でまた秀吉やるんだろ??おちょけたポスター笑いますた。しかし、屍累々の雑兵の姿は、このドラマにはまったくないな。
 「殿!」と言われた朴念仁「ここを守るンだぉ〜、毛利が割れていると千代がゆってたぉ〜〜、それが徳川様の命令だぉ〜」。つーか、いいところで小倉久寛にアホなせりふゆわせるなよ。はなからコーラ吹いたよ。戦況に「まぢやべーかも。これじゃあ一生かかって築いたものが灰燼にきすってこと??」とかせこいことゆってる。そこへ六平太が武者姿で来る。もうめちゃくちゃだけど、ハイテンションに「(・∀・)イイ!!」と思わず言ううちのバカ親ぢ。六平太「なんでうごかねぇんだよ。割れているヤツはおれがゆったとおりだよ。絶対裏切るから。やっちまえよ」。一豊「やっちゃう?やっちゃう?いいよいいよ松本伊代」とは言わないで、「だめだぉ、そんなヤツ信じられない」。六平太「千代のために生きろ!」。朴念仁グッと来て「やるぜ☆」。っつーか、香川馬路やばいほどかっちょいいな。でも抜け駆けはしないで、猪八戒に許可を得に逝く。猪八戒「老骨にむち打って逝ってよし。おまいだけは信じているよ」。っつーか、まあ世の中にはいろんなやつがいる。ずるいヤツも、賢いヤツも、強いヤツも、えげつないヤツもいるけど、一番信じられるのは、朴念仁の一本槍っつーことね。
 で、問題の小早川だけど、猪八戒は一応仕掛ける。「引き出せ!」。小早川。オロオロしながら、ネネを思い出す。ッツーか、こんなんでよく東軍勝ったなと言わんばかりの、迫真のナレーションを、抑え気味に入れる三宅。そこで、歌舞伎まくった歌舞伎役者の石田三成「総責めぢゃああああああああああああ」。おおおおおおおお。西軍鳥肌カチンコチン断ちまくり状況。家来たち、エマージェンシーにイケイケ状態。光成力み帰って「ゆくぞ」とか言っているのに、島津「元々反対だったからさ」と、おいどん、ごわすの、シラネーヨ状態。石田三成もかっちょよく逝くわけだが。
 石田は徳川本陣突撃。イケイケイケイケ。で、どこにも功名の場所がなかったのが、一応活躍の場が見つかるカンジ??いっちゃう?いっちゃう?・・・???、とここで小早川。チキンにここにいたって迷いまくり。ここでチキン小早川を恫喝しているのは、な、なんと香川照之六平太。って、ありえるか??まぢか??でも、それなりにリアル。そこで、キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!のが三宅のナレーション。わはははは。こいつおちょけていやがる。すげぇよ。あんた。
 小早川が要約ねがえったところで、朴念仁が「かかれ!」。ここでまた三宅「西軍うらぎりものでまくり。ここで一豊ははじめて戦闘に加わった」。一豊もそれなりに知恵者になったっつぅこと??オチがわかんないけど。死屍累々。猪八戒赤い扇子でエイエイオー。石田三成「なぜだ?義あるはわれらなのに」。オチはどうなると思ったら、小早川登場。チキンにがくがくぶるぶる。「見事な裏切り」「なにお!」に、猪八戒「みごと!、この勢いで佐和山もやっちゃってくれよ」。一同「ポカ〜〜ン」。猪八戒は、やなやつだけど、信じられるものはわかっているってこと、で、一豊「むなすぃ」。怒る家来に「屍を踏まないように進め」とゆった。ここで、渾身のナレーションの三宅民夫「すべては終わった」。わははははは。キメたあとに、おちょけて「家康にとってこのときからすべては始まった」。すげぇ。なんでこんなに歌舞伎まくっているんだ?三宅は具合が悪かったんだっけ?フリーになったんだっけ??なんかあったよな。
 石田三成家来と別れて単独行の図。これは有名なところだよな。でもって、すべてが裏目に出まくった淀君号泣。秀吉が臭い息吐きながら、ホコホコいったら、テレビ東京にナッチ舞うよな。石田タイーホ。三宅「なんでこんな簡単につかまっちまったかは、来週明らかになる」。最後は千代が「旦那様」。
 最後の最後の観光案内みたいなコーナーで、家康は武将のクビをならべて大笑いだったが、死屍累々を葬ったのは土地の人というオチがついたのは、まあまあよかった。