麻美ゆまブレイク??

 今日は非常勤の日である。成蹊の講義も楽しい。よく質問をしてくれる人もいる。休憩時間がなくなることもあるが、けっこう大丈夫なものである。かえって、医龍弁護士のくずの録画を見ながら将棋名人戦の観戦。名人戦が朝日に移動というようなことでもめているわけで、まず毎日と交渉とかゆう話になっている。ファンとして一言言えば、サッカーでホーム/アウェーがあるように、先手と後手の問題もあるわけだし、だったら先手番後手番一番ずつで一人と二局さすようにした方が、総当たりのクラスでは公平だろうし、たくさん見れていいなあとは思う。ただ、日数が足りないかもね。あと伝統の王将戦で差し込みやるべきだろうし、オープンの朝日と二つ特色あるタイトル戦として楽しめる気もするのだが。まあ今はそれどころじゃないんだろうね。今日は下北GlORY DAYSがある日である。予告編のあらすじ。

みのりがぬーとぴあの一員となり、歓迎会を兼ねてみんなで温泉旅行に行くことに。しかしみのりは部活の練習と重なり、一人でぬーとぴあに残る。

旅行当日、のぞみも旅館にやって来る。みんなで露天風呂へ入りに行くが、真央だけは部屋の内風呂に入る。そして、混浴の露天風呂を楽しむメンバーをよそに、のぞみは何故か温泉に怯えて入れない。

一方、ぬーとぴあで留守番をしていたみのりのもとへ、艶子が訪ねてくる。艶子はみのりに「ここは愛欲の地獄。優太は毎晩ここの女たちと…」と脅す。みのりは必死に優太を庇うが、艶子はさらにみのりを追い詰める…。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shimokita/trailer.html

 温泉とはまたミエミエの展開で、艶子のべたなせりふとともに、どういうふうにおちをつけるかみものですが、まあこのごろオチもへったクレもないところに、この番組の面白さもあるんだろうなぁともおもわれます。またもやぽよぽよ一太郎君なのでしょうが。掲示板はあいかわらずすごすぎますね。「やっぱ今じゃ、めったにこんなドラマはないなと今一度思いました。大変だと思いますが、僕も見るたびに勇気付けられます。頑張ってください」。後半は儀礼的書き込みなのでしょうか。ベタだったらぶっ飛びますが、これがべたなのが最近の傾向なのかとも思われます。それにしても、「今じゃ」というのには目が白黒。「初めまして!!vこの番組はやっぱりHですよねー」。わはははは。そうですねぇ。麻美ゆまは、なぜこんなに注目されているのだろうか。「おひさ f r o m . ゆまゆまマニア ゆまは今すごい人気だね・こうこうのときからだよねがんばれ」「ゆま好き (蒼井)そらちゃんファンで、いろいろそらちゃんグッズを集めてたけど、今はゆまちゃんが好きで集めてるょ」。
  しかし、下北いきなりシャワーシーン。麻美ゆまは「女は女に生まれるのではない。女になるのだ」ってさ、これもダジャレねらったのか? とか言いたくなる勢いでございます。で、温泉旅行ワクワクってわけだけど、みのり歓迎会のはずが予定の合わないみのりだけおいてゆくという意味わかめな展開で、一太郎とみのりはツーショット一晩、え!、というのに、みんなで受験勉強強化合宿とか理屈つけられて、結局留守番のはずの一太郎がついてゆくという強引な展開。前夜萌え萌えのおねーさんたちは、温泉に着くとそこそこ大人しい。が、一太郎が風呂入っているといきなり乱入。って、要するに混浴らしい。しかし、「お待たせ☆」にはワロタッス。そうは言っても一応バスタオルとかしているから、「昔の裏番組をぶっ飛ばせ」程度の話。アレは8時台だったからね。むしろあっちのほうがすごいかも。風呂でオネーサンたちは、ウィーと酒飲んだり、しまいにはシュノーケルで泳いでいる。無邪気なよろこびのパンクな表現とかじゃなく、まったくのドタバタでしょう。
 風呂のあとはメシ。大広間にずらっと並ぶオネーサンたち。むかってただ一人一太郎。これから野球拳よ、ってさ、要するに受験の問題出して、答えられなかったら一太郎がむしられてゆくという企画。これじゃあ、しもべのあんちゃんむしって喜んでいるという図とも言えるだろうな、それにしても今日はかつみさゆりすくねぇなぁと思ったら、いきなり意味もなく麻美ゆまかつみさゆりだから大笑い。メシのあとは、そりゃ寝ますけど、ここで異性の部屋夜ばいまがいの訪問というのは、まあ、修学旅行感覚だよね。なんかそういう愉しさみたいなものを描いていることだけはたしかなんだろうけど、と思っていたら、いきなり抜け駆けして一太郎の部屋に逝くねえさん。そして、添い寝、で、・・・と思ったら、あれ??、でよく見ると、全員が添い寝。一太郎「何が強化合宿ですか!」。 最後に、田山涼成が出てきたのでぶっとんだ。このドラマに出る俳優じゃねぇだろと思ったが、一太郎のおやぢ役で店継いでくれ、ワシは長くないと懇願してみせた。田山もタモリ倶楽部に出たり、いろいろしてますこと。艶子さんは、ぬーとぴあ間者のねえさんとれずっちょいパフォーマンスしたり、商店街みたいな単位の話を針小棒大にしてみたり、わけわかめなおうぎょうぱふぉーまんすで、スチュワーデス物語片平なぎさを彷彿とさせるものがありました。
 今週の医龍は、マンガの第6巻、第7巻の麻酔医荒瀬最大の見せ場の巻だった。微妙に台詞が変えてあり、また応急処置方法などは考証をさらに加えたあとが見える。演出はどうなるのだろう、そして阿部サダヲは、これをどう演じるのかというのは、多くの視聴者が思っていたことだと思うが、マンガの絵を再現するのではなく、「オレは阿部サダオだぜ」みたいに自分を押し出していたように見えた。もしかすると、マンガというのは、映像表現とも違うし、アニメとも違うような、表現の可能性をもっているのかもしれないなぁ。動かない絵の表現力は、まだまだ余力を残しているカンジがある。それにしても、若いころの荒瀬を演じた阿部サダヲの黒髪がいかにもヅラっぽくてワロタス。