野村真季生どっきり

 とりあえず本の下書き一章終了。昨日は深夜のファミレスでゆっくりと推敲作業に。プリントアウトしたものに朱を入れるのは、至上の時でございますね。まあしかし、全体が八章はある。共著者が半分書くわけで、担当分1/4くらい書き終わったことになる。ただお互いにかなりなおすことになると思うので、連休明け〆切はかなり苦しいことは間違いがないだろう。というわけで、いつもは見ている虎の門を本翌日の土曜日になって見ている。未来日記シマクリなので、日付はまあどうでもいいじゃないっつーことで。書いた時間だけじゃなく、日付が自動的にはいると、わかりやすいんだけどね。でまあ忙しいのにもかかわらず、ビデオで虎の門を見る。
 昨日「野村アナ」で検索したアクセスがあり、ホワイと思ったが、見てみて納得。番組が始まるなり、「カンペ読んで下さい」。「なにしてんすか?早く読んで」で、野村アナ突然うるうるから、号泣状態。泣き加減は、顔がゆがみ、くりぃむ上田クラスにしわしわになった大木ちゃん状態とはまた違う。っつーか、これで武藤まき子が出てきてたら、脳血管斬れてしまったかもというくらい笑ったかもしれないが、一同つっこみまくり。なんだよこれ?と思ったら、ナイショで今日は野村真季虎の門という企画。大木優紀さんの場合は上田にひんしゅくのどっきり降板だったが、こっちは堂々人生、なんとスーパーモーニング司会に栄転らしい。ボコボコにしたあげくに、カンニング竹山たちが「だまされるな!」。野村アナ「この番組の暖かさがわかりますた」。かつまたは「野村チルドレンのかつまたです」と自己紹介。野村アナと最初から五年間やってきた井筒和幸監督は「最初は1くーるのしということでひきうけたんぢゃ」。とまあ、完璧野村祭。しかし、生番組でどっきりはすごいものがありますね。w
 こちぢばも、野村同伴、演劇やっている知恵者であるということが明らかになってしまった生井亜実も今日ばかりは、小刻みハイテンションも抑えめで、聡明にコーナーをまわしている。っつーか、モロ曲者ヤンケ。w 作品は、野村アナの最後を飾るのにふさわしいかどうかはわからないけどともかくクローネンバーク『ヒストリーオブバイオレンス』。ワハハハハと思ったら、井筒「こいつ変態やねん。変態ゆってやったらよろこぶような椰子や」。野村「アテクシぼーりょくなんかさけて生きてまいりましたから」。映画館で、突然大友康平と会う。これ仕込みかよと思ったが、がちだったみたい大友「コータローっす。『ジャケット』みたくてみたくてみにきたけど終わってますた。ほなさいなら」と帰宅。
 おだやかな店主が主人公。よき夫、よき家庭人。アメリカ人ごのみそのもののよき市民。なんだよこれ、井筒怒るか?と思ったそのとき、いきなりラブシーン。ずっこんばっこん。人間の懊悩最初から歌舞伎まくりかよと思ったら、それどころじゃない主人公のグラインド、あうあうあうしゅぱんしゅぱんと力動の舞い。おいおい。よき市民がすることぢゃねえぢゃんかよと思ったら、その後店に強盗みたいのが入る。主人公のとっつぁんは、もう絶対よき市民じゃないっつーか、ゴルゴ13のように返信し、ボコるは、刺すは、撃ちまくるは。ボコボコばきゅんばきゅんで、その描写がまたすごい。かつまた「えぐいとこ撃つんだよな」、監督「肉ぶっとんで、べちゃ、それが顔についたりして、もうゲロヤバ」。顔を背ける野村アナ。目を手で覆う生井亜実。ゆびが開いてたかどうかはわかりませんが、監督「えぐいやろ、こいつとこれから二時間つきあうんやで、サイコー!」とノリノリ。
 そこで、キターのが江戸ハリス。こいつによって過去があばかれてゆく。しぇっくすもガンさばきも半端じゃないとっつぁん。つまりは、あやしい。過去の暴力と現在の幸福の狭間で、ゲロやばいとっつぁん。そのリアリティは半端じゃない。と思ったら監督「中途半端や。退屈じゃないけど、単純」。しかし、そうは言うものの、階段でのラブシーンや、コスプレまで登場するとっつぁんの邪悪な性にはいたく感動したようで、何度も階段と絶叫。よき市民と階段というリアリティのギャップにいたく萌えていらっしゃったよにもみえる。野村アナ「過去というより、現在を描こうとしたのでは、っていうか、過去を断ち切るように殺しまくったかんじもしますね」。井筒「いよ!さすがスパモニ、上手くまとめはるは」とちゃちゃ。井筒はそれでも、「過去がみたいんや。あと三十分過去がみたい」。B級なんだから、もうカチンコチン殺しまくりやってほしかった、まあしかしカチンコチン階段は(・∀・)イイ!!あれはすごいで、普通とはちがうで」。ここで生井亜実ちょっとだけ本領発揮の一言「そうかぁ!たしかに違いますた」。井筒「おまえ痛いこといわんでいいよ」。わはははは。
 井筒監督はこのあと、アメリカのビデオ屋でクローネンバークを買おうとしたときのエピソードを紹介した。クレっつったら、店員が「りありー?(馬路?)」と聞き返したらしい、で、井筒「あいうぉなばい」、黙り込む店員「おまえアジアからそんなもん買いに来たか」ってかんじで、奥の変態コーナーにつれていかれた。「デビット・クローネンバークはそういうやつってこっちゃ」。野村アナの最後を飾るにふさわしいかわからないけど、番組のお母さんとも言われる野村に「アナの前はなにやっとったんぢゃ、過去さらせ」と、わけのわからないハイテンションに、井筒のあたたかみをかんじ、苦笑する野村はこれからどうなるんでしょうか。野村アナは女子大のOGですが、ゼミのOGで番組製作に行った人がおづらの番組についたみたいなこといっていたし、はなまるもあるし、なにを録画するか悩みの多いところでございます。
 実はチャングムの誓いというのを初めてみますた。美味しんぼ水戸黄門を足したようなカンジで面白かった。テンポも速いし。特に、越後屋みたいなのがえらい人に賄賂を渡すところは、どこの国でもあったんだなぁということと、文化の違いによる受け取るときの台詞などが興味深いものがありました。「オマエも悪よのぉ」ではなく、「こまったやつじゃ」などと言いつつ、表情があまり変わらないところが面白かった。他のドラマでもそうなんだけど、けっこう上昇志向の強い社会というか、競争社会になっているような気がした。しかし、今の日本ドラマではちょっと出せないような浸みる台詞が随所にあり、そこに癒しを感じる人は多いだろう。西欧ドラマに比べて、やはり吹き替えが不自然な気がするのはなぜだろう。武侠ドラマではあまりそうでもない。もしかすると、冬ソナっぽくしているんでしょうか。
 ところでこんなのあった。w そうか、お笑い芸人になりたかったのか。w

女優応援サイト
女優☆座   
http://www.joyuza.jp


9人女優が出ていますが、うちの姪は「生井亜実」です。
このホームページでプログも書いているよ。


小さい頃から、この子だけは凄くかわいくて、バレーをやっても、
ミュージカルをやっても上手でした。


本人はお笑い芸人になりたいと言っていたみたいですが。
どうぞ応援してやってください。
http://blog.kingdom.or.jp/gura?day=20060216