ゆるいっちゃゆるい時効警察

 本日の時効警察でございますが、いーかげんみるのやめようと思っていたのに、またみてしまいますた。まず出だしのカメラワークで一笑い。ぴょこぴょこかわって、速度感がある。だけど、特に意味があるわけヂャねぇんだよな。「今日はこんな風に遊んでみますた」ってかんじ。でいきなりのせりふが「ねえねえ、イイ時効はみつかったの?」「趣味を手伝ってもらって・・・」「スゴイのみつけちゃったよ」。叱責するはずの課長は、でかい箱で遺留品みたいなのもってくる。「まだまだあるんだよぉおおお」。
 時効ネタwは、「殺しのキス事件」。HPの要約を引用する。「15年前に男の生き様を歌い上げて一世を風靡した超人気ロック歌手・ 本郷高志が、王様ゲームの最中にキスした直後『オッス』と言い残して謎の死を遂げたものである」。もうツッコミどころいっぱいありすぎ。オッスって、ギターのバタやん田端義雄かっつーの。w しかも、本郷は、ちょ〜長渕剛ちっく。しゃべり方、歌い方、しかもバンダナ。まあ長渕アニキもものまね芸人には「がんばんなよ」とかゆってるらしいから、これは許されるだろうね。桑田佳祐の「すべての歌に懺悔しな」の「らっしゃい」にはぶち切れたみたいだけど。時効警察ならやりかねないから、「喧嘩はいつでも買うよ、でもボクはめちゃめちゃ弱いよ☆」と叫んだ桑田佳祐のセリフをどこかに入れていないか注目したのだが、それはなかった。

 本郷が死の直前にキスしたのは、タレントの卵・夏川リナ(飯沢もも)。しかし本郷の体内から毒物らしきものが発見されなかったため、一転して容疑は妻の雪絵(奥菜恵)に向けられた。雪絵は女医で、何らかの方法で毒を盛ることが可能だと考えられたからだ。そして何よりも、本郷の付き人・及川正義(東幹久)の「夫婦が10日あまり顔を合わせていなかった」という証言や、雪絵のアリバイが完璧だったことが大きかった。結局、犯人も殺害方法も謎のまま、事件は時効を迎えたのだ。
http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/002story/index005o.html

 この及川が、超アニキ系。男を魅せる。みようによっちゃ、いわゆるひとつのオスくせぇオラオラ呻くアニキ系。短髪マッスル黒々テカりまくり。気合い入れられたオダギリジョーは、体育会系っぽくアニキってみせる。タレントの卵夏川は踊り子さんになっていた。かなり萌え!w しかし、くすりのむと少しだけ若い頃に戻るって、マンガカッツーの。っていうのはともかくとして、トリックはアナフィラキシを利用したものであった。が、まあこれもそこだけは本格派っつーより、てきとーに遊んでみますたってことなんだろうな。三日月はあいかわらずキャタキャタ面白いのであるが、猫アレルギーでニャンニャンゆって面白かった。犬と戯れる三日月にオダギリが「猫アレルギーじゃなかった?」「これは犬」ってなんてやりとりなんだろうか。わははははは。この遊んでいる三匹の犬が、奥菜演ずる医者のもち犬なわけだけど、トン吉チン平かん太で「とんちんかん」ってどこかできいたと思ったら、魔法使いサリーのよっちゃんちの三つ子のなまえぢゃんかよ。だから、このドラマは油断ならないわけだよ。桑田の「らっしゃい」くらい楽勝で出てくるだろ。わははははは。
 結局女医がモホー相手に嫉妬し、衝動的にアレルギーショック与えたという顛末だったわけだけど、ピーナッツ油料理にかけまくって、氏の接吻させたというのは、なかなかトラウマなイメージだ。あるいみ氷の微笑レクター博士もぶっ飛ぶって感じもしないことがないほどのイメージだけど、これもやってみますた系だろうね。東が「アニキー!」としゃうとしまくるけど、東はぜってーモーホーにみえない。まあそんなところで、オダギリジョーは突然歌舞伎まくる。メガネとって、キメまくり、「善意の自白をしてちょうだい」。そして自白する医者。オダギリ「あざーっす、スッキリしますた」。おいおいおいおいおいおい。スッキリしますたはねぇだろ。わははははは。で、誰にもいいませんカードを渡してちゃんちゃん。「オス!」はなんだったのらと思ったら、ちゃんと種明かし。「おいかわ、すき」→「お・・す・・・」。えーかげんにせぇや。わはははは。クスぢゃねぇよ。核爆ダヨ。