大木優紀祭

 ほんとうに久々にくりぃむナントカをみた。カロリーメイツという企画だが、要するにメニューのなかから好きなものを選び、選んだものをカロリーの高い順番に1位から5位までならべる。当たった順番のところの人だけ喰える。今回は中華料理編。青山のナントカゆう店で、イベリア豚とか、比内鶏とか、ブランド食材使いまくりの高そうな店だった。出演は若槻千夏井森美幸次長課長、Uターン土田、くりぃむ、そして大木優紀。企画もさることながら、本日は大木ちゃんのキャラ立てというカンジがしないこともない。大木ちゃんは、どこで焼いたか茶色で、キャタキャタ小動物仕様が若干変化。しかしノリはかわらない。
 料理の調理のレポーターなのだが、これがウルトラハイテンションではじまる。そして、猛烈な勢いでしゃべりまくる。しかしそこは番組をブッチしまくり、アナウンスかみまくり、番組本番中ボーっとしていることなどもある大木ちゃんであって、すぐにてきとーになってくる。みんなが「そのソースは?」などとつっこむと「なんかのソース」とかてきとーこいて、つっこまれまくっている。とりわけ面白かったのは、月亭可朝嘆きのボインみたいなコックさんとのかけあい。両方ともなに言ってンだかわけわかんないで、みんながつっこみまくる。よたよたになって、「大丈夫か?」とつっこまれた大木ちゃん「大丈夫です。私、大丈夫です」と力みかえって魅せた。
 この大木ちゃんが、メニューを選ぶ順番をきめる。芸とかしてきめるわけ。たとえば物まね。これがクイズ以上に面白かった。井森の「口だけ薬師丸」には腹を抱えて笑った。口だけ出して物まねするの。けっこう似ている。そーいや岡大に「声だけ薬師丸」という学生がいたな。いや懐かしい。若槻千夏レベッカの物真似も笑った。どうやるのかと思ったら、ヤンキー動作で「こんにちわ、レベッカです」。わはははは。普通思いつかないぜこれは。次長課長もやったけどイマイチ。井上のおとぼけキャラというのを立てようとしていたみたいだけど、イマイチだったかなぁ。井上は、妙にやつれていて、眼がうつろで、肩ががくっとして、なんか通天閣近辺の飲み屋で一人酒呑むおっちゃんたちのようなカンジであった。そして、次長課長のメニューのチョイスが、アワビとか、フカヒレとか、イベリコ豚とか、トリュフとかじゃなくて、春巻やお粥であったのにもちょっと笑った。あと、メンツが大木ちゃん川柳をやって、順番決めしていたけど、「そのドレスバッタみたいだ大木ちゃん」という以外は、ヨイショ五七五というだけのことだった。