内海桂子師匠降臨

 土スペの「笑いの乱」とかゆうのをみますた。司会はくりぃむしちゅー。他のコメディアンの芸を見て二人が邪悪な笑いリアクションするのがなんともにんとも。しかし、うりなり師匠内海桂子さんなぜか降臨している。なんか、もうこの人80歳とか超えているだろ。しかし、見たカンジはこの40年以上変らない気がする。ガキの頃は桂子好江も海原お浜・小浜も区別つかなかったよ。w そんな頃から変わらないのはこの人と北林谷栄くらいだろ。w
 ナニやるのかと思ったらいきなり漫才。ますだおかだ。この人達の漫才を見るのはM1以来?と言いたくなるくらい久しぶり。「面白くない方」の岡田が、そこそこ面白いじゃんかよ。とか思っていたのに、最後に「パー」にかわる一発芸。いないないばあして「パカ」→両手で顔を閉じて→「さようなら」。「うけるるるる」と岡田「すべってもさよおならがありますからね」とおーじまん。ッて、バカ野郎!わははは。
 その次は次長課長のコント。河本がシュールなまでにネタなわけわかんないトークをするのに、井上のノーガード戦法というか、わけわかんないまでに素人臭いっぽくからむ。井上=アホというゲシュタルトでみてるから、もうしょうがない。だいたいさ、コントやってて、素で笑ってやがんの。馬路笑い。もはや「河本一人」。井上はただのそのへんのあんちゃん状態。でもかなりそれがみょうにおもしろいから、やっぱりこれは芸なんだろうね。
 次はヒロシ。いとー家の食卓のアドバイスどおりヒロシですをやる。あの「生きていてもいいですか」みたいなわけわかめなねたは完全に封印してしまったのだろうか。足並みが隣の女性とあって恋人気分・・・独り言でかみました・・・のどかわいたときのカステラ・・・ナドナド、あいかわらず観察が細かい。ものの、ヒロシのネタ帳ご開帳はまったくイミネェ。
 次はドランクドラゴン。格闘家でもある「殺せます」鈴木が、ツカジとものすごい距離をとって、しかも独白のようにボケツッコミ。最後はダジャレ二連発。それでも笑いをとってしまう。新工夫なんだろう。
 で、B&Bが出てきてびっくり。上手いよね。抜群に。ネタ関係ないのね。洋七のマシンガントークと二人で間合いあわせたリアクションとせりふまわし。これだけ。というのは言いすぎかな。大阪のおばちゃんはオレオレ詐欺かからない。私私私私・・・で、逆におまえふりこめ〜〜・・・カツラとれてつるつる、どないしょ?、マジックで書けば、って時間かかりすぎ、いやいやだいじょうぶ、ってええええ?、頭に「毛」と書けばいい。みたいな勢いだけで内容のないトークの爆走だけど、若手がへなちょこ系が多いので、非常に若々しく見える。今後の展開に期待。
 そのあと「おいしい仕事、きつい仕事」というオオギリみたいなの。ここでもB&Bが、押入れにかねほおりこんでいたら三億円になった・・・ワンステージ1000万円・・・そんなステージどうする・・・もみじ饅頭だけで25分という昨今の得意ネタで歌舞伎まくり。そのあと、ドランクドラゴン鈴木がツカジのピンの仕事も折半でもらっているとかそんな話の後、今度は辛い仕事。零下19℃の手品。慰問で「ニヤニヤするな」と「聴衆」が「先生」に一喝された後の漫才。そのまんまHの熱湯地獄。などなど。だけかと思ったら、次長課長が、超絶下品ネタ。ごめんなさいとピーまではいるしまつ。要するに板から何人かのコメディアンが顔を出した裏で、SM女王が誰か一人を打ち据える。そして誰がやられているかをあてるというクイズの話。しばかれっぱなしのあと、女性用の(ピー)をもってきて、(ピー)につっこまれますたみたいなこといっている。ボーっとしていた桂子師匠ここで反応。「入らないだろ?」。河本「それがすごいこしのあたりをきゅきゅしてゆるめておいてするっとあちゃちゃ」。桂子師匠「イイ!わははは」。河本も負けてません。って、一度も負けてねぇよっていうのが定説かもしれないけどね。
 この後若手の漫才。胡蝶蘭の鼻センと水着はトラウマでけっこう萌えだった。しかし、超新塾の、わけわからないひでー間は、破調乱調でかなりやばい。おそらく見せ場だった分解写真風より、「バイク買おうよ!」に激笑い。バイク乗らないで集会だけやってうだうだしている、いい加減いい歳の今時のへなちょこなぼーやんの絵図?作為じゃないだろうけど、けっこうイイと思った。
 最後はマギーさんと桂子師匠のステージでちゃんちゃん。