ドールハウス

 なりあがり@TBSでやっている「クイズ0 to 9」というのがけっこう面白いというので昨晩見た。二人ずつのチームが三つ。0から9まで書いたカードを引く。二人のカードの間=シュートゾーンの数字に正解があるクイズを答える。たとえば、4から9がシュートゾーンで、「女性は1( )歳から結婚できる」みたいな問題。クイズはもっと鬼のように難しい。二人が同じカードを引くと確率変動。二択のクイズで、高得点クイズ五問こたえてゆくミリオネヤ仕様モードになる。解答者は、レッド吉田と女性アイドル、極楽山本安めぐみ、それとスピードワゴン。クイズそのものも面白いが、コメディアン三組のしゃべくりも面白い。スピードワゴンは、むしろ漫才より面白いカンジ。一応場を支配していたのは山本だけど、小沢のフラはなんとも言えないものがあるなぁと思った。でもって今日も見た。見せ場は、チーム山本が二度も確率変動になりながら、二度ともパンクして一文無しになったこと。面白いという自負があるためだろうか、来週も山本とビビル大木などのゲスト陣で行うみたいだ。
 昨日も今日も卒論の添削とかいろいろしながらのながら作業だったので、わかったのはこんなところ。昨日は『ドールハウス』の再放送をやっていたので、おおおおと思った。なんつーか、プレイガール、キャッツアイ、チャーリーズエンジェル、峰不二子などなどの混ぜ混ぜに、家政婦は見たの隠し味というとあれだけど、スタイリッシュアクションドラマ。松下由樹安達祐実、その他小池栄子佐野史郎吉行和子なんかがでていたドラマ。ここ十年ばかりの松下の位置の激変には驚くしかないのであるけれども、このドラマではナース・・・なんかよりずっとかっこいい役になっていると思う。しかし、このドラマのハイライトはなんと言っても安達祐実だと思うんだよね。エヴァンゲリオンみたいなへなちょこなかっこよさがあって、その役どころを怪演し、かつスタイリッシュという、まあ赤面するしかないようなお恥ずかしい言い回しだが、まあ公式サイト残っているので、*1そこのグラビアなどを見ると一端は味わえるんじゃないかと思われる。
 卒業アルバム時間の問題もあり、前庭でゼミ。今年もちゃんとスーツを着用して撮影にのぞんだ。寮生の後輩の人が、ブラックロリータ仕様で通りかかり、なんかみんなチョーシこいていっしょに撮ろうということに。『ドールハウス』見たからでもあるまいが、得も言われぬ雰囲気のものになったように思う。昨年のような自然な集合写真でありながら、躍動感のあるような名作写真になったはわからないが、けっこう楽しみなものがある。ふざけてピースしたのが一枚あるんだけど、あれが採用されないことを祈りたい。ついでに個人写真を撮り直してくれないかと言ったら、くれるというので大感激。助かった。じつは、春に教員の個人写真を撮ったときに、実はものすげぇ絵の書いたTシャツを着ていた。昔あったエリマキトカゲのTシャツみたいなの。絵はなんと河村望大先生の似顔絵。まあそういう個人写真もありかとは思うが、親御さんも見るわけだし、汚点だと思う。今日はスーツを着た写真を撮ることができたので一安心。
 そのあとも芝生の上で一人ずつ卒論のチェックをしていたら、学長が個人写真を撮られていた。そうしたら、うちのゼミの連中が「いっしょに写真を撮って下さい」と学長に頼んでいた。私があっけにとられていると、学長は「ゼミ中でしょ」などと注意して下さったが、学生たちは一歩も引かない。超まいった。結局私も入って撮ることになってしまった。この積極性を、卒論に生かして欲しいものである。とあまりに紋切り型のオチ。