今どきの高校生の会話

 料理バトンで言っていた茹でる料理に凝っているというがどういうことやというご質問をいただいた。別にたいしたことをしているわけではない。たとえば、レタスをサクッと茹でる。ごま油と醤油と甘味(みりんとか)と少量のお酢と、あとあるなら八角とかちょびっと入れてタレをつくる。茹であがったやつにぶっかける。こんなカンジのもの。油を入れなければけっこうヘルシーに野菜の分量をとれる。これは中華料理で喰ったものなんだけど、考え方を変えれば、ラーメンとかの上にのせる野菜も炒めずともコクのあるものにできるし、おひたしだとかそういうものにもバリエーションができる。ブロッコリーでもどじょういんげんでもなんでもかんでも茹でちゃうのである。かたづけもものすごく簡単で、むしろこちらのほうが大きいかも知れない。コンバットをたくさん仕掛けて、残滓を一回一回密封しておけば、夏でも、ゴキブリはでないこともわかった。そんなカンジのことで、別に言うほどのことでもないけど、質問されたから答えたまで。あと、友達から聞いたのだが、ググればたいていの料理のレシピはヒットするらしい。
 明日から岡山なのでいろいろ用事を済ませなければならずけっこう大変だ。細かい買い物を済ませたり、教材をそろえたり。そんなこんなで道を歩いていたら、高校生とおぼしきあんちゃんたちの団体が後ろから歩いてきた。あんちゃんたちの会話。「アメリカのカトリーヌって台風、あれさアルカイダとかのテロじゃねぇの?」「馬路かよ」「ありえるーー、やばくね?」(あるもんか、アフォ:私)「でも貧乏な人が取り残されて死んだんだろ。かわいそうだよな」「アメリカって差が禿げしい国なんだな」「日本もああなるってこと?オレたちやばくね?」「そんなことはないだろ。選挙でそんなことどの政党も『台風で貧乏人が死なない国にしよう!』とか言ってねぇもン」「だからかえってやばいのかもよ」「いずれにしてもテロはやだな」。わはははは。笑いをこらえるので精一杯であった。笑ったらおやぢ狩りされそうな迫力の連中だったのでよけいそう思った。なんかこの椰子らに計り知れないものを感じてぶっ飛びますた。
 泳ぎダメというわけではないが、昨日、今日と2000メートル以上泳いだ。宿とネットカフェがけっこうあり、かつレンタサイクルがないので、歩けばいいかなぁなどとも思っている。しかし、じつは集中は足腰に来るのでどうなるかわからない。帰って、テレビをつけたら、マシューの番組にグラビアアイドルみたいなのが出て、ネタを紹介していた。行列のできる・・・かなんかで「お前程度はいくらでもいる、微妙なセンや」とか凹られていた安めぐみが、プライベートの飲み会などでのヒロシはもっとネガティブというネタを紹介し、大沢あかねはゴリの○○○を見てしまいますたというネタを紹介していた。ゴリ「どうやった俺の暴走トラックは」。大沢「は、はぁ・・・」。マシュー「で?」。大沢「軽トラですた」。わはははは。あとグラビアアイドルは形をととのえるためにパットをつかっているというネタにかぶせてインリンが「ボッチクつかってます」と言っていたのは面白かった。インリンスプレッドイーグルばかりが話題先行しているが、こういうネタをさらっと不潔感なしに言えるのはちょっと特異な存在だと思う。