老人ボランティア?

 うちのぢぢいは80歳近いわけだけれども、左官の修行に耐え切れずに転んだ元警察官で、柔道三段で、逮捕術とかもできる。で、何を考えたのか知らないけど警察OBで小学校の警備みたいなのを始めた。要するに、小学校に入ってくるヘンな椰子とかに地域をあげて防衛体制みたいなのをつくろうってことなんだろうと思うが、とりあえずうちのぢぢいがやっているみたいなのだ。毎日スポーツドリンクと買ってやったラクラクホンをもって登下校の時に小学校に出かける。老人にとってみればよい散歩みたいなものだろう。炎天下だとヤバイので、校舎の日陰で、ガキとも挨拶を交わしたりしながら、なかなかゴキゲンにやっているみたいだ。「老人パワー」としては、吉祥寺の自転車指導もよく目につく。ちょっととめてと思っても、シビアに指導しているし、ともかくどんなに早く行ってもいるから、いかんともしがたい。まあそういうのもいいわけだけど、団塊の世代の人たちとかは、警察OBにかぎらずいろいろできるとは思う。まあ、専門的な知識のない人がやるのは危険なのかなぁ。しかし、戦闘が得意な人もいるだろう。ヘルメットにゲバ棒もって小学校の警備。タオルで覆面までしたら、さすがにそっちがタイーホでしょうか。w 冗談はともかく、うちとしてはあまり散歩しないおぢいが散歩に行くのはイイことだ。仕事だときらいな散歩もする世代が戦後社会を担ってきたということは、私は、民主勢力にどんなに非難されても直視したいと思うんだよね。口ではへなちょことかゆっているけど。