モノシラズあぽーん?

 連休モードで書き溜め未来日記になっておりますが、書いているのは5月4日深夜である。お台場明石城もあざーっす!!もビデオを仕掛けてきた。実家では、明石城を見て、佐藤治彦や酔っ払い鶴瓶の暴走、青木さやかの肩に紐がくい込んでいたことなども書きたいけれども、それはビデオをみながらにしたい。唯一ビデオをしかけなかったのが、くりぃむしちゅーのたりらリラーンである。でこれを書いておくことにする。毎週禿げしく変わって行くこの番組。石原良純がタトエビト席にいて、小木矢作がモノシラズのほうにいて、変だなぁと思っていたら、どうもモノシラズはアポーンされてしまった感じである。少しそれっぽいのも残っているがザッキーガールズのようにすわってときどきネタふられるくらい。クマも、キモーイのドキュソギャルも、へなちょこ格闘家も、有田の好きな紋舞らんもぜーんぶきれいにあぽーんされてしまったのか?まあともかく今日は、タトエビトが両側にいて、たとえまくる、集団漫才仕様だった。
とりわけ、おぎやはぎのしゃべりの上手さが光ったように思う。くりぃむしちゅーも、芸人いじらせたらものすごいものがあり、司会者にくわえ、制作者みたいな視点を感じることもままあって、小木矢作の今日の巧さがくりぃむの巧さなのかどうなのかは、直ちには判じがたいけど、もっとこういうパターンがみてみたくなった。それはともかくとして、今週の変更はもうひとつ、ベストたとえにつきましては、『たりらリ辞典』というのをつくって収録していくらしい。らリってんじゃねぇよって、やばくねぇ?ってカンジもしますが、非常に前向きだよねぇ。
最初のたとえ問題。「まゆつば」。合同コンパをセッティングするときの女性の「私の友達みんなかわいいよ」というのが矢作兼。「合コンは性格じゃないですから」「美貌とエロス」「一人は個性派」などすごいことになり、さらにそこから「恋人いない」「レースクインのウエスト60センチ」「同身長170」「同23歳」とレースクインバッシング。小木博明は、「遅れてくるやつをやたら褒める」という究極のモテ技を公開していた。なんつーか、お笑い芸人の合コン生活が目に浮ぶよう。合コンと言えば斬り込み隊長山崎裕也が代名詞にもなっているような印象があったが、みんなすごいのね。
国際派弁護士湯浅は、石原良純と、ダーティダンスまがいのわけわかめなダンスパフォーマンスをするなど、怪気炎をあげていた。「上田は三つまたかけていた」と結婚秘話を公開されたり、例の浮気アリバイ生放送ネタや、うえだリラ〜ンなど、ボコられまくりの上田が、堂々と、そして容赦なくつっこめるのが湯浅で、今週などは湯浅が絶妙のボケを入れるたびに上田が間髪いれず、ことばをさえぎるように突っ込んで、溜飲を落としてたのが非常に印象的だった。
で、番組の〆とも言えるのがその「うえだリラ〜ン」だった。上田のたとえ突っ込みを褒め殺しにかかる有田。「ここにいる全員が上田のたとえつっこみに憧れて芸能界入りした」。ここで湯浅どあっぷ。おいおい君は芸人か?そしたら、小木もそうだと言い。上田「お前ボケだろ」。これは湯浅にも妥当。芸が細かい。上田のたとえ突っ込み名作選。「つけたしすぎ」の巻。「それじゃベーコンレタスエッグつくねライスバーガーだ」。みんなすげぇと大感心。今週の賞品。でびゅしたての上田どあっぷ写真のポートレイト。なんとなく、ストリートのあんちゃんみたいなの。今日のたとえ問題は、○○と××くらい違う。上だのネタはそれなりに面白かったのだが、有田が十分に「間」をおき、引っ張りまくり、褒めまくり、効果音まで用いて、たとえツッコミをずたぼろにした。
最後に、有田が「こういうのが上田さんの芸風です」と言ったことに意味があるのだろうか。それにしてもガンガン入れ替える番組だ。早見優も終わったわけじゃないと言うことが最後に明らかになった。そういえば今日はありたとえもない。あくまで無定形にしておいて、ねたを編集して、番組を作ってゆくということなのかね。ゲストによって構図を買えるというか。いずれにしても早見優はいまだ謎のままである。