研究室大掃除と文書整理

 研究室の掃除を寮の学生さん2名に頼みました。寮だと敷地内にあるので、至近で交通費などの気遣いも入りませんし、罰当番など*1で掃除になれている人も多く、また比較的バイト料を必要としている人も多いし、それに何より自分自身も寮生であったし、お願いすることにしたわけです。赴任直後は、学生さんにお願いするのは効率が悪いのでやめていましたが、まあ最近は学生とさほどなあなあな関係でもないのでお願いしています。
 まず、トッ散らかっていた床面から、ごみクズをとりさり、袋に詰めます。次に、机の下、ソファーのしたなどからごみをとります。私は図体がでかいので、細かいところをするのはかなり苦しいものがあります。また、腹が出ているので、前かがみになるのはかなりキツイわけです。さすがに学生さんは身軽で、あっとゆうまにごみをかたづけてしまいました。廊下に出したごみの一部を写真にアップしました。ほんとうはもっともっと多かったのです。学生の発案で撮りました。が、かたづける前の惨状を撮っておくべきだったのではと言われ、なるほどそうだなぁと思いました。そのあと図書や書類の整理をしました。片づくかどうかは、捨てる勇気ですね。ファイリングしてあったコピー類は残らず捨てました。私はホルダー→フラットファイル→→プラスティックバインディング→クロス製本の順でファイルをしていました。一種の「押し出し式」で頻度の高いものを製本するわけです。このうち、フラットファイル段階のものを全部捨てました。
 問題はこれとは別にトレイに保存してあった、学会レジュメと、抜き刷りの類です。OCRとかの話をしていましたが、結局作業をしなくてはいけない。こういう仕事は絶対学生に任せたくない。結局業者委託できないかという話になります。前にも手書きの論文を電子文書化するのに業者に頼んだことがあります。そう言えば、それで思い出したのですが、最近は電子ファイルで原稿を提出しますよね。でもって、ハードコピーが来て校正をする。自分がいけないと言えば、自分がいけないわけですけど、掲載される原稿は手持ちのファイルと違ってきます。で、業者さんに、完成原稿のファイルをくれと言っても、「特殊な形式でだめ」とか言われることがあるわけです。ちょーめんどうだぁ。どうにかならないものだろうか・・・。
 二枚目の写真はきれいになった部屋です。まあましな方ですが、稼働していないスペースをうまくしないと、ろくな研究はできないなぁと思います。

*1:女子大の寮では、門限に遅れるとか、いろいろなことでペナルティになり、ポイントにより掃除をするらしいのです。