井筒対呪怨 ポテタンワン☆

 虎ノ門みますた。オープニングはレギュラー化されてしまったという一発芸なのであった。投稿一作目「ぽんぽんイタイ、痛くなーい、いないないばー」。くだらねぇ。冗漫だし痛いかも。二作目、ほっぺに指をあて、首かしげて「ポテタンワン☆」。なんじゃこりゃあと思ったら、みんなやっている。勝俣も、MCの石黒彩も、野村アナも。ワケわかめだけど、みんなやっている。井筒までやっていやがる。なぜか井筒和幸上機嫌なのであった。石黒彩。サクッとしていて、けっこうイイカンジだよね。もしかすると、この椰子がやめたときに、もむすの凋落ははじまっていたのではないかと、思うほどであったかも。
 今日のこちぢばは、ハリウッドリメイク版の「井筒対呪怨」と番組案内にあった。それでこの番組を観た。じつは「下弦の月」「下妻物語」とレンタルして、それどころじゃないんだけど・・・。井筒監督、最初にかやこに触れ、1も2もハリウッドもあれだけでエメシくってんだからすげーもんだみたいなことを言っていて、かなり細かく作品チェックをしていることがうかがえる。上映開始。「日本版とまったく同じやん」とか言いだしたから、不機嫌なのかと思ったら、ここから新たなる井筒伝説となるような、井筒和幸名調子。ホラーはこう観ろってかんじの、絶好調だった。
 「としおちゃん、演技パターン決まってるからな」「ギャハハハハハ、アメリカ人絶対これ笑うで」って、井筒はアメリカ人なのか?まあどうでもいいけど、かやこがでてくると、キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! とばかりに、「かやちゃんひつこいからな」「かやちゃんかわいい」「かやちゃんいつもあの演技」「かやちゃん逆さまに階段降りる演技半端じゃないでぇ、かやちゃんすごいよ」。「しかし、としおくんぜんぜんかわってへんなぁ」とまあ、かやちゃんに萌え萌え。井筒(・∀・)イイ!!。スゴ杉。もう一人の柳原とかゆう女の椰子がぎゃあぎゃあゆっているのに、カカカカカと笑っている。まるでもう全盛期の豊岡真澄状態。えびすさんはともかく、豊岡の馬鹿笑いはときどき見たくなるときもある。
 終わって、「としおくんの氏ンだ理由わかってよかった」「しかし、最後すごかったなぁ、どこ開いてもかやこ、かやこ、かやこ、かやこまくり、もうかやちゃんすごすぎ」「としおちゃんもすごいが、かやちゃんのスパイダーみたいな歩きは、もう社会主義リアリズムやでぇ」とおいおいというような歌舞伎まくり。要するに怨念呪怨のリアリズム爆発ダッツーことでつかね。スナニラフなんちゃらとか、むずい人名とかだして、大喜び。心像ばこばことか言いつつも、評価は☆一つ。でも、おもろいおもろい言いつつも怖かったらしい。トイレとか、風呂とかはいれんかったモンなぁ、「かやちゃんが股間から出てきたら怖すぎ」には、腹が痛くなるくらい核爆ですた。
 井筒が、イケズをしているのかどうなのかはわからない。柳原なんちゃらが絶賛すると「おまえもろとるやろ」とか、ツッコミ入れていたし。まあしかし、きれキャラだけではなく、「かやちゃん」「としおちゃん」と呪怨を語る井筒和幸はやっぱりすげぇと思うよ。「ブッシュもライスも怖い」と写真が出たのにも笑ったけどね。それはそうと、ラズベリー賞がブッシュというのはどうでしょうね。まだムーアなら認めてもいいけどね。べたすぎはしないのだろうか。呪怨は笑える、笑えるけど怖い。これが、うちのゼミにおける約一年前の結論であったわけだが。井筒最後ッペのように「二度と見たくない」。やっぱイケズ。わかんないけど、井筒が面白かったから、そんなことどーでもいい。