本間しげる

 機能北野タレント名鑑をみたのだが、やはり放映がかなり遅れている。しかし、昨日は本間しげるの出た会で、その奇矯なタレントが横溢した存在感がガオッと迫ってくるものがあり、それが再び見られたことは非常に幸甚であった。この番組は、最初のころはギャラなし、顔出しなしの、キワモノ企画だけだったのが、最近はタレント名鑑の名にふさわしく、多角的な側面を見せているようにも思われる。
 本間は、自分のサイトもぶろぐもやっているわけだけど、どちらもけれんみたっぷりである。サイトにはショートムービーもついており、サブカルな雰囲気をたたえた一人芝居を見たい向きにはげき萌えなのではないだろうか。ぶろぐのほうは、こころぐで写真一枚に寸評みたいなもの。「本間しげるのココロ久」とわけわかめなるもの。ひとつ引用。意外なくらい自然体なのである。

November 23, 2004
ヨン様の日。
毎月4のつく日はヨン様の日。
新橋、パチンコやさんにて

 サイトのほうにも日記があるけど、知識や感性で歌舞きまくって、どーだすげーだろってふうな押し付けがましさもなく、淡々と書いている感じがなかなかよさげである。割合落ち着いて見れる。しかし、文章とは裏腹に、一人芝居やなにやらかにやらは、なかなかの存在感である。
 まあこんなことを嬉々として書いていると、サブカル好きなうんちくをかたむけたくなる人は多数いらっしゃると思います。卒業生の松松さんたちには、いまさらそんなことと言われそうですし、岡大の口の悪い椰子にはもっとあしざまに言われるでしょう。まあそれは甘んじて受け止めまする。