ヨンサマ異聞

 みくしに入りますた。あさのさんのご招待。っつーか、要するに青少年研究会界隈の人たちのご招待。なかなかの余録でございます。実名で登録、研究者として紹介っつーことで、エロサイトに出入りできないのが困ったものですが、よく考えてみると、ボクはもう一つふりめじゃないメアドもってるもんね。かははは。ほっぽりっぱなしの2ちゃんネット入れれば三つかな。まあしかし、遊び場が増えすぎると仕事にならないと思いつつ、おもしろキャいいかなぁとおもうきょうこのごろ。午前は大学院の自主ゼミで、中間報告の反省会。それから卒論指導と、みくしと、会議。あと大学院生と話して、その後ブログ。しかし、昨日の安倍なつみにはびっくりした。あっとゆうまに、アクセスの波は引き、いつもの状態に戻ったのでした。おだぎーじょうは、あいかわらず多いっす。
 昨日毛利さんの本をぺらぺらとめくり、ヨンサマがとても気になりはじめた。実は、『冬ソナ』は別に勝負リーフをはくでもなく一巻借りてみたのであるが、いらいらいらいらして、早回しシマクリで、もうダメポと思い、それ以上はみていないのですた。これもザッピングだと思うんだけど、もうテンポ遅すぎだと思う。こんなに引っ張るか普通ってカンジ。なんかさ、言ってみれば、アダルトビデオの最初についているインタビューが延々続く、カンジなんですね。まあ、萌え系にとっては、ここがまたコアにツボなのかなぁとも思うのですが、実は、昔から仕事一筋なモンで、そんな恋愛もの自体に関心があるわけでもなく、せいぜいが『PS元気です俊平』だとかけっこういいなとか、思うことはあったにしても、見方がギャグになってしまい、『愛と青春の旅立ち』をみたときも、リチャード・ギアや、最近わけわかめに注目されたデブラ・ウィンガーは(・∀・)イイ!!と思いつつも、見終わったあと映画館の前でしばらくぶらぶらし、お姫様だっこで出てくるなりきりカップルいないかとか、アホなことばかりやっていて、ギャグで保身的な人生歩んできたこともあり、感情移入さほどできないのですね。
 韓国の作品でも、『猟奇的な彼女』だとか、『シュリ』だとか、『カル』だとかは、なかなーかなテンポで、色彩やなにやらかにやら、ポップだと思うんだけど、冬ソナの情景は少年少女的なピュアーがありつつも、ガッツリしたガタイが「肉喰ってます」ってカンジで、なんとなくなまめかしくもあり、ボクには耐えられないのかもしれない。ちうのは、趣味の悪い冗談だけどさ、まあだけど、「オバカル」というのは、そういうものであるからこそ、諸行無常なのであり、(・∀・)イイ!!のだと私は思っている。ピュアな純情と、萌えまくるリビドー、「ヨンサマー」と声をからす、勝負下着のおかあちゃん。しとどじゃん、やべーじゃん、激萌えじゃんってなかんじっすよ。でまあ、冬ソナへの関心はと言えば、この冬のマフラーにつきると言ってもよいのである。どっかのホストクラブが「韓流イベント」していないか、検索したら「東京の韓流ホストクラブがヨン様を呼んでホストをさせようとしたが、5000万円かかるといわれ断念したようだ」というのは見つかった。とっくにやっているっつーことだろうね。「モノホン呼べやごるぁあああ」ってことっすか。
 あともう一つあるかなぁ。ヨンサマへの期待。例えばキムタコは、すますまで波平カツラをかぶって、ロンバケのパロディーやれと言ったらやると思うのね。ヨンサマは、おそらくはそういうのはやらないと思うわけよ。これは私の偏見が若干含まれているわけだけど、やっぱりお笑いのセンスの違いというのは、ぜひ理解したいわけですよ。夏の集中で受講してくれた韓国の留学生は、ワールドダウンタウンはバリおもしれーとかゆっていて、大うけな人であったので、この点どうなのかぜひ聞いてみたいんだけど。この辺を研究している人はぜひ誰かがやってみて欲しいなぁと思う。マンガやドラマやポップだけじゃなく、そういうのって重要じゃないかなぁって思うんだよね。
 むかし学生時代、フィンランド人の留学生の面倒をみていたことがあって、社会学や日本語やいろんな勉強したけど、酔っぱらって「日本ガイジンもてるね。飲み屋でモテモテよ。のりこさんそれが気に入らないね」とか、わけわかめな身の上話をはじめたことだとかにくわえ、「ドクタースランプ、うえたまさし、みんなおもしろーい。でもね、やっぱりイチバンは、にっぽんのバカ番組ね」とゆったとき、すげえ国際理解した気になったモンな。この椰子は再来日して、岡山まで遊びに来て、鮎京正訓氏がらっきょうくえるか、塩辛くえるかなどと言うのを、「大丈夫!!」と元気満々で、ナミダトハナヂルヲナガシながら喰っていたのを思い出すなぁ。
 といいつつ今日はりちゃほだわな。