諫山実生「月のワルツ」@みんなのうた

 雨だし、原稿をいじくりながら、ボーとして、イラク情勢が気になったこともありNHKをみていたら、みんなのうたになんかホントは怖いグリム童話っちょいアニメーションが出てきて、オルゴールの響きから、われわれ世代℃ツボなしっかりしたメロディーラインのマイナーメロディーでジャズにワルツがはじまりまして、キーボードから離れて手美の前に釘づけられ、魅入っておりますと、なんつーかアレゴリーな歌詞がルイス・キャロルな世界を、ジブリ最新作リバースっぽい展開で、月の下でワルツワルツワルツ♪でもって、一夜のひとさかりで、最後はお約束のように転調しまして、最後はメガロポリスなビル群からすたこらさっさで、宴は終わり、オルゴールが静謐に一回転っと、なかなか理屈ッぽいって言うか、ヲタクな世界観がパシュッと提示されていますってかんじかな。
 で、萌えーとおもひ、情報もなくみんなのうたぐぐると、そっこー諫山実生月のワルツ」って曲だと言うことがわかる。オフィシャルサイトをググルと、この人みんなのうたでデビューしたってことがわかる。そして、この曲は12月1日に発売されるってことも。えええええ、それは買わなくっちゃ、っつーか、ちょっとアニソンっちょい、それなりマニアック、でもどこかヲタクはヲタクってかんじの曲だしぃ、親切なオフィシャルサイト様のご厚意によるダウンロードで、試聴したくとも、家のぼろいスペックのマシンではいかんともしがたく、学校に行って聴くことにしようっと。みんなのうたのホームページからの抜き書き。

おととしの夏、「恋花火」で「みんなのうた」からデビューした諫山実生が、一回り成長して帰ってきました。NHKアニメ「火の鳥」への参加、NHK交響楽団との共演など、ジャンルを超えた活躍を見せている彼女が、音楽評論家としても知られるベテラン作詞家・湯川れい子の詩とジャズワルツのリズムに乗せて、月夜のファンタジーを歌います。映像は、「うる星やつら」「ごくせん」などストーリーアニメ制作で知られるMADHOUSEの若手アニメーター・いしづかあつこが担当。CGアニメーションで独特の世界観を表現します。

 おお!湯川れい子さまですか、え?なにこれなんかすごく恵まれたキャリアじゃんか、とちょっと萎えたけど、(・∀・)イイ!!ものは(・∀・)イイ!!わけだし、なんかちょっとこわめのアニメーションも萌えだし、・・・などとサイトをみていたら、な、なんと今日もう一度放映やるっていうではないですか。ということで、試聴しに学校に行ったものの、時間予約のできない私は、そっこー雨の中を家に引き返しますた。で、もう一度サイトをみると、テキストのより抜きなんていうのもあるのね。上と違うところだけ、ピックアップ。

夜の森に迷い込んだ人の目の前に、いろいろな生き物が現れ、そして月の光の中で舞踏会が始まるという、なんとも幻想的な作品。

 なんじゃこりゃあああ。「迷い込んだ人」「いろいろな生き物」には核爆。そりゃあねぇだろってかんじ。で、時間が来たので、おもむろにスイッチオン!こんな録画しかできないんだから、情けない話だ。二度目をみたが、やっぱ(・∀・)イイ!!。なぜか、「千年女優なんかより(・∀・)イイ!!」と思った。なぜ「ロタリオン」との比較になったのかは不明。だいたいあのぶっ飛んだオサーンとは、じぇんじぇんちがうのに・・・。見てない人は一度見てみた方がイイと思う。今さら、みんなの歌が今熱いとか、間抜けなことはさすがのアテクシでもいいませぬですわ。と思っていたら、水俣病の訴訟のETV特集がはじまった。ビデオまわしっぱなしだから、これも撮っておくかと思ったので撮った。ビデオの背には「音楽プロモ専用」ッテ書いたのに、あほくさ。
 朝起き抜けに、秋吉とし子の半世紀みたいなものも見れたし、原稿も仕上がったし、けっこう今日は収穫の多い一日だった。さあ次は、科研の申請書を書かなくてはならない。実は紀要の論文も書かなくてはいけない。ぶっちしようかと思ったンだけど、無理しても書くかなぁと思っている。しかし、「小橋めぐみ」から9アクセスあった。これってトラバでしょうか。w