高山善廣と小川直也−−プロレスな人たち

 今週の火曜日にやっていた、WWE Specialに高山善廣古田新太が出ていて、いろいろ紹介してたわけだけど、最後に高山さんオファーがあったら行くかという話になって、「来れば行く」ッテ話になっていたのは、けっこう萌えるものがありました。でもって、古田新太が「WWEに一番似合うのは高山さんだと思う」と言っていたのは、たぶんいろいろな意見があるにしても、古田のいいたい意味はこんなものだろうということは、割合ストンと落ちるものがあり、なるほどと思ったのであります。ファイトのトラウマさは、大仁田系だとか、自傷系だとか、いろいろな言い方をされている部分はあるけど、実は脳血管詰まってたみたいな話をして、そこそこ絵になるところは、近頃のプロレスラーのなかでは出色な一人だろう。
 「瞬間最大風速」ということで言えば、なかなか萌えるファイトは数々あったとは思う。たとえば最初の猪木ボンバイエでのやすだのファイト。ギロチンチョークは伝説になったとも言える。でも次の年は萎え萎えだった。最初の時の直後に書いたカキコ。◆名前: い 投稿日: 2001/12/31(月) 23:17猪木ボンバイェ見ていて、あちゃちゃちゃ、ひきわけばっかじゃんと思っていて、でもって、双方一勝ずつ、最後はやすだとジェローム・レ・バンナと、猪木軍最弱を自認するやすださんでして、こりゃあ派手に負けて終わりかしらねぇって思っていましたよ、はっきり言って。だって、最弱の奴がレ・バンナに勝ったらさ、でもって、離別した娘さんがリングサイドに来ていたら、いくらなんでもできすぎじゃん。そしたら、やすだ猛烈突進で、馬乗りになり、けっこうイイカンジ。だけど、不細工な攻撃なんだよね。ラビットパンチみたいなのするだけ。絞め技とかできるのかなって思っていたら、なんか仰向けのクビにひじをギロチンみたいにして、一応絞め技みたいになって、えええええって思っていたら、バンナあっという間にギブアップ。猪木歓喜。やすだは、マイクもって吠えて、娘さん肩車って、これはもはやプロレス!!むかし思いだしたけど、鳥肌もんというほどでもなかったっすよ。あれ考えると、高田のチキンなファイトぶりは、たしかに怪我をしていたにしてもなんなんだろうなぁ。しかし、久しぶりにスポーツネタ書き込む気になったんだから、そこそこ面白かったのかもしれない。ファンはどう思っているのか知らないけどね。
 なかなか継続的に絵になる椰子は少ない。まあそんなこと言ったら、小川「I'm a chicken」直也はどうよと言う声も聞こえてきそうだけどさ。まああれはあれで面白いと思うよ。小川はちょっとポップすぎるとは思うけどね。ハッスルは自民党幹事長までやったんだから。まさか年頭の一般参賀で陛下が「がんばれ国民」ってハッスルやったら、アニマル浜口の気合いどころの騒ぎではないわけだけれども、それは例の皇太子爆弾発言以上のことになるかもしれません。皇室アルバムで、オリンピック観戦の一こまなどと紹介するというのならともかくとして・・・。だけど、チキンは小川がいちびってるのかと思ったら、ちゃんと逸話があったのね。id:u-taroさんのブログより。

小川直也が毎回宣伝してますが、そういえば数ヶ月前、深夜にハッスル3放送してました。そのとき思ったのが「なんスかこれ!?」高田がマーク・コールマンやG・シルバといった怪物軍団を率いる悪の総統で、小川の控え室に食べかけのチキンを送ったり、(小川のTシャツにI'm a chickenとあるのはたぶんこのため)最後は「まとめてかかってこい!」と言った小川にホントにまとめてかかっていって小川が一方的にやられた後で橋本真也が出てきて締めの「ハッスル、ハッスル」。PRIDEファンが見たらシラけないか、これ?

 破壊王は、『実録柳川組2』に力道山役で出ていたりして、なにがあっても驚かないけど、橋本真也のハッスルは、かなり笑えると思うがな。笑っちゃいけないのか。w チョコボール向井に、I'm a chicken のTシャツ着てもらって、ハッスル特別出演。WWEみたく、美女軍団つくって、それに飛びかかり、タコ殴りにされるチョコ君、最後はコーナーポストの上で「チキンだぜ!」をトータス松本と熱唱とかさ。どうも話がくだらない方向にしかいかない。
 ところで、若手コメディアンもけっこう出てきたことだし、和田アキ子さんにここはまた立ち上がってもらい、『噂のチャンネル2』なんかでもやってほしいところですな。デストロイヤーのかわりは、アジャ・コングさんでしょうか。4の字固めのかわりは、スティンクフェイス。せんだのかわりは、カンニング竹山でしょうかねぇ・・・。スティンクフェイス、ぜったいいろんなところで応用的に活用されていると思う。しかし、これがなぜワールドダウンタウンで用いられなかったのかは不思議。
 今日は朝から出かけて短大の講義。ボディーランゲージの実用本を解説する。一応社会心理学の話もするけど、やっぱ実用本のネタの面白さに負けてしまう。放談っぽくなる。しかし、一応一線は引いていて、それを学問的に鑑賞するという体裁にしている。学生もコミュニケーションの話は面白いらしく、ツボなネタの場合はかなり私語が禿げしくなる。最初は当惑したが、まあこれも在処なぁなどと思っている。大学に戻って、卒論指導などをこなした。