選ぶ立場じゃないけれど・・・
「上京」「洋行」など日本人を「焦燥」に駆りたててきた社会心理を研究してきました。それとの関わりで、地方の下位文化について研究してきました。そんなこともあり、「地方」の出身者は特に歓迎したいという気持ちはあります。昔、一回だけ選ぶ立場になったことがあり、地方出身者を優先して採用したら、ヒンシュクでしたけれども。
私にはリーダーシップが欠けているので、自主的にいろいろ積極性を発揮できる人や、ゼミ幹事として集団をコントロールできるような人は歓迎です。「あそこに行けばなにかあるんじゃないか」とか、「あそこだったらじぶんがみとめてもらえるんじゃないか」とか、漠然とした受け身な期待しかない人には向かないゼミじゃないかと思います。私を甘いと思っている人もいるようですが、私は怒ることにエネルギーをさける精神的肉体的な体力がないだけです。率直に言って、甘さに期待するような人は大嫌いです。
「実力以上にも実力以下にも評価されたくない」、「努力したものは評価して欲しいが、努力以上に評価されたくない」。そういう潔癖さとプライドを持った人を歓迎します。
