セッチー鬼瓦軍団

 狂言和泉流二十世宗家・和泉元彌のプロレスデビューについては、必殺技が元彌チョップであることや、ゴージャス松野などと比較されて、萌え萌えの馬鹿ファンも多い(俺もその一人だけど)こと、さらには対戦相手として命知らずにも鈴木健想を指名し、ばっかじゃねぇと思っていたら、さらにネタはエスカレートし、鈴木健想の妻・浩子が「お母さんが(リングに)上がるのであれば、上がる」と発言し、もうキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! 、ヒロコ(・∀・)イイ!!と大騒ぎになり、さらにタッグ対決だ、キモノマッチだと、ヒロコ歌舞伎まくりで、久々にショーアップされた真剣ネタ堪能げございましたが、記者会見でセッチーはさすがにやらないってことになったみたいだ。でまあ、否定したワケね。タッグも対戦も。

だがそのかわりに「セコンドに付かせていただこうと思っております」と表明した。しかも節子さんは、「セコンドは軍団で付かせていただきたい。『セッチー鬼瓦軍団』でございます」と、自らの愛称“セッチー”と狂言の曲目「鬼瓦」から命名した軍団をぶち上げ、「できるだけ宗家の近くに付く」と、元彌のデビュー戦を万全の体制でサポートすることをアピール。軍団の人数、メンバー構成など詳細は不明だが「楽しみにしていただきたい」と笑顔でコメントした。
 さらに節子さんは、元彌が「ハッスル・マニア」直後の11月7日から中国文化省主催の「世界国際交流シンポジウム」に招聘を受けていることを明かし、「そのためにも、ケガをされては困る。健想選手、もし和泉元彌にケガでもさせたらタダでは終わらせない」と対戦相手の健想に警告した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20051025-00000016-spnavi-spo.html

まあこれなら、強い軍団と乱入することも可能だろうね。しかし、AKIRAが「身のこなし、敏捷性、すべてにおいて鈴木健想よりも間違いなく上を行っている」と言ったのは気合い入りすぎだろ。わはははは。さらに健想に対しては「デカイ図体してカミさんの尻に敷かれてんじゃねーか」と挑発し、「油断してると赤っ恥かくぞ」と警告したっつーわけだけど、それわ言いすぎだろAKIRA。まあでも、やるからにはネタじゃなくガチでやって欲しいんだよね。すぐには無理だろうけど、ミミ萩原が本格化したように。しかしプロレスキャラとしては節子よりは、国会議員のほうが数段すごい気もします。片山さつきさん、田中マキコさんなどは、デビル雅美、長与千草などをはるかに凌ぐファイターになれる気がします。
 しかし、鬼瓦軍団って、ふつーは顔だと思いますよね。

襦袢の涙

 どんなにイヤミったらしくても、イヤなヤツっぽくても、そしてわざとらしいまでのさりげなさで自分を売り出していても、舌禍のくり返しの挙げ句の果ての脱税で最悪の状況のサッチーについて「あれはいい嫁だ」とテレビで何度も言い張った野村克也を私は尊敬する。呑むさんが、それまで一度も旅行をしたこともなかった母親を余命いくばくもなくなってからようやく最後の一度かぎりの九州旅行を二人でしたというような浪花節や、あるいは舛添要一の介護話や、ビートたけしの葬式号泣@武藤まき子などは、自分が育った家庭と同じような臭いを感じて、禿げしく心を揺さぶられる。溺愛もできなくなった現代において、カツノリの差別待遇すら、まあええやんけみたいにおもわないことはない。由緒正しき狂言師ともなると、たいへんなことがあるのだろうけど、金がないってことであったとしても、あれだけやっちまうのは、私はけっして嫌いではない。馬鹿面さらして、自立に甘えるよりずっとマシだと思う。しかし、おや痔さんのコメントにある記事を見てぶっ飛びました。上のエントリーは肝心な場所をぬかしているぢゃないか。わははのは。

 元彌が対戦するプロレスラー・鈴木健想(31)の浩子夫人(30)から「お母さんも出てこい」と挑発された経緯がある。相手を下着姿にすれば勝ちという着物マッチを要求されたが「衣装はキューティーなんとかかもしれません」とニヤリ。あろうことか、アニメキャラ「キューティーハニー」のコスプレで登場する可能性をにおわせた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/news/20051026spn00m200001000c.html

 しかし、「キューティー」には笑いますた。ここでも何度も話したネタだけど、昔東京12チャンネルの馬鹿番組で「アグリー・ジョージ」というコーナーがあって、ドキュソな「レッドネック」仕様の白人であるアグリーなジョージが「へい!あいむ、あぐりーじょ〜ぉ〜じ」などとウルフマン・ジャックの出来損ないみたいな声で登場し、道行く人に「チチ写させて」ともちかけ、撮影するという、江頭2:50分ですらやらないようなクソバカなものだったわけだけど、それ思い出しちゃったよ。わははは。ここは気合いでせっちぃ萌えとゆっておかないといけませんかね。浩子もすげえよな。「下着姿にすれば勝ち」ってさ、着物マッチでっしゃろ?パンツとかズロースとかいう類ではなく、襦袢でわないでしょうか。負けて「襦袢の涙」ってさ、なんかOPチェーンのバッタモンの映画みたいじゃないですか。嘉門達夫乱入で「シャンソン」を歌ったりしてね。知らない人のために解説しますと「ハダジュバン、ナガジュバン♪」とフランス語風に歌う歌ね。そんなくらいならさ、和泉元彌セッチー鬼瓦軍団で鬼瓦トランスとかすりゃあいいのにね。まあだけど、マジな話、そこそこファイトできるとすれば、AKIRAなんかもつれて外国に行ったら、かなりポップなバウトを提示できるように思うんだけどね。