上野洋子『TOKYO HUMMING』

 10日は、上野洋子約3年ぶりのアルバム発売の日でありました。「公園で、カフェで、交差点で・・・トーキョーをハミングしながら散策!」というコピーを読んで、ジャケツをみると、なんかさぁ、これって、野宮真貴くピチカッてねぇの?とか思ってしまったりもするのですが、*のときなんざ、メジャーでインディーズして、インディーズでメジャーしたり、高度に実験的にすぎたりもしないことはなかったわけだし、さらに言えば、どっちかといえば、のんだくれてプカプカひらひらみたいなアーティストなんだろうし、上記引用文にしてもベタにオサレというよりはちょっと変拍子風と申しますか、ことばがどこかゴツゴツしており、なんとなくポップにつきぬけているってわけでもないようで、って、なんか語彙の選び方も、漢字の名詞にそれなりの趣向を感じてしまい、有り体にいえば、要は、ツンデレなわけで、それなりの覚悟で聴いたわけでございますね。

TOKYO HUMMING

TOKYO HUMMING

About TOKYO HUMMING

お散歩BGM
公園で、カフェで、交差点で・・・ トーキョーをハミングしながら散策!

曲目

01. home 6:24 a.m.
02. komazawakoen 7:00 a.m.
03. jingumae 7:48 a.m.
04. marunouchi 8:52 a.m.
05. hamarikyu 9:45 a.m.
06. daikanyama 11:02 a.m.
07. hiroo 11:50 a.m.
08. zoshigaya 1:23 p.m.
09. nishishinjuku 2:37 p.m.
10. hyakunincho 2:49 p.m.
11. nukebenten 3:22 p.m.
12. kagurazaka 4:10 p.m.
13. nezu 5:09 p.m.
14. azumabashi 6:27 p.m.
15. miyukidori 8:34 p.m.
16. azabujuban 11:41 p.m.
17. ariake 2:11 a.m.
18. home 3:58 a.m.

アニソン専門サイトのご紹介

 人気アニメ『あずまんが大王』OP・EDテーマ担当のOranges & Lemonsや、声優・折笠富美子のアルバム・プロデュースなど、さまざまな活動を行っている上野洋子が、スタジオアルバムとしては約3年ぶりの作品『TOKYO HUMMING』をリリースする。


このアルバムは、午前7時に駒沢公園でジョギングをして、7時48分に神宮前で犬の散歩、丸の内で8時52分にモーニングコーヒーを飲みながら会社へ急ぐ人々を眺める、というような仮想のとある休日をイメージし、トーキョーの街を散策しながら聴くBGMというコンセプト。


また、曲タイトルには東京の地名が付けられており、それぞれの場所を思い起こさせる様々なタイプの曲が、全編歌詞の無い一人多重録音のコーラスサウンドで綴られている。


このような形態では今までにも93年に『VOICES』、02年に『Puzzle』などをリリースし、今作が第3弾となる。前作まではヒーリングというジャンルにくくられがちな、ゆったりとしたスケール感の大きい曲がメインだったのに対し、今作は<軽く、明るく、遊び心のある音楽>を目指して軽快な小品が18曲も並ぶという作りになっている。


今でこそ、一人コーラスによる多重コーラスを行うミュージシャンも珍しくはないが、そういった第2世代といえるミュージシャンたちに影響を与え続けている先駆者とも言うべき上野洋子が、その本領を発揮したアルバムが本作だろう。
http://www.axive.jp/index.php/archives/1314

 個人的には、街的にはそんなに好きじゃないけど、hirooがけっこうツボです。街的には、azumabashi。この辺は、アニヲタンにも垂涎なものがござるのではないでしょうか。って、なんでこれがアニソン専門サイトで詳細に紹介されているのかはまったくなぞでございます。コメントも霜月はるかとかしているし。しかし、さすがに原稿ケツカッチンで今度のマーシュライブはむずいかもしれませぬ。遠いし。