すっげーストーリー！

こっこさんの台所CD

　冬季五輪でとりあえず驚いたのは、何年か前は映画かなんかになったジャマイカのボブスレーがけっこう強豪になっていたことだったんだが、それをみてまもなく、スノボのレゲエあんちゃんが、なんだかんだゆわれて、はんせいしま〜す、みたいにふかして、なんだかんだ言われたのは驚いた。だから日本は・・・みたいに、山本キッド先生は怒っていたけど、まあ、スピードスケートの衣装が下着すけすけとか、どこもあんまりかわらないというか、なんともにんともだ。
　で、元祖血祭りと言えば、「タエすっげー」でおなじみの山崎修さんだが、残念ながら上村すっげーはなかったみたいで、ボクとしては実に残念だった・・・と思ったら、朝起きたら、みのもんたの朝ズバに出ていて、思わず、グッジョ！！TBSと叫んだ。出るなら、昨日のゴールデンくらいから、もうすぐ山崎、このあとすっげーとかやって欲しかったが、まあニーズはそんなにないのかもしれない。
　すっげーばかりが目立っていたわけだが、今日は香川照之をなんとなく二枚目にしたみたいなシックな感じで、実にシュアーな解説をしていた。非常に丁寧でわかりやすく、理論的であった。すっげーを連発し、そしてスプレッドイーグルからツイスターツイスターツイスターツイスターとか勢いだけで言っちゃいそうな単なるヤンキーなあんちゃんではなかった、ということがわかる。
　話を聞いていて、でかいヤツが身体を上手く操作したら、ぜんぜんすごすぎて、いかんともしがたい、みたいなことはあるんだろうね。で、まあモーグルの勝利は、すっげーヤツじゃないとゲトできないし、里谷もこんどの椰子もそうだということがなんとなくわかった。つーか、里谷もやってるんだから、上村もありだろうと思うんだけどね。もっとも関係者にしてみれば、若いのが出てこないとダメなんだろうけど。かつての日本女子バレーとか、２２歳くらいになると、余裕で世界選抜メンバーみたいなのが寿退社して、新陳代謝すごかったし。
　それはともかく、山崎さんをいじるコーナーはまったくなく、残念ながら例の実況も流れなかった。まあ、朝見ているのは真面目な市民が多いだろうから、このくらいのスタンスの方がいいんじゃないかという気はした。なんか、深夜だったら、タエすっげーのVTRをまずながして、そのあと上村のビデオをみながら、すっげーやってくれよ、みたいにできたんだろうけどな。で、山崎さんが、あまり上手くやらないで、そのあとお笑い芸人がすごく上手くやるとか。これが定着したら、競馬の杉本清に匹敵するだろ。杉本の実況でみたいという人はいるみたいだし。まあ、数々のセリフを生み出した杉本と、すっげー一本の山崎さんを比べてはいかんだろうが、長野のあの実況は、原田の船木ぃ〜、と双璧だったのではないかと、私は確信している。
　真面目なまま解説を終わった山崎さんで、ちぇつまんねぇの、とか思っていた。そうしたら、最後の最後でみのもんたがいじった。解説の道具自分でかたづけて、みたいに言われて、山崎さん苦笑いしながらサル。
　番組後、さっそくググってみたら、ホームページが出てくる。ヘッダが、石材店兼用になっていたのは、愛嬌だろうか。ブログもあるし、なんかすげー充実ぶり。でもって、活動拠点のニセコすっげーストーリーというタイトルになっていて、ぶろぐもなにもかもある。「９８年の長野オリンピックではモーグル解説者。『やったータエ』でお茶の間を沸かせた。」とあった。ちげーだろ。すっげーだろ。みたいな。ｗ
　しかし、潔いというか、一切テレビ出演には触れてなかった。もっとがーんとやって欲しいけどな。あとこれだけのHPつくるなら、著作権の問題もクリアーして、威風堂々タエすっげーが見られるようにして欲しい。とボクは思う。実は各種動画サイトとを検索したのだが出てこないのである。
http://www.e-ishi.jp/osamu/index.html