- アーティスト: フラワーカンパニーズ,鈴木圭介,グレートマエカワ
- 出版社/メーカー: Trash Records
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: CD
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ものすごく寒かったので、ザルも棄てがたかったが、アツ盛りを頼むことにする。私はカレー南蛮。あと、３人で行って天ぷらの盛りこみを二つ注文した。店の人が「多すぎますよ」というので、んなことないでしょ、と言ったのだが、来たらものすげぇ多くて、おもわず店主はべんてん流イケズ人間か！とツッコミを入れたくなるほど。しかも、これが美味しい。ちょっと前までは、蕎麦はともかく、だったのだが、確実に美味くなっていると思った。食べ終わる頃、給仕のおばちゃんが黙って持ち帰りようの折り箱をもってきてくれたのが、なんとも野毛だなぁと思った。
カレーにしたのは、寒かったからなんだが、競馬客相手に商売しているわけだから、カレーが不味いわけないという読みもあった。はたして美味かった。蕎麦も、あつもりにしただけで風味が落ちたり、へにゃへにゃになったりするんだが、ここのはカッチリ蕎麦だぜという歯ごたえと風味がするのが鬼だと思う。なんつぅか、細い蕎麦掻き喰ってるみたい、っていうか、なんというか。
野毛一とか書いている人もいるようだが、お店としては場外馬券売り場から一番近い蕎麦屋とか言っておくれよ、みたいな気合いだし、店構えがまた素敵すぎる。汚くもないし、デラックスでもないという、大久保のはやし家と同じような中途半端さで、気どって来るやつは帰れ、みたいなカンジもする。そのわりに日本酒はすごいとっくりに入って出てくる。
たぶんこれは私の想像だが、お店としては金があったらニューウェーブ系みたいなすごくきれいなおされなお店にして、店頭で蕎麦打ちやって、蕎麦抜きのアツ盛りかなんかで一杯やったあとにざるそば・・・みたいにしたいけど、というのが、馬券買いに来たおっちゃんたちが、モツ煮込みねぇのかよ、とか無理難題言いまくって、競馬場的あての数々が整備され、今日に至っているのではないかと思うんだが。ある意味、俗悪なダンディズムがスノッブな外皮につつまれた珠玉の才能を鍛え上げているんじゃないか、みたいな。
石井ちゃんの試合があるということで、早く帰って、テレビを見た。TBSお得意のもうすぐ石井、このあと石井で、ずっと見せられてしまった。相手が吉田ということで、なんか矢尾とは言わないけど、それなりに温情はあるんじゃないか、とか思っていたけど、展開はぜってー矢尾はありえない、というか、あの金的が矢尾だったらある意味てんさいすぎるてんかいだろ。
「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！」（１２月３１日、さいたまＳＡ）
北京五輪柔道男子１００キロ超級金メダリスト・石井慧（２３）＝アイダッシュ＝がプロ格闘家デビュー戦で、バルセロナ五輪柔道７８キロ級金メダリスト・吉田秀彦（４０）＝吉田道場＝と対戦したが、１回に右ストレートでダウンを喫し、判定で完敗した。栄光の金メダルから５０３日。ロンドン五輪での連覇の道を断ち切り、“人類最強”を目指した男の第一歩は、ほろ苦い結果に終わった。一方、吉田は試合後、次戦での引退を電撃表明した。
◇ ◇
ジャッジ全員が判定で吉田を支持した瞬間、放心した表情で虚空を見つめた。こんなはずじゃなかった-。言葉にせずとも、石井の表情はそう語っていた。
初回がすべてだった。ヴァンダレイ・シウバをほうふつさせる軽快なステップで前進も、そのパンチは空を切った。逆に吉田の左右のパンチを被弾。右ストレートでダウンを喫した。鼻頭と唇から流血。最悪だった。
２回には左ヒザで吉田の金的を攻撃し減点１が宣告された。組み付いて倒そうとするも首相撲で抑え込まれスタミナを消耗。肩で息をする男に逆転はもう無理だった。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1066282&media_id=30
石井ちゃんがパンチをだすのだが、なんか手が細くみえるというか、シュシュとか言いながら、イメトレしているみたいなカンジで、なんかたこ踊り踊っているみたい。対して、吉田のパンチはズシッとうち下ろすカンジで重い。まあでも総合の場合、見栄えの良し悪しじゃないから、と思っていたら、ズガンズガン当たって、もう普通ならたこ殴り状態。鬼のようにタフ。カメ次男以上かも。ｗ
そのうち石井ちゃん腰が引けちゃって、眼が完璧チキンになっていた。しかし、なんとなく気持ちが前に向かっているのはわかる。タックルしてウニウニしていれば、吉田はばてるとか解説しているのに、そうしないのはある意味すごいのかもしれない。しかし、石井ちゃんは勝つ柔道で、投げにはこだわらなかったはずなんだが。しかし、野村のバックドロップを見たいと思うのは、私だけだろうか。ｗ
