- アーティスト: Spangle call Lilli line
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2008/09/24
- メディア: CD
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で、何に出るんだろうと思ったら、汚いけど美味いお店の特集。上野の豚カツ屋なんかは何度も店の前を通っているけど、入ったことなかった。いわゆる低温肉汁閉じこめ系なんだけど、ボクは薄いお肉の衣バリバリなかはパサパサ気味みたいなのに、ウスターソースかけて喰うみたいなのが好きなので、今度入ってみようか迷っている。東大井の洋食屋は、野毛のセンターグリルよりもさらに盛りが良くてぶっ飛んだ。しかし、蝋細工のディスプレイの小汚さは、私の研究室どころの騒ぎではない。
で、野毛が出てきて、ktkrと思ったら、出てきたのは三陽のほう。チンチン麺のお店だが、おやぢの鬼のようなシモネタ連射には、驚いた。ちょっとこのおっさんいかれちゃってんじゃないか、と思ったけど、まあよく考えてみると、メニューがみんなすごいモンね。餃子とか、少なくとも30年ちょっと前は、普通だったけど、このごろはニンニクぎっちりで有名みたいね。だったら、名古屋の今池ののんすけみたいに、アンはニンニクのみで、カリッと焼くみたいなほうが美味いかも、とか思ったりもしたが、ファンがたくさんいるというのだから、相当腕をあげたのかもしれない。ここは、けっこうあっさりした汁のラーメンに、「原爆入れますか!?」と言って、ものすごい量のニンニクをぶち込んでくれるのがなつかしいが、今はちょっと違うカンジ。
で、ここが出ちゃったら、もう野毛はないかと思ったら、そのあと真打ち登場とばかりに三幸苑が登場した。汚いメシ屋数件やって、野毛が二件というのはすごすぎるし、どっちもうちから2分くらいのところというのも笑える。タンメンをやるのかと思ったら、なんかチャーメンだった。チャーメンは、まかない料理でラーメンの麺を炒めて食べたことからはじまる、とかテキトーこいていたけど、これってそうなの??まあそうなのかもしれないけど、これはいわゆる上海ヤキソバだと思うんだけど。
しかし、ヤキソバをメシといっしょに食うとはおもわんかったよ。でも、とんねるずはタンメンは喰わないのかと思ったら、ちゃんと頼んで分けて喰っていた。いつも思うんだが、ヤキソバを食うと、タンメンの汁が飲めないわけね。で、はやしまるが担々麺にワンタンスープつけているみたいに、ヤキソバにタンメンスープのセットとかつくってくれないかね。言えばつくるだろうけどね。タンメン麺なしとヤキソバ!とか言えば、文句は言われるかもしれないけど、金払えばいいだろ、とか言って。でも言えないから、いまだにやったことないわけね。
面白かったのは、とんねるず石橋が40年間ずっとこの味でやってきたっすね?とかきいたら、おやぢが「まあだいたいね」と若干ためらって言っていたこと。ここは、豚骨から澄んだスープをとる技術と、タンメンのスープだれは寸分の乱れもないくらいたしかな手業とは思うけどさ、はっきり言って、味は行くたびに違うモンな。まあ、外れはさすがにないけど、鬼あたり、大当たりは4回に1回くらい。もう一度喰おうと思っても、くえないの。そんな一期一会のアバウトな調理だけど、どんな味喰ってもここのはここのだとわかるよ。たぶん百個のなかから見分けることもできると思う。すごいインパクトだし、そのインパクトが非常にいい味なのね。最近は、流行なのか若干こってり系になってきているけど、昔はもうちょっと澄みわたったスープで、味の骨格はその頃のもんだと思うし。まあともかく、私は化調ありだと思うンすよね。
しかし、今日行列ができていたらしい。困ったモンだな。しばらく食べられそうもなくなっちゃった。まさか、曙町の近くの二郎みたいな行列にはならないとは思うけど。