掃除とダイエット

oneself-LIKENESS

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 万全の体制で日本社会学会に望もうと思っていたのだが、鬼のように仕事が重なって、出席予定の部会のレジュメをダウンロードして、シャラッと読む程度で終わってしまった。基本は勉強させてもらおうと思っているわけで、はりきって歌舞伎まくるつもりはしゃらしゃらないので、まあこんなモンかなと、思わないこともない。最近は、部会も人数が普通じゃなく多くて、時間もパッツンパッツンで、型どおりにやって、「あとは懇親会で」「あとは部会後に」と、議論が打ち切られてしまうことも多い。また、打ち切るというと、終わっちゃう報告者も多い。昔みたいに、あと十分と言ってから三十分しゃべるなんて人は、今はもういない。でもまあ、いろんな工夫が毎年重ねられていて、ためになる企画や報告も多いので、その点は頭が下がる思いである。
 最近非常勤やアルバイトをお願いした大学院生と食事をする機会が続いた。話を聞いていて、大学院生というのもだいぶ変わっていて、MCなどだと、特に研究者志望というわけでもないということで、昔みたいに修士に入ってきたのを、牢名主みたいな博士の院生がうりうりうりうりするってことではないらしい。というか、就職志望なので、あまり学部生とかわらない傾向もあるんだという話。かなり頭を切り換えていかないと、大学院の教育というのも難しくなるだろうな、といい勉強になった。まあ、学会というのは、これに対してどう対応するのかというのは、また別の話なんだろうが。関東社会学会でやっている修論フォーラムという企画なんかは、けっこう面白いと思う。一度言ってみようと思っているのだが、いつも忘れてしまう。
 で、話は、今テレビでやっているビューティコロシアムで、前にも言ったが、この手の番組は、ビフォアアフターでビフォアーのゴミだぞうきんだと言われている状態に、むしろ萌えなアテクシなんでありますが、それはともかく面白かったのは、渡辺直美の巻。こいつ、はるな愛とか、柳原加奈子といっしょで、ちょっと売れて、すげぇことになっていないかと思ったら、やっぱりそうで、和田にタゲられた、ってことであります。で、もやしの酢漬けみたいなのでダイエットするのだが、ポイントはそこではない。
 ポイントは、部屋がめちゃくちゃになっているということ。まあ、アテクシの前の住居状態、と言うか今の研究室状態というか。生活がきちんとしないと、ダイエットができない。これはたしかにそうだと思う。引越で掃除をしていたら、プールに行けない日もずいぶんあったんだが、それでも体重は減った。さらに、通勤して早寝早起きになって、また減った。規則正しくきれいな部屋というのは、やっぱり生活の基本なんだろうなぁ、となんとなく思ったりした。
 じゃあ、研究室も毎日掃除すればいいとも思う。掃除をする消費カロリーって、補講するのとか、サウナにはいるのとそんなにかわらないのね。これはビックリ。サウナは私の場合、2〜4キロくらい1日で減ってしまったりする勢いなんだけど、そんなことをして、小水のデが悪くなって、心配するくらいなら、掃除をすればいいのである。しかし、まああまり神経質になると、精神が崩壊すると行けないので、部屋くらいは汚くしておこうというカンジもしないことはない。
 学生に、まあこの部屋でセクハラはありえねぇよな、と自慢していたら、この部屋自体がゴミハラぢゃね?、とか切り替えされてしまった。脱帽です。まいりました。というカンジでした。