ノム

ダスト・マイ・ブルーム~ザ・ヴェリー・ベスト

ダスト・マイ・ブルーム~ザ・ヴェリー・ベスト

 野村監督は、南海球団で問題になってから、今日に至るまで、日本中を敵に回してもサッチーサッチー言っているところが、私的には漢だなぁ、と思う部分もあるんだが、踏みにじられてナンボみたいな路線を、なかば自覚的にやっているところは、ジツに妙味だと思う。心の折れやすい人々がなんじゃかんじゃ言われているこのご時世において、このようなとっても国民的ヒーローとは言えないような相貌で、へっへっへと笑っているぢぢいにこそ、国民栄誉賞でもやればいいと思うんだが、そんな声が上がったとたんに、またサッチーが狙い澄ましたように、問題発言とかしそうで、まあこの野球好きのぢいさまだけは、喰えねぇ椰子だなぁと思ったりもする。
 で、「優勝してもクビ」みたいに言われていた呑むさんではあるんだが、最近やっぱりやめさせるわけにいかんということになってきているという報道もある。まあ、野球監督としてどうかとか、そういう話はおいておいて、このぢいさまの商品価値はとてつもなく高いということだけはたしかなんじゃないかね。だって、スポーツニュースで連勝中はもちろん、ずる負け連敗の時もぼやきぼやきぼやきで、それ楽しみにスポーツニュースを見ている人間だって、けっこう多いだろうし、多いから放映するんだろう。同じくらい露出できるとすれば、新庄監督くらいしかないだろうし。w

ノムさん、SDに?恐れる“楽天離れ”
 楽天には苦い経験がある。創設初年度の05年オフ、3年契約の田尾前監督を1年で解任。これに反対したファンによる署名運動が発生するなど“楽天離れ”が一時的に起こった。


 今回も球団主導で一方的に退任勧告した場合、野村監督の実績、人気を考えると当時以上のファンの反発が起こるのは必至の情勢だ。決断に苦慮する球団側は残り3試合となっても野村監督に対して処遇を伝えていないが、CSでの戦いぶり次第では野村待望論が大きなうねりとなるのは確実。それだけに球団では退団という形ではなく球団顧問、SD(シニアディレクター)などで野村監督をフロントに迎え入れる案も検討している。


 ヤクルト監督時代の95年も開幕前、当時の桑原オーナーに「監督も今年で最後」と最後通告を受けながら日本一に輝いて続投した野村監督。「辛抱強くて、我慢強い」と指揮官が感謝を示す楽天ファンの存在が、自らの道を後押ししてくれる。
[ 2009年10月09日 07:34]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20091009003.html

まあしかし、楽天だって、企業なんだから、あれだけなんじゃかんじゃ楽天の名前が出ることは、悪いと考えているはずもないわけだろうね。CS次第ではクビとか、そんな狙いをちらつかせて、発憤させているとすればすごすぎるし、さらに言えば、SDとか言うのもある意味企みが深いとも言える。だって、呑むさんの場合、そんなものなるくらいなら、どっかの草野球の監督でもするでしょ。つーか、高校野球とかもさせてみたいよね。それはあんまりにもったいないけど、木内呑むさんのおとぼけ対談くらいやってくんないもんかね。