大富豪@トランプ

 とある局のモーニングワイドをみていたら、石田純一ケコーンというネタをしていた。でもって、相手が東尾の娘というのはいいのだが、キャスターが「東尾選手といえばビーンボールで有名」「ヒューンとね」とか言っていて、大笑いだった。「えげつないシュート」ぐらいに言わないとまずくね?とは思ったが、あの頃の野球は面白かったなぁ、と思う。妙にお行儀のいい巨人の野球は嫌いだと思うようになったきっかけは、東尾なんかだからね。クメピポで張本さんについて、久米が、当時のなみショーというとやばい椰子が集まっていて、でもそのなみしょーで張本さんはビビられていたわけだし・・・とまあ、言いたい放題だったのも思いだした。
 通勤の時は本を読んでいたのだが、最近携帯を買いかえて、いろいろなアプリとかつかえるようになったのがまずく、最近ゲームやりまくっている。昨日は、横浜でおりそこないそうになったし、その前は中野で乗り換えの時、関係ないホームで30分くらいゲームをしていて、下りが来ないなぁと思ったら、なんと上り専用ホームだったりした。
 何にそんなにはまっているのかといえば、トランプゲームである。七並べ、大富豪などをやっていて、特に大富豪はやばすぎます。
 私は大学時代に環境問題研究会というサークルにいて、これは千葉県の臨海地域の調査をしたりとか、なかなか気合いの入ったサークルだったのですが、コンパは下手な体育会どころの騒ぎではないすごさで、Y歌はうたいまくるわ、もう今だったら絶対問題になるようなものすごさでしたが、合宿もすごく、勉強もしましたが、大富豪で盛り上がりすぎて、宿の人に怒られることは数知れずでした。
 一番すごかったのは、夏に軽井沢に3泊4日で合宿したときのことで、当然ハイキングとかいろいろしながら・・・と思いきや、そして、別に4日間雨が降ったというわけでもなく、むしろ快晴状態だったにもかかわらず、某開発銀行や某横浜市大経済研究所の先生になった先輩たちもまざって、三日三晩どころじゃなく、昼間もず〜〜っと大富豪をしていたのであります。
 当時は、階級闘争とか、大貧民とか言っていました。差別問題との絡みで、大貧民ということばは使われなくなったようですが、当時はどちらかというと傾向学生が階級意識論的な意味あいで、貧民から搾取してやるとか、オーエンの空想的社会主義による慈善だとか、構造改革なんてぬるいよルカーチ的に主体的に関われとか、なにおこの左翼暴力集団がだとか、社会科学的な会話を交えながら、盛りあがりまくりで、まあ言ってみれば、社会科学の与太話を交えながら、トランプをやっていたカンジです。
 軽井沢合宿の時も、そんなカンジで、一応ハイキングとかも行こうとか言い、出かけるには出かけたのですが、トランプのケースを持って出て、近くまで歩いて、ベンチみたいなところで、ずっと大富豪をしていました。みんな売店みたいなところで買った傘地蔵の傘みたいなのをかぶっていて、まったくもって異様な風景だったと思います。
 ちなみに私は当時、懺悔のおじさんに似ていると言われていました。わかりやすく言えば、ショーコーみたいなカンジ。ところで、この前の授業コメントにモリタコに似ていると書かれて、驚きました。でも、ナンシー関もあったので、まだまだだぜと、ホッと胸をなで下ろしたのですが。つーか、最近の学生のコメントはひねりがきいていないので、イマイチってカンジです。
 そう言えば、私が岡山に就職が決まったときには、研究会の後輩たちが箱根で追い出し合宿をしてくれたのですが、やはりその時もトランプをしまくった記憶があります。最近の若い人たちがこのトランプをするのかどうかわからないんですが、まあけっこう面白いし、今度合宿して、やってみようかなとも思っています。