「今夜もハッスル」打ち切り

 保守系週刊誌二つを読むのは、ほぼ日課である。今週は、そのまんま知事がフルボッコになっていたことなどが目を惹いたが、表沙汰のぴーちくパーチクよりも、裏事情の深読みがどうなっているか、その暗示くらいはないかというのが、一つの注目点であった。なかでも一番熟読したのは、その古賀誠選挙対策委員長番の女性記者がすげぇ古賀さんに気に入られていて、どんなときも彼女だけは談話をとれる。だから、他社も、なんかのときにはとりあえず、彼女をたてて・・・とか書いてあり、で、慶応大学卒、報道志望するも、バラエティに配属、で、さんまちゃんにふてぶてしさが気に入られ・・・って、どこかで聞いたような、つーか、これは間違いなくお台場明石城の「さんまの着せかえハニー」ヤンケと思って、名前をみたら違うんだが、よく見ると「仮名」になっていて、ぶっ飛びました。さんまちゃん起死回生の隠し球などとは書いていなかったが、さんまちゃんがニュース番組とか持つ場合、レギュラーは拒否しそうだけど、拒否するところをネタにするくらいのことはあるんじゃないだろうか。つーか、最近みていないが、ほんまでっかニュースとかにもう登場しているのだろうか。もう一つ注目した記事が、今夜もハッスルの打ち切り。

 放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の青少年委員会が、UHF局のサンテレビ(本社・神戸市)の番組「今夜もハッスル」についての質問書送付を通告したところ、サンテレビは27日の放送を最後に番組を打ち切ることを決めた。


 問題になったのは、AV女優による官能小説朗読や、アダルトゲーム紹介などで構成される深夜の“お色気番組”。昨年4月にスタートし、チバテレビテレビ神奈川なども含め計5局で放送されている。


 BPOによると、苦情件数が多かったため、23日の青少年委員会で議論。委員からは「ポルノまがい。局の見識を疑う」など厳しい意見が出た。そこで、番組趣旨などを問う質問書を送付することを決め、サンテレビに伝えたところ、同局はあっさり放送終了を決めた。BPOが「青少年に悪影響がある」などの見解を出した後に番組が終了したことはあったが、議論しただけでの打ち切りは異例。


 サンテレビは「苦情が増えていたことや、BPOで議論されたことを受け、改めて検討した結果、放送基準を逸脱していると判断した」としている。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=881009&media_id=20

 面白いと思ってみていた番組が打ちきりになることは、存外多い。というか、まあ打ち切り系の番組をついつい面白がる傾向はある。下衆ヤバ夫、禿げジル、タンバリンモンキー和太鼓駆使した催眠術師、などなど。例外なくピシャッと止めることが、こういう場合のお約束なんだろう。で、これはきっと叱られるぞと思っていた、インリン・オブ・ジョイトイ(Yinling of Joytoy, 垠凌)の「今夜もハッスル」だが、このたびめでたく打ち切りになった。厨房垂涎の番組名といい、止めるの覚悟でやっていたんだろうから、別にいーんだろうね。ゲームとか、朗読とか、そういうんじゃないだろ影絵とか、と思っていたら、さすがにネタ王の中瀬ゆかりブチョー(ブチョーにしたのもネタじゃないかとアテクシは思っておるのだが)擁する某週刊新潮誌は、念入りに紹介していて、こりゃあ5時に夢中!はまた見逃せませんね、状態だが、そこで採りあげられるほどのネタではないかもしれない。ただ、ありえないくらい細かく紹介しつつ、一応叱りを入れていた。叱ったのがネタなのか、それともチョーシこいて記事書いて、編集長とか、上の人がダメ出ししたのかとか、思いながら読むだけで、この雑誌の滋味は倍加したように思う。ネタの東スポと意地悪の新潮が合体したかのような、というか。
まあしかし、最近の問題ゲームは、177の頃と違って、すごいらしいからね。まあもちろん、177ですらまだノーテンキな余韻があった時代の日本の国会で問題になって、それを知らずに原稿に書いていて、編集者のチェックがあったなぁ、などと、遠い目。w