横浜名物シュウマイ饅頭

 卒業パーティに向かう道すがら、新宿駅でみたような人が来るなと思って、凝視したら柔道の金メダリストの塚田真希選手でした。もうちょっとプランピィなのかと思っていましたが、どちらかというと陸上の室伏選手に近いような鍛え上げられた鋼のイメージで思わず立ち止まってしまいました。さすが世界チャンプというのはすごいモンだと、感心しました。サインでもお願いしようかと思いましたが、失礼かと思い遠慮した次第です。
 お彼岸の中日で墓参りに行ったあとに、伊勢佐木モールで食事をする。どこにしようかと迷ったあげく、結局登良屋にする。天ぷらで有名なお店だが、煮魚や刺身も非常に美味しいものがある。きんきの煮付けと、カツオの刺身なども頼んだ。「生臭いのが苦手な方でも、うちのお刺身は残さず召し上がります」というお店の人のことばに自信のほどがうかがえる。とは言え、野毛、伊勢佐木町、中華街と行ったところのお店は、気どったお店ではなく、ブロークンな味わいがある。かといって、くすんだ佇まいの名店にありがちな敷居の高さもない。
 でもって、食後すこし伊勢ブラをしていたら、みのや本店でみつけたのが、横浜名物シュウマイ饅頭。どうかくのがホントなんだろうか?グーグルトップの下記ブログには写真も乗っているのだが、シウマイ饅頭になっている。箱にもそう書いてある。お店のHPには、シユマイ饅頭になっている。
 ブログからちょっと引用させていただきます。「どうですか、このリアルさっ・・・!! ここまで来たら間違えてお醤油につけて食べてしまいそうじゃないですか??でも正真正銘の和菓子で、肉まんみたいな皮に、クルミあんが包まれていて・・・もちろんクルミの食感も楽しめます。そしてシュウマイの重要な存在であるグリーンピース役には緑色の甘納豆みたいな物が乗っていて・・・完璧です」。

ブログ

http://www.megvoice.com/blog/archives/2008/07/post_108.html
 なんか最初は、沖縄のちんすこうのように、豚ラードみたいなのが入っていて、「なんと!シウマイエキス入り!」とかだったら、萎えまくりだったんですが、形状だけという潔さに感動しました。見かけの一種イロモノ的なワイルドさとは異なり、繊細な味わいであります。横浜だから、まあこれはありだと思いますね。
 岡山の宮雀という和菓子屋の「ゆらら」というお菓子が私は大好きでした。スフレ感があるスポンジの中にぷるぷるしたクリームが入っているんですね。なんかお店のHPには載っていません。季節ものだったからでしょうか。前は、毎日のように買いに行きましたし、日持ちがしないと言われつつ、帰省の土産にしたくらいです。で、美味しく食べつつ、横浜で、シュウマイ系のお菓子を創るなら、この変形もありじゃないかと思ったりもしていました。上の饅頭が、清風楼系だとすれば、こっちはふわふわした明揚系とでも言いましょうか。
http://www.miyasuzume.com/
 私は横浜みのやのお餅に蜜豆の豆がたくさん入っているやつ(あんことプレーンがあるが、プレーンのほう)が昔好きで、よく買って食べた。それは名物としては掲げられていない。なんか、HPも「改革に乗りだしている」「練り羊羹は有名です」と、すごい気合い入りまくりで、「しゅーまい」というのもいくぶん声が震えているのだろうか。正直、「有名です」はちょっと笑ったけど、たしかにここの店はけっこう有名です。少なくとも、岡山に本店があったのに、いつのまにか鎌倉に本店をつくっちゃったところとは異なる歴史と伝統があります。

お店のHP

http://www.yokohama-norenkai.jp/minoya/data2.htm
そういえば、あそこの鎌倉せんべいというのはすごい好きで、よく買ってきて食べていたんですが、横浜駅の某百貨店では別の店が同じようなせんべいをむかいにテナント出して売っていて、スワ!おせんべい戦争?というような気合いになってきています。両方食べていますが、まあどちらも美味しいです。ただ、卒業式の時に某ご父母からいただいた、京はやし家抹茶ミルクサンドという奴のほうが圧倒的に美味しかった感じがいたしますが、まあ好みの問題でしょう。抹茶ミルクサンドは鬼美味いですよ。一枚食べて研究室においたら、数分で完食という勢いでした。
http://item.rakuten.co.jp/kyo-hayashiya/yaki10/