DAIGO@チューボー

 5月31日は元ゼミ生の結婚式に出席。配布されたプロフィールに「どこに惹かれた」というところに、新郎が「猟奇的なこと」と書いてあった。これは、たぶん映画を意識してのことで、けっしてドラマではないと思う。w それはともかくテーブルスピーチが回ってきたので、卒論題目が「恐怖の社会学」だったと言ったら、ややウケ。さらにかぶせて、評価はSでしたと言おうか迷ったが、宴席にはちょっとまずいかと思いやめておいた。それはともかく映画と同様色彩美に綾取られ、じつにハートウォーミングなお式だったと思う。
 帰って一休みし、武蔵野のプールで泳いで、近くの銭湯で一風呂浴びた。北町にある風情のある建物で、まさに昭和の香りという感じ。混み合うというほどではないが、そこそこ客がいた。本町の歓楽街ど真ん中の風呂屋は鬼熱いのであるが、ここはそれほど熱くはない。まあでも、関西とかの風呂屋に比べれば熱いかも知れない。今風の、サウナがついたり、露天風呂がついたりというのではなく、昔ながらのつくりで、なつかしいものがある。まあただ、客通しが会話するというカンジではない。野毛にあった風呂屋は、なんだかんだ話すのが好きな人がいて、話に加わらなくても、聞いているだけで、神経症が癒される気がした。まあ場所も時代も違うわけだが。帰宅してテレビをつけると、チューボーに、DAIGOが出ていた。ボクイケメン、とかやっているから新機軸と思ったが、あいかわらずの展開。今のところパターンは一つだが、けっこう笑える。こいつフルネームではスターダストがつくらしいね。
 おぢいちゃんガチでギャグ好きたっすよ。ktkrな展開で、「あいむそーりーぼく総理ー」ネタ。巨匠「お坊ちゃんだったんだって」。スターダスト「いろんなひと来たッスヨ。橋本さんとか、小渕さんとか、小澤さんとか。まだガキだったんで、チラみする程度だったッスけど、あれ橋龍ぢゃね?みたいなかんじだったっすよ」。巨匠「30なんだって」。スターダスト「ジーミソ突入ッスヨ。ロックミュージックがちでやってたんすけど、芽が出なくて、今はおじいちゃんフルパワーっす。バンドは、ブレイカーズ。全部ぶっ壊すみたいな」。
 巨匠「おぢいちゃん何やった人か知ってる」。スターダスト「知ってるッスヨ。まじ?消費税っしょ」。こういう質問には実に的確に答える。アホキャラではないのであった。巨匠「福田さん・・・」。スターダスト「やばくないッスヨ。うちのおぢいちゃん相当支持率低かったすよ。福田10ぱーとかだけど、うちのおぢいちゃん8ぱーだったっすよ。だから、まだ福田さん大丈夫ッスヨ」。巨匠「恋愛は」。スターダスト「おぢいちゃんの孫で金があると思われるけど、ボク単体では金ないッスヨ。だからだめっすよ」。くどきの芝居をやり、さらにはパラパラもやる。ぐだぐだやっている巨匠と女子アナに「まじめてやってくださいよ」と逆ギレ。
 スターダスト「おばあちゃんこの番組好きッスヨ。チューボーコントとかやったりするから、ちゃんと考えておきなさいとかゆわれたっすよ。ロックミュージシャンでは、ラルクのはいどさんや、河村隆一さんとかに目をかけてもらってるっす。河村さん半端じゃなくリスペクトしてるっす」。巨匠「オレバンドやってたの知ってる」。スターダスト「知ってますよ。タイガース」。巨匠「がちょーん」って、仕込みぢゃねえの?面白すぎるじゃんか。電話のコーナーでも「ああおばあちゃん。いいからみできました」、ってできすぎぢゃね??でも笑える。とげとげしくないから、今風かも知れない。