BAKABANGUMI

 本日は風呂釜に入れ替えで早起きした。ポリバスの底が劣化していたのを私がバリッとやってしまってひび割れしたわけだが、まあそこそこ湯はたまるし、そこを足で押さえたり、座っちゃったりすれば使えるから、使い続けようかと思ったけど、冬になるとシビアだなと思ったわけだ。そのあと校正で文献表の点検。C.W.Millsみたいな書き方でイイと思ったのだが、やはりこだわってみたくなり、ChalesCharles Wright Millsみたいな書き方に直すことを決意。まあでも、共著者がいろいろやってくれていたので、直すところは比較的少なくて済んだ。本としてはわからないが、ミニマムの貢献の一つとして文献表をあげることはできるかなとは思う。本日はなんか食べ過ぎた。胃が重い。泳ぐのも3000メートルばかりで、頑張らないといけない。
 がばいばあちゃんの島田洋七がたけしのことを書いた本を出してしまった。これでまた一回、さんまのまんまとか、あと他のところとかで、たけしと洋七のトークがみれたライのになぁと思う。洋七はおおぼらふきで、がばいばあちゃんなんていなかった、みたいなネタは大笑いなわけだけど、立ち読みしたら、面白くて一気に読んじゃった。まあ読み直すつもりで、一応購入して、もう一冊話題の田中森一の本を買った。岡山大学の出身者で、赤貧から泥水すすって大学進学し、在学中に司法試験合格、で特捜検事から、闇世界の弁護人に、そして刑事被告人。すごい本です。一気に読めます。産経新聞に談話を寄せていた。弁護士はやめて、貧しい人のための奨学金をつくるらしい。腹の底から突き上げるものを感じます。
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反転―闇社会の守護神と呼ばれて

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

 成城大学でやっているポピュラー文化論という講義に2名交換留学生が聴講したいという。前期も1人いたが、数回でこなくなった。今回はどうなるんだろうか。内容的には、外国の人には難しいと思う。それはわれわれがリンドの『ミドルタウン』を読むのが難しいというのに似ている。M1の時涙ながらに読んだのを思い出す。でかい辞書を引かないとわからないことが多い。で、ウェブスターのサードニューインターナショナルとかゆう辞典を買ったくらいなのである。それ引いてもわからないことももちろん多い。ネットがあったら、だいぶ楽だったかもしれないのだが。
 で、講義なんですが、たとえばですね、日本の給食では、アメリカでは豚の餌だった脱脂粉乳というのを呑まされた時代がある、なんてことを、高度成長の説明に使ったりするわけだが、これは日本の学生はすぐわかる。日本事情の講義としては意味があると思うが、その説明をしすぎると日本の学生は爆睡する。まあでも、日本語ができるみたいなので、前期よりだいぶ楽なかんじだ。「コレ、日本の若者のマネね」とかゆって、机にうっぷしてみせたら、笑っていた。討論でもしてみせたら、面白いかもしれないな。前期は、一人だったが、今度は二人だからね。
 あと、小島よしおがウケていた。知ってるんだな。まあ、外国の人は日本のBAKABANGUMIはけっこう好きだからね。中国でものび太首相でオー盛りあがりらしいし、どこにでもゆるいのはいるってことだろう。DORAYAKINのドラッグでぶっ飛ぶアッシッド少年のび太まで引用されているのかは、ちょっとわからないけど。アベするということばが話題になっているわけだけど、若者がアベするというより、私たちアベ世代はもちろん、団塊世代などもけっこうアベしていますよ。というか、時代がとても目蘭子になっていますからね。病気の人はともかくとして、気味な人についてだけ言うならば、TMNのウッツが、セフィーロのコマーシャルみたいな歌歌って盛り上がるとか、あるいはまた三波春夫のおまんたばやしの替え歌チックなのを、高田純次かなんかが、無責任に歌ったら面白いとは思うけどね。