marsh-mallow秋のライブ

 古田敦也はヤクルトを辞めて、呑むさんのところに逝って、生涯一捕手二代目をやって、さらなる研鑽を積むのではないかと思っていたのだが、シュタッとやめるというのでビックリした。もう一回考え直して、楽天でやってくれないかな。野村監督も出ていったらいいんじゃないのかね。
 明日から4年生のゼミ合宿である。合宿を最後にしたのは6期生で、今度行くのが11期生だから5年ぶりということになる。別に拒否していたわけでなく、自分たちである程度計画をつめて、進行したときだけ、腰を上げることにしているだけのことだ。そうは言っても合宿は嫌いではないので、ちょっと楽しみなものがある。水曜日は、marsh-mallowおちあいさとこ 猪野陽子 高田みち子 丸尾めぐみ 上野洋子)のライブがあるわけだが、いろいろ忙しいので迷っていた。しかし、夕方4000メートル泳いだあと、やっぱり行きたくなって、お風呂に入って湯上がりで出かけた。風呂上がりにライブに行けるなんて最高である。自宅から徒歩1分だからね。w終わった後時間があったので、さらに2000メートル泳いだ。6000メートルというと多いようだが、別に早く泳いでいるわけではないので、慣れれば歩くのとさほどかわらない。で、ライブだが、

『マーシュ・マロウ 秋のクライマックスシリーズ

2007年9月19日(水)吉祥寺スターパインズカフェ
1.ゆらり風(落合さとこ)
2.草原(谷川俊太郎/丸尾めぐみ)
3.恋は自転車に乗って(高田みちこ/上野洋子
4.ああ忙し(上野洋子
5.自然現象シリーズ#06 サクラ(上野洋子
6.花びら(新居昭乃
7.自然現象シリーズ#03太陽が照っている(れいち+上野洋子上野洋子
8.Through the Air(Brian Peck/丸尾めぐみ)
9.丘をこえて(覚和歌子/丸尾めぐみ)
10.マンダリン・トレイン(高田みち子)
11.サンドウィッチ(落合さとこ/猪野陽子)
12.自然現象シリーズ#08鳥が啼いている(上野洋子
13.シュカール ディーヴェ カム アヴディエ(猪野陽子/上野洋子
14.キャベツ(覚和歌子/上野洋子
15.嫌な女(落合さと子)
16.☆☆☆☆☆(イツツボシ)(高田みち子/上野洋子
17.mutation(れいち/丸尾めぐみ)

 新曲披露というのが、ライブ前の売り文句であったが、3曲公開ということになった。あいかわらずシャイな心境トーク交えながら、うだうだライブは進行する。楽器がめまぐるしくかわるので、あっち行ったり、こっち行ったり、忙しい。1曲目なんかは、曲の途中で移動していた。楽器もワケわかんないのばっかりで、「今日は説明します」などと言って、質問なども受けつけて、解説していた。上野洋子が番長みたいにして、難しい曲をやらせているというのが、とりあえずの設定で、サクラの時などは、「なんでこんなのやらせるんだろうな」とかゆっているのね。
 いっこく堂の腹話術でべしゃりと口の動きが違うやつがあるけど、メロディラインと、拍子リズムがずれまくっていて、その「間」がはらりとくずおれそうでいて、実にスリリングにつなぎあわされていき、楽器の音や、キャラの立った声がめまぐるしく行き交いながら、表現されていくんだから、てぇへんだよなぁとか思った。聴くほうも慣れてくると、一人一人の声がよく聞こえてくるのか、今日は特によく一人一人の声がはっきり聞き取れた気がして、なんとなくムフ☆という感じですね。私は遊佐未森の「ROKA」とか、「地図を下さい」とかが、けっこう好きなので、ちょっと似ていて、しかし、リズムがもっとワイルドな#3は非常に好きな曲で、今回もプログラムにあってうれしいものがあった。
 だけどぶっ飛んだのは、特別企画のアガジュマン。「全開のアンケートで参加型の企画を」という声が多かったということで、☆☆☆☆☆において客も参加してやるというのよ。字ローちゃん(上々猪野)チーム、さとちゃんチーム、メグちゃんチームの三班にわけて、一緒にやるの。「練習もするからね」と言って、歌い始めちゃって、なんだよと思ったら、曲を引っ張りながら練習するわけ。さとちゃんチームは難しい、メグちゃんチームは、メロディなどは易しいが、リズムがすげぇ。ちょっとやってみて、一同エエエェェェ、というカンジだったときに、上野洋子ねえさんが「希望通り創ったんだから、しっかりやれや、ごるぁ!」と一括。で、一同必死に練習。けっこうみんな上手い、というか、やらないと思っていたような風貌なおっさんたちもやってるの。こいつらサクラか?つぅか、絶対一般ピープルじゃない、どう見ても業界人っぽいのがいる。だいたいミュージシャンの名前とか出てくると禿げしく反応しているんだからね。上手すぎるし。で、曲が終わって、「こんな上手くできるなら、もっと難しいのにすればよかった」。一同、エエエェェェ、と、まあ、参加型というか、上野洋子のスパルタを体験できる体験型ライブともいうべきものだったように思います。
 最初に出てきたときに、一同いつもにもまして不機嫌そうで、何かあったのだろうかなどと思ってしまったりもしたが、普通に進行していった。トークも少なめ。おちあいさとこが、ボコボコにいじられていたのとか、けっこう面白かったけど、まあお笑い番組じゃないからね。本日は、楽器の説明の他、メンバー紹介で、近頃のお仕事を紹介していたけど、みんなおお!と感心しまくっていた。アニソン、ゲーソンとか、CFには言及せずにすませていた。上々颱風はTBSの昼ドラの音楽やり、ソロではピアノ弾き語り、上野洋子は実験的な試行をくり返し、高田みち子はアルバム録音中、丸尾めぐみは前衛的な映画を撮っていて、おちあいさとこは・・・爆(´・ω・`)ショボーンというのは、たぶんネタで隠れてなんかやってるんでしょう。声質は個性的だし、太鼓はノリノリだし、サンドウィッチはなかなかよい曲だし。そのあとは、おなじみ高田みち子の営業トーク。中心は、自分のCD。特製マウスパッド付きで、絵柄の説明まであった。そして、おなじみファイル。ワシは4セットも買ったからね。すでに。「なんか他に創って欲しいものがある?」という質問に、一同「CD」。高田「それ創るためにこれ売ってんだよ」。だはははは。
 最後の最後で、今回は出ないと思っていた例のインディアンの歌唱法に似たやつ(と私が勝手に思っているだけだけかもしれないが、バフィー・セントメリーのスター・ウォーカーみたいなの)が出て大満足でした。最後の曲が終わって、「よいお年を!」と一同引っ込んだ。となりの人たち。「よいお年を、が出ちゃったということは、アンコールなし?」などと話していた。が、再登場してやってくれた。